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【ワールドトリガー】206話のネタバレ【遠征選抜第1試験(閉鎖環境試験)が開始】

ワールドトリガー206話のネタバレを掲載しています。206話では、A級チームによって今回分けられたチームの一次試験と二次試験の順位予想が行われていく。そして、遠征選抜第1試験(閉鎖環境試験)が始まっていく。ワールドトリガー206話の内容を知りたい方はご覧ください。

ワールドトリガー206話のネタバレ

順位予想

忍田が「説明会はこれで終了だ」「最後にふたつだけ注意点がある」「まずひとつめ、今回決まった臨時部隊のチームメイト同士は試験開始までコンタクトを禁ずる」「つまり、試験までの間事前にチームで作戦を練ったり、連絡を取り合ったりはできないということだ」「我々が厳密に監視するわけではないが、ルールの遵守を期待する」「そしてふたつめ、16日にある「隊長面接」は今回決まった臨時部隊の隊長が対象となる」「忘れずに参加するように」「以上、後ろの席の隊員から順に退出してくれ」と伝え、B級隊員たちが退席していく。

A級隊員に根付が「A級の諸君、ご苦労」「これよりA級部隊のオリエンテーションを行う」「各チームごとに指定された小会議室へ移動してくれ」と伝え、各チーム小部屋に移動し根付の話を聞いていく。

根付が「さて、早速だが本題に入ろう」「すでに通達している通り、A級の諸君には閉鎖環境試験の審査を担当してもらう」「自分たちが遠征に参加すると仮定した上で一緒に遠征するクルーとして相応しいかどうか、能力と人格の両面で評価・採点してもらいたい」「その審査結果を上層部がチェックし、最終的な合否を決める材料にさせてもらう」と伝えていくと、片桐隊の一条が「なんだ、最後は結局上層部は決めるのか」と言い、隊長の片桐隆明が「まあ実際のところは、俺たちが臨時部隊を審査して上層部を俺たちの審査を審査するってことだろうな」と言う。

根付が「では、試験に先駆けてきみたちA級部隊には今からここで、先程決まった臨時部隊11チームの今回の試験の成績順を予想してもらう」「きみたちが現時点でボーダーの戦力をどのように認識しているかという事前調査だ」「閉鎖環境試験、長時間戦闘試験、それぞれの予想順位をその端末から入力してほしい」「制限時間は45分、その間の会話は録音させてもらうので、順位付けの理由や注目点、懸念点などを話し合ってくれたまえ」「では、始め」とA級部隊に伝えていく。

冬島隊オペレーターの真木理佐が「試験の詳しい内容もわからないのに予想も糞もないね」と言うと、冬島が「遠征艇の中の環境を想定してるって本部長が言ってたから第1試験は頭脳労働系ってことだろうな」と言う。

当真が「その辺も含めて予想しろって話じゃねーの?真木ちゃん」と言うと、真木は「それはわかってる、大丈夫」「こういう雑な試され方にちょっとムカついただけ」「じゃ、第1試験から考えていこうか」と返し、冬島は「真木ちゃんこえー」と感じていた。

片桐が「とりあえず閉鎖環境に不安要素があるチームを探していこう」と言うと、結衣が「あーつまり、辻くんは女子相手だと緊張するから、王子2番隊は大変かもみたいなことね」と言う。

風間隊のオペレーターの三上が「歌川くんのチームに入った小夜子ちゃんは男の人が苦手だから閉鎖環境はしんどいかもしれませんね」と言うと、風間は「なるほど」「まあ、他のチームにくらべればマシなメンツだとは思うがな」「漆間が他の隊員と絡んでた記憶があまりないから、そのあたりも不安材料にはなるか」と言う。

嵐山が「そう考えると意外と歌川1番隊は難しいチームになりそうだな」と言うと、時枝が「かもしれないですね、遊真は「外国育ち」だし」と言うが、佐鳥が「でも歌川はたぶんめっちゃ隊長に向いてますよ?」と伝えていく。

小南が「遊真はまだ大丈夫なのよ」「わかんないことがあったら素直に人に訊けるし人懐っこいし、問題なのはヒュースでしょ」「あいつ困ってても「教えて」って言えないから、誰かが助けてくれるの待ってる甘えんボーイだから」と言い、烏丸が「というか1週間泊まり込みなのにヒュースのツノはどうするんです?」と聞くと、レイジが「ツノ無しトリオン体でごまかすしかないだろうな」「後で上層部に確認しておくか」と答えていく。

加古隊隊長の加古が「閉鎖環境だと菊地原くんのストレスがすごそうね」と言うと、黒江が「南沢先輩がうるさ、にぎやかだから、菊地原先輩のサイドエフェクトとは合わないかもです」と言う。

オペレーターの小早川が「外岡くんと染井さんは穏やかな人だからフォローしてもらえるといいんですけどね」と言うと、加古が「ゾエくんがそのあたりをどう捌くかよね」「ゾエくんは慕われる正確だとは思うけど、隊長としては優しすぎるような気もするから」と言うと、加古隊トラッパーの喜多川真衣が「ぞえさんはすごくまるい」と言う。

当真が「サイドエフェクトで言やぁ、カゲもきつそうだよな〜」「つーかカゲは、犬飼嫌ってたはずだし」と言うと、冬島が「へー、そうなの?なんで?」と聞き、当真が「たしか刺さってくる感情と外面が一致しねーのがうぜえとかなんとか」と答え、冬島は「犬飼は悪くない気がするけどな、それは」と言う。当真が「3番隊にはおまけに太一っつー爆弾もいるからな」「何が起こるかわかんねーな、こりゃ」と言うと、真木は「柿崎さんとののさんに同情するよ」「まあ、あの二人なら大丈夫って気もするけど」と言う。

片桐隊アタッカーの一条が「んじゃ、今度は逆に閉鎖環境で有利そうなチームを見ていくか」と言うと、スナイパーの桃園が「っつうと、頭いいやつが集まってるチームか?」と言い、スポッターの「性格いい人が多いチームも有利だよね」と言い、片桐は「その線で言えば、古寺6番隊、水上9番隊、村上10番隊あたりが強そうだな」と言う。

佐鳥が「頭の良さなら9番隊が最強でしょ」「全員が超秀才っすよ」と言うと、嵐山は「賢さならうちの木虎も負けてないけどな」と言い、綾辻が「古寺くんも学年トップとからだから、6番隊はかなり強いですよね」と言う。

レイジが「人格の面で言うと、10番隊はかなり安定してるな」「協調性が高いやつしかいない」と言うと、烏丸が「氷見先輩ってそんな落ち着いた人でしたっけ?」と言い、小南が「あの二宮隊のオペなんだから人間できてるに決まってるでしょ」と言う。

太刀川が「つーか、二宮んとこ地味にマズくないか?」「あの仏頂面じゃ中学生組が懐かないだろ」と言うが、出水は「そりゃ、いきなり仲良くお喋りしろって言われたらあれですけど、試験なら何かやることあるだろうし大丈夫でしょ」「加賀美先輩と東さんもいるわけだし」と言う。

オペレーターの国近が「東さんが仕切ってくれそうだよねえ」と言うと、太刀川は「いやー、東さんは今回あんまり出張ってこないと思うけどな」と言う。

三輪隊オペレーターの月見が「今回東さんは隊長役じゃないから、「隊長がやるべきこと」は二宮さんに任せると思うのよね」「上層部も二宮さんの統率力を見たくて臨時隊長にしたんだと思うし」と言うと、米屋が「それってつまり、二宮さんが絵馬とかとモメても東さんは助けてくれねーってこと?」と聞く。月見が「二宮さんが東さんに「お願い」しない限りは、ね」と答え、三輪は「二宮さんはこの場合、東さんに「お願い」はしないだろうな」と言う。

草壁隊の里見が「組み合わせで言うと5番隊も良さそうだよなー」「来馬さんと弓場さんで飴とムチ的な」と言うと、オールラウンダーの佐伯が「たしかに弓場さんが居りゃあ、他のチームよか引き締まるかもな」と言う。

緑川が「おサノ先輩は自分の事「まあまあアホ」って言ってたけど?」と言うが、オペレーターの草壁早紀が「オペの腕は確かなんだから問題ないでしょ」「5番隊はむしろ、戦闘面に不安があると思うけど」と返していく。

里見が「えっ、どの辺に?」と聞くと、草壁は「スナイパーは別として、足の速さにバラつきが大きいでしょ」「このメンバーで陣形と火力を両立するのは急造部隊だと難しいと思うわ」と答えていく。

佐伯が「来馬さんの機動力に合わせてじっくり攻めりゃいいだけじゃねーの?」と言うが、草壁は「そのやり方じゃ弓場さんや小荒井先輩の強みが死ぬってことよ」と言うと、緑川は「まあ、鈴鳴の時の村上先輩と弓場さんとじゃ、スタイルもぜんぜん違うしねぇ」と言う。

草壁が「同じ理由で北添4番隊と諏訪7番隊も戦闘試験は不利ね」「他のチームはそこまで機動力のバラつきはないし、王子先輩、柿崎さん、古寺先輩あたりはたぶん意識的にチームの機動力を揃えてると思うわ、戦略の差が出てるわね」と説明すると、緑川は「これたぶん、早紀ちゃん三雲先輩のワイヤーが決まった試合まだ見てないな」と考えていた。

一条が「長時間戦闘試験なら、トップは東さんがいる二宮8番隊だろ」「他はよくわかんねーけど」と言うと、桃園が「オレらがいない間にB級の順位けっこう変わってるもんなー」と玉狛第二のルーキー部隊が影浦隊を抑えて2位になっていることに驚いていく。結衣が「言っとくけど、玉狛のフロント二人はたぶんあんたたちより強いよ」「最終戦で二宮隊にも勝ってるし」と言うと、片桐は「これはなんとか時間作って、B級のログも見ておく必要があるな」と言う。

風間が「戦闘になれば歌川のチームは相当強い」「漆間も「いつもの動き」をすればいいだけだからな」と言うと、三上は「それだと自然と連携の形になりそうですね」「菊地原くんのところはどうですか?」と返していく。

真木が「菊地原がいる北添4番隊は、長期戦なら大きい有利を作れるな」「戦闘試験が「最大36時間」ってことは、夜の場面があり得る」「「暗視」効果は使ってる間少しずつトリオンを食うから、みんななるべくなら使いたくないはず」と言うと、冬島が「あーなるほど、そこでゾエのメテオラで灯りを壊せば」と言い、当真が「暗いとこなら菊地原の耳の有利がでかくなるワケか」と言う。

奈良坂が「章平のチームはトリオンがあまり高くないメンツが揃ってるな」「下手したら総合的には全チームで一番低いかもしれない」と言うと、米屋が「っつっても、A級が二人いるし強えーだろ」と返していく。

月見が「足が早い子を選んでるから、トリオンより機動力を取ったんじゃない?」と言うと、三輪が「古寺ならトリオンが少ないなら少ないなりの作戦を立てるだろう」と言う。

出水が「長時間バトルはさすがに二宮さんとこが最有力として、他に強そうなとこあります?」「単品の駒の強さで言えば、ヒュースが若村隊にいますけど」と聞くと、太刀川は「んー、全体的にいい駒揃ってると思うけど、若村の指揮が未知数すぎるなー」「逆にヒュースみたいな大駒がいなくても諏訪さんのとこはハマればなんか起きそうだよな」と言う。

唯我が「まあ、三雲くんはボクには及ばないまでも確かな成長を続けてますからね」と言うが、出水は「いや、おまえもう追い抜かれただろ」とツッコんでいく。





閉鎖環境試験開始

A級チームたちの順位予想が終了となる。

根付が「やはりというかなんというか、長時間戦闘試験は二宮8番隊が断トツの一番人気ですねぇ」「二番手は歌川1番隊」「それ以外のチームは評価が割れている」と言い、鬼怒田が「閉鎖環境試験のほうは古寺隊、村上隊、水上隊、来馬隊あたりが上位だな」「目立って低いのは若村11番隊か」「ヒュースがネイバーだと知っている連中は、軒並み若村隊を最下位に近い位置に置いたようだな」と言う。

根付が「唐沢さんはどこか気になるチームはありましたか?」と聞くと、唐沢は「私は戦闘の事はわからないので、閉鎖環境試験に限っての話ですが、諏訪7番隊ですね」と答えていく。根付が「それは三雲くんがいるからですか?」と聞くと、唐沢は「そういうわけではないんですが、諏訪7番隊には全チームで唯一隊長経験者が3人いるんですよ」「「命令を出す側の気持ちがわかる」というのはけっこう大きいと思うのでね」と答えていく。

そして、間に3日の準備期間と隊長面接を挟み、3月17日遠征選抜第1試験(閉鎖環境試験)が始まっていく。

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