ワールドトリガー97話のネタバレを掲載しています。97話では、東側と西側に分かれての戦いになるが、東側はエースのいる那須のバイパーが無双していく。一方、西側は遊真・村上・熊谷が均衡していた。ワールドトリガー97話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー97話のネタバレ
三つ巴の戦い
橋が落とされたことで、村上が「すみません来馬先輩、先手を取られました」「こっち側の相手を叩きます」と伝えていく。別役が「鋼さんとは別行動すか?」「うひー、大規模侵攻思い出すなあ」と言うと、村上は「ちょっと待ってろ太一」「こっちが終われば泳いででもそっちに行く」と熊谷に斬りかかっていく。

三上が「No.4アタッカー村上隊員を熊谷隊員が迎え撃つ」「唯一の橋を失って部隊の合流は難しくなった」「那須隊にとってはおそらく避けたかった展開」と実況すると、迅は「合流したかったのは那須隊だけじゃないはずだから、どの隊も作戦の変更を余儀なくされるでしょう」「「作戦」が試合を決めた前回の玉狛第二・諏訪・荒船隊戦とは逆に、イレギュラーな展開でも崩れずに立て直すチームの地力が試されます」と解説していく。
村上は斬り合いの中でスラスターで熊谷を吹き飛ばしていく。

その背後から遊真が迫り、熊谷は「川に落とすつもり!?」「村上先輩を」と考えていた。

が、川に落とすことはできなかった。

日浦が「熊谷先輩、狙撃位置につきました」「どっちから狙いますか!?」と聞くと、熊谷は「どっちでも1点」「獲りやすい方からよ」と返していく。
那須のバイパー
那須が三雲を狙っていく。

三雲は「那須先輩のメイントリガーは「バイパー」」「記録映像で予習はしたけど、避けられない」「動きを読まれてる」と感じていた。

那須が「素直な逃げ方」「やっぱりまだ戦い慣れてないのね」と三雲を追うが、別役の狙撃によって足が止まる。

今が「太一、不用意に撃っちゃダメよ」と言うと、別役が「だいじょうぶっすよ、今先輩」「この雨ならむこうからも見えないっす、たぶん」と返すが、小夜子が弾道解析をし立体図を那須に送ったことで、那須のバイパーが飛んでくる。

別役が逃げた先にもバイパーが飛んでくるが、来馬がシールドで防いでいく。

三上が「東岸では那須隊長のバイパーが縦横無尽」「軽はずみな攻撃には手痛いお仕置きが待っている」と実況すると、太刀川は「玉狛がやられりゃ次は鈴鳴だから、あそこで太一が撃つのはナシじゃないけどなー、相手が悪い」「バイパーは弾を撃つ前にイメージで弾道を設定できるけど、ふつうは使いやすい弾道を何パターンか予め決めててそれを使う」「でも那須は違うんだな、毎回しっかり弾道を引いてる」「リアルタイムであれだけの弾道を引けるバイパー使いは、ウチの出水と那須だけだ」と解説していく。

三雲は「気をつけろ千佳」「那須先輩の弾は想像以上に追ってくるぞ」「確実に当てる自信がある時以外は撃つな」と伝えていく。
遊真と熊谷を相手にする村上は、「この二人を相手にするには、スナイパーが邪魔だな」と感じていた。
迅が「どっちも三つ巴で睨み合ってますからねー」「わりと数と力のバランスが取れてる」「逆に言えば、一人落ちれば一気に動きますよ」と解説すると、太刀川が「しかし、こりゃなんだかんだ那須隊が有利だな」「玉狛と鈴鳴のエースは西っ側でカチ合ってるし、長距離狙撃が機能しにくいこの天気なら東っ側はシューター・ガンナーの実力勝負になる」「玉狛と鈴鳴が共闘でもしない限りは、那須に勝てないだろ」と解説するが、迅は「さあ、どうかな?」と呟いていく。
三雲が「暴風雨の設定は見落としてた」「苦肉の策で橋を落として、試合前に立てた作戦は使えなくなった」「でも、こんな展開はこの先いくらでも起こること」「ここからが勝負だ」と考えながら、「指示を出す、二人とも聞いてくれ」「千佳は鈴鳴第一、特にスナイパーの位置をぼくに教えてくれ」「あとは敵からなるべく離れて見つからないことを優先しろ」「でも、必要だと思ったときは撃っていい」「おまえと宇佐美先輩の判断に任せる」「那須先輩の射程にはできるだけ入るな」「空閑はこっちのことは考えなくていい、自分の戦いだけに集中しろ」「今度は村上先輩に勝って来い」と伝え、遊真が「了解、オサムは?」と聞くと、三雲は「ぼくは、こっちサイドで点を取る」と答えていく。
試合を見てる小南が「あーもう、じりじりするわ」「これ、橋壊したのまずかったんじゃないの!?」と言うが、烏丸は「どっちにしろ那須隊が壊してましたよ」「那須隊大幅有利からやや有利まで抑えられたから悪くない判断でしょ」と返していく。

林藤が「お前はどう見る?ヒュース」と聞くと、ヒュースは「こんな原始的な戦いに、何を言うことがある?」「弱いやつが負ける、それだけの話だ」と答えていく。

