ワールドトリガー2話のネタバレを掲載しています。2話では、三雲がネイバーと判明した遊真と共に行動していくことになる。そして、正真正銘ネイバーの遊真との出会いが、三雲の人生を大きく変えていくことになる。ワールドトリガー2話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー2話のネタバレ
つまんないウソつくね
遊真が破壊したネイバーの跡地にボーダー隊員が駆けつける。

隊員が「すっげー、バッラバラじゃん」「こりゃA級の誰かだろー」と言うが、「おかしいわね、先着した部隊はいないわ」「他の部隊はそこには来てない」「私たちが一番乗りのはずよ?」と伝えられ、隊員は「どういうことだ?」「じゃあ一体、誰がこれを?」と疑問に感じていく。

三雲が「おい、待て空閑」「おまえがネイバーってどういうことだ!?」「ネイバーってのはさっきの」と言うが、遊真は「?」「ちがうちがう」「さっきのでかいのは「トリオン兵」」「ネイバーが作った兵隊人形」「ゲートのむこうに住んでる「ネイバー」は、おれと同じような「人間」だよ」「あ、でもおれはさっきのとはカンケーないよ」「むこうの世界にもいろんなやつがいんの」と伝えていく。
遊真が「ホントに知らない?ボーダーなのに?」と聞くと、三雲が「そんな話聞いたことないぞ、でたらめ言うな」と返し、遊真は「うーむ、こりゃ親父に聞いてたのとだいぶちがうぞ」「よし、わかったオサム」「いま言ったこと全部ナシね」「おれはネイバーじゃないよ、すごくニホンジンだよ」と伝えていく。

遊真が「ネイバーだと言えばデタラメだと言われ、日本人だと言えばアヤシイと言われる」と悩んでいると、三雲が「だから、どっちが本当なんだ!?」と言い「あやしすぎる」「こいつ一体何者だ!?」「さっきはぼくを助けてくれた」「悪いやつとは思いたくないけど」「少なくともこいつは「トリガー」を、ネイバーの武器を持ってる」「ボーダーの一員として目を離すわけにはいかない」と考えていく。
三雲が「おい空閑、もっと詳しく話を」と言うと、遊真は「む、ちょっと待て」「腹がへった、とりあえずなんか食おうぜ」と返していく。

三雲が「なんか食うっておまえ、日本の金は持ってるのか?」と聞くと、遊真は「持ってるよ、まだ使ったことないけど」「えーと、ほれ」と100万円を平気で出していく。

遊真が100万円を出したことで周りがざわつき、三雲は「バカ、早くしまえ」「行くぞ」と遊真を連れ出し、「こいつ、「日本は初めて」って聞いてはいたけど、そこまでなんにも知らないのか!?」「別の意味であぶなっかしいぞ」と考えていく。三雲が「いいか、空閑」「人前では金を出すな、無用のトラブルを招く」「さっきもざわざわしてただろ」と注意していくと、ヤンキーたちがぶつかってきて「うお〜、痛ってえ〜」「やっべ、折れたわ足、これ」「100%折れてる気配するわ」と絡んでくる。

ヤンキーが「なんてことしてくれてんだよ、チビ」「金払えよ、慰謝料」「5万、10万?」「10万だな、こりゃ」と言うと、三雲が「こいつら、さっきの札束見てたのか?」と考えながら「相手にするな、あのくらいでケガするわけない」と遊真に言うが、「だまってろメガネ」とヤンキーに殴られてしまう。

ヤンキーが「オレらが折れてるっつったら折れてんだよ」「いいからさっさと金出せ、ボケ」と言うと、遊真は「なるほど、わかった」とヤンキーの足を思い切り蹴っていく。

遊真が「うむ、今度はちゃんと折れてる」「はい、イシャ料10枚」「これでおたがい納得だ」「な?」と10万円を渡すと、ヤンキーたちはビビって逃げていく。

遊真が「すべてがまるくおさまった」と言うと、三雲が「どこがだ、やりすぎだろ」と言うが、遊真は「やりすぎ?」「そんなはずないだろ、全部むこうの言うとおりにしたんだから」「納得しなきゃおかしいじゃんか」と返していく。三雲が「こいつ」「やっぱりどこか少し、こっちの人間とはちがうぞ」「悪気があるようには見えないけど、そこが逆にキケンな感じだ」と考えながら、食べ物を買いに行こうとする遊真を止めて「ぼくに任せろ」「おまえは日本に慣れてなさすぎる」「ここでおとなしくしてろ、目立つなよ」と遊真の代わりに食べる物を買いに向かっていく。
遊真が一人になったのを見計らい、別のヤンキー集団が「よぉ、少年」「オレら金に困ってんだよ」「その金オレたちにくれる?」と絡んでくる。

遊真が「なんで?」「これ紙のやつだぞ?」「意外と日本はビンボーばっかなのか?」と聞くと、相手は「ジツは親がビョーキで死にかけてんだよ」「助けるためにちょっとでもカネが欲しいわけ」と伝えていく。遊真が「そういう話ならこれくらいあげてもいいけど」「でも、もしウソだったらぶっとばすよ?」と伝えると、相手が「ホントホント、ウソじゃねえって」「信じてくれよ」と返すが、遊真は「だから、ぶっとばすって言ったじゃん」「あんたら、つまんないウソつくね」と殴り飛ばしていく。

三雲が戻るとヤンキー3人を遊真がボコボコにしていた。
本物のネイバーだ
三雲が「学校の時から思ってたが、おまえの行動は暴力的すぎる」「なんでも暴力で解決しようとするのをやめろ」と伝えていく。

遊真が「ふむ?どういうこと?」「例の「やられてもやり返すな」ってやつか?」と返すと、三雲は「ちがう、もっとマシな解決法があるだろって話だ」「暴力に暴力でやり返していたら相手と同レベルだろ」「そもそも暴力は法律で禁止されてる」と伝えていく。遊真が「うーん、日本の法律はよくわからんけど、相手が法律を守るとは限んないじゃん」「そういう場合はどうすりゃいいの?」「「法律ってのは世界を回すためにある」「おまえを守るためじゃない」、親父がむかしそう言ってた」「いざって時に自分を守れるのは自分の力だろ」「あとはまあ、逃げ足とか数の力とか」と返すと、三雲は「なんなんだ、こいつは」「言ってることは小学生みたいな理屈なのに、言葉に妙な「本気度」を感じる」と感じていた。
遊真が「うーむ、しかし、日本だとそれじゃまずいのか?」「さっきもやたらざわざわされたし」「ふむ、だったら、オサムがおれに日本のこと教えてくれよ」「日本のことがもっとわかれば、おれはもっとうまくやれるかもしれない、だろ?」と言うと、三雲は「こいつはめちゃくちゃなやつだけどバカじゃない」「話はちゃんと通じるし、こっちの世界に合わせようっていう意思がある」「だれかがちゃんとこっちのことを教えれば」と考えながら「わかった、日本のことはぼくが教える」「そのかわり忠告はちゃんと聞けよ」と伝えていく。
遊真が「おっ、やったね、よろしくな」「いやー、よかった、これで一安心だな」と言いながら信号を無視して歩いていると、車に激突されてしまう。

遊真が「あー、しまった、またやった」「赤は「止まれ」だった」と言いながら平気で起き上がっていく。

運転手が「救急車、救急車、大丈夫ですか!?」と駆け寄るが、遊真は「ハイ、だいじょうぶです」「クルマ壊してもうしわけない」「こんなものしかありませんが」とお金を渡していく。
三雲は「悪いやつじゃない、悪いやつじゃないと思うけど」「こいつは、本物だ」「本物のネイバーだ」と感じていた。

