ワールドトリガー203話のネタバレを掲載しています。203話では、遠征選抜試験説明会が始まっていく。そこで、集められた隊員たちは普段のチームではなく、シャッフルされたチームで試験に挑むことが告げられる。ワールドトリガー203話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー203話のネタバレ
参加者アンケート
遊真が自転車に乗れるようになっていた。

三雲が「最初のころにくらべると上達したなあ」と言うと、ヒュースが「よくわからないな」「「移動」のためにわざわざこんなバランスの悪い乗り物に乗る必要があるのか?」「車輪が前後に二つだけでは転んで当然だ、オレから見れば曲芸に近い」と返していく。遊真が「こっちの世界は地面がかなり平らだから、自転車乗れると便利なんだよ、トリオン食わないし」「チカもこなみ先輩もふつうに乗れてるぞ」と言うと、ヒュースはムッとして自転車に挑戦するが盛大に転んでいく。

そこに宇佐美が「選抜試験の日程がでたよ〜」と伝えていく。

ヒュースが「読めん」、遊真が「漢字が多いな」と言うと、宇佐美が「OK、順番に読んでいくね」「えーとまず、選抜試験の日程ね」「木曜日に試験の説明会があって日曜日に隊長面接」「次の月曜から1週間の「第1試験」」「で、そのすぐあとに2日間の「第2試験」」「んで、説明会に行く前に参加者アンケートがあるみたい」「質問は3つね」「①あなたは遠征への参加を希望するか、「希望する」「チームでなら希望する」「希望しない」」「②自分の隊以外で一緒に遠征に行きたい人は誰か、5人まで」「③逆に一緒に行きたくない人は誰か、2人まで」と説明していく。

三雲がリストを確認すると嵐山の名前がないことに気づき、宇佐美は「佐鳥くんや充くんもいないね、三門市での仕事があるからかな?」「ん?でも、木虎ちゃんはいるね、なんでだろ?」と言い、三雲は「じゃあ、一人目は木虎だな」と木虎を選んでいく。遊真は「んじゃおれは、しゅん、カゲ先輩、ゾエさん、むらかみ先輩、トーマ先輩の5人だ、理由は全部「仲いいから」で」と宇佐美に伝えていく。ヒュースは「東、村上、犬飼、生駒隊のシューター」と伝えると、宇佐美は「水上先輩だね」と言う。遊真が「いこまさんよりみずかみ先輩なんだ?」と聞くと、ヒュースは「チームで相手をした時の「厄介さ」で選んでいる」と答えていく。ヒュースが「あとは敢えて挙げるなら、東隊と鈴鳴のオペレーターだな」と伝えると、宇佐美は「摩子さんと今先輩ね、ふむふむ」「人数オーバーだけど一応理由の欄に書いておこう」と返していく。
遊真が「あとは一緒に行きたくない人か、他の人のことよく知らんからなー」と言うと、宇佐美は「なんとなく「ニガテな人」でいいんじゃない?」と返していく。ヒュースが「苦手なヤツ、迅の名前はないのか?」と聞くと、宇佐美は「玉狛第一もいないねえ」と答えていく。千佳が「一緒に行きたい人、レイジさんと出穂ちゃんはいないし、那須隊の先輩たちは遠征には行かないって言ってた」と考えていると、宇佐美は「思いつかないなら無理に書かなくてもいいんじゃない?5人「まで」って書いてあるし」と伝えていく。
三雲が「あと一人誰にしよう」「唯我先輩の名前もないし、風間さんかそれとも」と考えていくが、最後の一人に二宮を選択していく。
遠征選抜試験説明会
3月13日、遠征選抜試験説明会が始まる。三雲が「この人数は!?」と言うと、遊真は「見た感じ、B級中位以上の人が集まってるっぽいな」「キトラとかA級の人も何人かいるけど」と返していく。

三雲が「A級と玉狛第二と二宮隊、参加するのはそれだけかと思ってた」と考えていると、ヒュースが「以前に城戸はB級からも何人か遠征メンバーを選ぶと言っていた」「それらの選抜もまとめて行うつもりなのかもな」と伝えていく。
忍田が「全員揃ったようだ、少し早いが始めよう、着席してくれ」と伝えていき、城戸が「ボーダー本部司令の城戸正宗だ」「今回の試験について説明する」「君たちの中には自分は遠征選抜を希望していないのになぜこの場に招集されたのか?と考えている者もいると思う」「まずはその理由を説明しよう」「今回の選抜試験で遠征部隊が決まり、ネイバーフッドへ進発すると本部基地の人員が大幅に減るため、ランク戦や昇格戦が今までのようには行えなくなる」「なので、そのかわりにこの機会を使って今後のボーダーの主力となるB級中位以上の隊員の適性と能力を測っておきたいというのが主な理由だ」「また、次回の遠征は乗組員を従来より大幅に増員する予定のため、遠征選抜への参加資格を得ていないチームからも個人で幾人か遠征隊員を選ぶ可能性がある」「最終的に遠征に参加するかどうかは本人の意思と都合次第になるが、仮にそこで遠征部隊への参加を断ったとしても「選抜に通った」という実績と評価は消えることはない」「因って、遠征への参加を希望していない隊員についても今回の試験が今後の評価の一つの大きな基準となると思ってもらいたい」と説明していく。
忍田が「では、試験の内容を説明しよう」「第1試験は1週間の閉鎖環境試験」「これは、長期遠征時の遠征艇内での環境を想定している」「遠征艇内の設備の操作を覚えてもらいつつ、長期遠征への適正も審査することになる」と伝えていく。

忍田が「そして、第2試験は最長36時間の長時間戦闘試験」「これは、遠征先での戦闘を想定したものだ」「内容の詳しい条件は第2試験直前に通達する」「先ほど説明があったように、今回の試験の結果は今後の評価のベースになる」「試験の開始はわずか4日後だが、余程の事情がない限りは参加してもらいたい」「そして、最後に今回の選抜試験はチームの隊員を「入れ替え」、つまり「シャッフル」して行う」「今からこちらが指定した隊員をリーダーとして隊長1人、オペレーター1人、隊員3人の5人編成を11チーム作ってもらう」「それでは、11人の「臨時隊長」を発表する」と伝えていく。

