ワールドトリガー184話のネタバレを掲載しています。184話では、最終戦であるB級ランク戦ラウンド8に参加チームがそれぞれ作戦を立てていく。そして、転送時間となり全チーム転送されていく。ワールドトリガー184話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー184話のネタバレ
試合前解説
海老名隊オペレーターの武富が挨拶していく。

武富が「今回、解説席にはこの方々」「玉狛第一のエースアタッカー小南先輩と、昼の部の激戦を終えた王子隊から王子隊長と蔵内隊員にお越し頂きました」と解説者を紹介していく。

武富が「さて、本日昼の部の試合結果をおさらいすると、東隊が4点、影浦隊が3点、王子隊も3点という結果になりましたが王子隊のお二人はこの試合いかがでしたか?」と聞くと、蔵内が「東さんが得意とする展示場ステージということで、狙撃を警戒して戦いを進めたんですが」と言い、王子が「おっくんとコアラがまさかの弾トリガー装備で完全に不意を突かれたね」「最後に東隊に迫ったカゲくんも、おっくんの弾に意識割かれたところを東さんに落とされたし」「むしろ4ー3ー3の僅差で終わらせたのを褒めてもらいたいくらいだね」と話していく。

武富が「そして、最終ラウンドの大きなポイントとして、影浦隊と玉狛第二の熾烈な2位争いがあるわけですが、影浦隊が3点獲得ということで、玉狛第二が2位になるには4点が必要ということになりました」「これについて小南先輩はどう思われますか?」と聞くと、小南は「4点なら楽勝ね」「東さんとオージナイスだわ」「あたしがホメてあげる」と返していく。武富が「ということは、玉狛第二が2位以上をとる可能性は高いと!?」と言うと、小南は「今回は四つ巴で人数も多いし、うちの子たちなら4点くらいは獲るでしょ」「この前のB級上位四つ巴も6点獲って勝ったわけだし」と答えるが、王子は「うーんまあ、前回の試合を見ると確かにそうなんだけど」「玉狛が6点獲ったのは「生存点込み」の話で、敵を倒した獲った点は「4点」っていうことと、今回はヒューストンの実力が知れ渡った状態だから、前ほど楽には点が獲れなそうって考えると、意外とけっこうギリギリなんじゃないかってぼくは思うね」と言う。小南が「じゃあ、今回も生存点獲ればいいじゃない」と言うが、王子は「獲れるかな?」「二宮さんって今シーズン、東さんの次に生存率高い人だよ?」と返していく。武富が「たしかに」「二宮隊長がダウンしたのは、ラウンド2で生駒隊長の壁越し旋空を受けた時とラウンド6で影浦隊長の奇襲と相討ちになった時の2回だけです」「その二宮隊長を退場させなければ生存点は手に入らない」と説明していくと、小南は「ふーん」「だから修はやたら二宮さんの対策してたわけね」と返していく。
武富が「今、弓場隊がMAPを決定しました」「選んだMAPは「市街地B」」と言うと、蔵内は「弓場隊は選択権があるときは必ずこのMAPなので予想通りですね」と説明していく。
武富が「弓場隊と言えば、王子隊長と蔵内隊員は「弓場隊の初期メンバー」というつながりがあるわけですが、お二人から見て最終戦に臨む弓場隊の印象はいかがですか?」と聞くと、蔵内は「やはり神田が抜けたのが辛そうですね」と言い、王子は「カンダタはかゆいところに手がとどく男だったからね」「ここで弓場隊が上位から落ちたらカンダタは責任感じちゃいそうだから、弓場さんはなんとしても上位に残りたいだろうね」と答えていく。

武富が「なるほど」「弓場隊が上位残留できるかどうかも、この試合の注目ポイントになるわけですね」「さあ、運命の試合開始まであとわずか」と実況していく。
全チーム転送開始
玉狛第二作戦室で最後の確認を行っていく。

三雲が「序盤は千佳がいる場所に全員で向かう」「今回もまずはこれが最優先」「千佳とヒュースが合流できたら、訓練通りに火力戦を展開」「ぼくは保険を兼ねてワイヤー陣を張っていく」「今回は前の試合と違って千佳の「普通の弾」があるから隠れ合いになってもメテオラやハウンドで相手を動かせる」「守りを固めてワイヤー陣で待ち構えるのが理想だ」と説明すると、遊真が「かとり隊・かきざき隊に使った戦術のパワーアップ版だな」と返していく。

三雲が「その次は各チームのエースの位置を把握するのが重要だ」「千佳とヒュースが二人揃えばどんな相手でも撃ち負けないとは思うけど、生駒さんの「長い旋空」はヒュースのシールドごともっていかれる威力がある」「宇佐美先輩の指示を聞いて、旋空の射程に千佳を入れないようにしてくれ」「それと二宮さんは近くに犬飼先輩か辻先輩がいる時は合成弾を使うことがあるから、ギムレットで防御を崩されないように注意だ」「建物で射線を切って近づいてくる敵は、千佳のメテオラか空閑のワイヤー機動で倒す」「もし、千佳とヒュースの合流が難しそうなら空閑とヒュースを軸に予備の作戦に移行する」「別のところで点が獲れそうなら、無理に火力戦に拘らなくても大丈夫だ」「「隠し玉」のバイパーも使い所はヒュースに任せる」「よし、あと4点だ」「最終戦獲りに行こう」と伝えていく。
弓場隊作戦室にて。

弓場が「一番どうようもねェ展開は、雨取がバクリまくって手も足も出ねェパターンだ」「火力に限って言やァ、二宮サンよかさらに厳ちィ相手だからなァ」と言うと、外岡が「けどまだ撃てると決まったわけじゃないっスよね?」「ついこないだまで人撃てなかったんでしょ?」「そんなすぐに撃てるようになるかなぁ?」と返すが、藤丸は「前の試合で奥寺をコナゴナにしてたじゃねぇか」「一発かましゃぁ度胸も付くってもんだろうよ」と返していく。

弓場が「どっちにしろ外岡ァ、おめェーは今回雨取だけを狙っていけ」と言うと、外岡が「マンマークっスか?」と返し、弓場は「こっちの援護はいらねェ」「雨取を絶対ェーにフリーにさせんな」と伝えていく。
弓場が「帯島ァ、この試合で空閑と当たったらどうする?」と聞くと、帯島は「前の手合わせの時は攻め気がないのがバレて大技を使われたので、今回は守りに入らず押していきます」と答えていく。弓場が「おめェーの頭ん中の空閑にはそのやり方で通用すんのか?」と聞くと、帯島は「いえ、空閑先輩なら前の時の技を印象付けておいて、本番はまた別の技を用意していると思います」と答え、弓場は「わかってんじゃねェーか」と伝えていく。
藤丸が「気合い入れろよ、おめぇら」「ここで上位から落ちたら神田のやつに、やっぱりおれがいないとダメなんスねー、弓場隊は」「みてぇなドヤ顔コメントされちまうぞ」と言うと、弓場は「メシ屋はもう予約した」「俺らは上位残留、神田は大学合格」「お互いにキメてうまいメシ食うぞオラァ」と気合いを入れていく。

生駒隊作戦室。

生駒が「こないだ個人戦しに行ったら久々に迅がおってん」「よっしゃ対戦しよって思ったら先約で太刀川さんがおって、なかなか勝負終わらへんから途中からステージに入れてもらってめっちゃ近くで浸りの対戦見てたわ」と話していく。

生駒が「やっぱあの二人強いな、ふつうに感動したわ」と話していくと、細井が「なんお話やねん」「試合の直前やで、他に話しとくことないんか?」とツッコむと、生駒は「他に?」「なんか外の風めっちゃ強いなと思ったら、俺の鼻息の音やったって話したっけ?」とまた関係のない話をしていく。
水上が「まあ、どことも一回は戦ってるし、ヒュースのデータも入ってるし、転送位置次第でうまいことやればええやろ」と言い、隠岐も「雨取ちゃんのボカーンは対策しようがないしなあ」と合わせ、生駒は「最終戦、このあとすぐ」と言い放つ。

二宮隊訓練室にて、犬飼が時間ギリギリまで訓練をしていた。

氷見が「犬飼先輩、辻くん、時間だよ」と告げ、二宮も「行くぞ」と伝えていく。

転送の時間となり、全チーム転送開始となる。
