ワールドトリガー99話のネタバレを掲載しています。99話では、遊真が日浦を落としたことで、村上と熊谷の一対一の戦いとなっていく。熊谷は普段使わないメテオラを駆使して村上と戦っていくが、村上には一歩及ばずに敗れていく。ワールドトリガー99話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー99話のネタバレ
気持ちの強さは関係ない
三上が「一人目のベイルアウトは那須隊日浦隊員」「玉狛第二空閑隊員の得点です」「スナイパーが落ちたことで状況は一変、西岸の均衡が崩れた」「アタッカー勝負は援護を失った熊谷隊員が大幅に不利か」「熊谷隊員としては空閑隊員が戻るのを待って、もう一度三つ巴にしたいところでしょうか」と言うと、太刀川が「どうかなー、空閑の動きが読めないからな」「腕一本なくした空閑じゃ、村上と一対一はキツいだろうから、くまと村上が戦ってる隙を狙うんだろなと思いがちだけど、村上より倒しやすいくまを狙ってそのまま逃げ切るパターンもある」と解説し、迅も「誰を倒しても1点ですからね」「倒しやすい相手を狙うのは基本です」と言う。三上が「2点取れれば仕事としては充分ということですか?」と聞くと、太刀川が「そうだな、というか今の空閑の状況ならむしろ村上とくまを放っといて、自分だけ東っ側に渡る可能性すらある」「日浦が落ちて東っ側の連中がにらみ合ってる今なら、壊れた橋を足場にすればグラスホッパーで割と安全に渡れる」と説明していく。

三上が「西岸ではこれ以上戦う必要はないと?」と聞くと、太刀川は「チームを優先するならそういうのもアリって話だ」と答え、三上は「村上・熊谷両隊員もそれを察知してか、橋の方角に戻りつつ競り合います」と実況していく。
熊谷が「さっきの空閑君は村上先輩狙いだったけど、次は援護がないあたしを狙うかもしれない」「どっちにしろ村上先輩と斬り合うなら、邪魔が入らない今のうちに」と考えるが、村上にバランスを崩さた隙に左手を斬られてしまう。

太刀川は「あ、やばいな」「くまの基本スタイルは弧月両手持ち+シールド」「片手持ちになったら村上の剣速には追いつけない」と解説していく。
熊谷は那須の「だからそっちも、二人で点を取って」という言葉を思い出し、メテオラで村上の追撃を阻止する。

三上が「この展開はどうでしょう?迅さん」と聞くと、迅は「熊谷隊員いいですね」「変化をつけるのは大事です」「村上隊員は学習能力が高いので、いつも通りの戦い方だと勝てませんからね」「それになにより、不利になっても崩れない気迫がいい」と答えていく。三上が「たしかに、先ほどの日浦隊員もそうでしたが、今日の那須隊の戦いには、いつもよりさらに気持ちがこもっているように感じます」「太刀川さんはどう見ますか?」と言うと、太刀川は「う〜ん、三上には悪いけど、気持ちの強さは関係ないでしょ」「勝負を決めるのは戦力・戦術、あとは運だ」と答えていく。

三上が「そうですか?」「気持ちが人を強くすることもあると思いますけど」と言うと、太刀川は「そりゃ多少はな」「けど、それだけで戦力差がひっくり返ったりはしない」「気合いでどうこうなるのは実力が相当近いときだけだ」「もし、気持ちの強さで勝ち負けが左右されるってんなら、俺が1位になれるはずがない」「でも、展開自体はちょっと面白いな」「メテオラで片腕の隙をうまくカバーしてる」「くまのやつ、思いのほか様になってるぞ」と説明していく。
村上VS熊谷
熊谷は「射撃トリガーなんて初めてまともに使うけど、玲の戦い方をイメージしたら、うまく体が動く気がする」とメテオラを駆使して戦っていく。

熊谷が「村上先輩の間合いを外して、レイガストが割れるまで叩き込んでやる」とメテオラをお見舞いしようとするが、村上がスラスターONにしシールドを飛ばしたことで逆に自分がメテオラを食らいベイルアウトとなってしまう。

村上がレイガストを拾おうとするが、メテオラが仕掛けていることに気づきレイガストを蹴り飛ばしていく。

太刀川は「最後まで粘っていい勝負だったな」「勘違いするなよ」「俺は気合の乗ったアツい勝負は大好物だ」「けど、気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」と言う。
勝負を終えた村上の前に遊真が現れる。

村上が「意外だな、待ってたのか」と言うと、遊真は「リーダーの許可が下りたんでね」「今回は、あんたと遊んで行く」と言い放つ。
