ワールドトリガー93話のネタバレを掲載しています。93話では、遊真とアタッカー4位の村上が10本勝負をしていくこととなる。序盤は遊真がリードしていたが、村上のサイドエフェクトによって逆転されていく！？ワールドトリガー93話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー93話のネタバレ
遊真VS村上
アタッカーランク第4位の村上鋼が遊真に挨拶していく。
米屋が「鋼さんも個人戦に来るのめずらしいすね」「もしかしてこいつの対策すか？」と聞くと、村上は「そうだよ」「荒船を斬り倒す新人アタッカー」「そして、荒船に弧月を抜かせたチーム戦術」「玉狛第二はかなり手強そうだからな」と言い、緑川に「対策付き合ってくれよ」と言うが、緑川は「やだね」「たった今ごっそりポイントもってかれたとこだもん」「今日はもうこれ以上減らせないね」と返していく。
米屋が「鋼さん、オレでよかったら相手しますよ〜」と言うが、村上は「ありがたいけど、おまえグラスホッパー使わないだろ」と返していく。
遊真が「じゃあ、おれと戦ろうよ」「直接対策したほうが早いでしょ」「こっちもそっちの戦い方知りたいし」と言うと、村上は「それは」と返し、荒船が「やめとけ空閑」「次の試合が不利になるぞ」と伝え、米屋も「うーん、口出すのも出さねーのもフェアじゃねー感じがするなー」「けどまあ、荒船さんの言うとおりだ」「勝負は試合までとっとけよ」と伝えていく。
それを聞いた遊真は「ふむ、こりゃ余計に戦いたくなってきたな」「よくわからんが今戦うとこっちが損するんだろ？」「よーすけ先輩もあらふねさんもウソついてないってのはわかる」「でも、だから逆にそれがなんでなのか知りたくなった」と言い、村上は「なるほど」「玉狛第二のデータは少ない」「対戦してもらえるならこっちとしては願ってもない話だ」「ただ、ふたつ頼みがある」「ひとつ、試合は10本勝負」「ふたつ、5本目が終わった時点で15分休憩をとる」「それでもいいか？」と言い、遊真も了承し個人ランク戦が始まっていく。
「強化睡眠記憶」
千佳とレイジがラーメンを食べに来ていた。
千佳が「レイジさんは、むかしからずっと身体鍛えてるんですか？」と聞くと、レイジは「まあ、そうだな」「「誰かを助ける時」「一番役に立つのは鍛え上げた自分の身体」、死んだ親父の受け売りだ」「「まず力強く的確に動く身体があって」「その上でいろんな知恵や道具が役に立つんだ」と」と答えていく。千佳が「レイジさんのお父さんってどういう」と聞くと、レイジは「レスキュー隊員だった、消防官の精鋭だ」「休みの日もトレーニングは欠かさない人だった」「俺もよく一緒に走ったよ」「親父は9年前に死んだ」「小さい子供を庇う格好で、胸に傷を負って死んでいた」と答えていく。千佳が「それはネイバーにですか？」と聞くと、レイジは「わからない」「当時はネイバーのことは知られてなかったし、助かった子供はまだ小さくて証言は曖昧だったからな」「だが今考えれば、ネイバーに攫われた子供を助けたんだろうと推測はできる」と答えていく。千佳が「立派なレスキュー隊員だったんですね」と言うと、レイジは「死んでしまえばそうとも言えない」「「生きて帰れないならレスキューとして失格」、それが親父の口癖だったし、俺もそう思う」「実際親父が生きてれば、その後のネイバーの第一次侵攻でもっとたくさんの人間を救えたはずだ」と伝えていく。千佳が「やっぱりすごいお父さんだったんじゃないですか」と言うと、レイジは「尊敬はしている」「でも、同じ死に方はできない」「俺が身体を鍛えるのは最後に生きて帰るため」「おまえを鍛えるのも生き残らせるためだ」「それを忘れるな」と伝えていく。
遊真と村上の戦いが半分終わり、4ー1で遊真がリードしていた。
15分の休憩に入ったところで、遊真は「一発一発は鋭いけど、こっちの動きを知らない分、あらふねさんよりは戦りやすいな」と感じていた。
三雲が「空閑はボーダーに入って2か月足らずだけど、トップクラスのアタッカーに通用してる」「これなら次の試合も、空閑を軸にして作戦を立てれば」と考えていると、米屋が「「こりゃいける」と思うじゃん？メガネボーイ」「鋼さんが怖いのはこっからだぜ」と伝えていく。
那須隊アタッカーの熊谷友子に迅がセクハラし、殴り飛ばされていく。
熊谷が「いい加減にしないとガチで訴えますよ」と言うと、迅は「ははは、まあまあ」「お詫びにいいこと教えるよ」「たぶん今個人戦のブースで熊谷ちゃんの次の相手二人が10本勝負してる」「でも急がないと、そろそろ終わっちゃってるかも」と伝えていく。
10本勝負を制したのは6ー4で村上だった。
村上は「人間の脳は、睡眠をとった時に記憶の定着や整理をしてる」「オレの脳みそは、その機能が人より少し極端らしい」「「強化睡眠記憶」」「それが、オレのサイドエフェクトだ」と伝えていく。
