ワールドトリガー173話のネタバレを掲載しています。173話では、三雲がトリオン漏出過多でベイルアウトとなり、玉狛第二と東隊の3対3の戦いとなる。東隊がモール内にダミービーコンを放ったことで、千佳がメテオラでショッピングモールを吹き飛ばしていくがその威力が半端じゃなかった!?ワールドトリガー173話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー173話のネタバレ
三雲がベイルアウト
ユズルが作戦室に転送される。

結束が「現在得点はご覧の通り」「東隊が1点獲って3チームが並んだ」と実況していく。

嵐山が「今の1点は東隊の得意パターンでしたね」「アタッカー二人が追い込んで狙撃で仕留める」「吹き抜け側に追い込まれた時点で絵馬隊員はほぼ詰んでいたので、奥寺・小荒井両隊員が獲った点と言っていいでしょう」と解説すると、結束は「なるほど」「その東隊は下の階から玉狛を窺う動き」「一方、6階の玉狛第二は三雲隊長が足を失って動きが取りづらいか」と実況していく。
宇佐美が「修くんトリオン残量低下、これはちょっともたないかも」と言うと、三雲は「これで影浦隊が2点目か」と言うが、ヒュースが「絵馬の捨て身の攻撃を計算に入れなかったのはオレのミスだ、おまえが気にする必要はない」と言い、遊真も「オサムのおかげでむらかみ先輩倒せたしな」と言う。
犬飼が「三雲くんが落ちそうだね、順位争いはちょっときつくなったかな?」と言うと、結束が「ラウンド7開始前の順位と得点はこの通りです」「これに現在までの得点を加えると」「三雲隊長がこのまま落ちれば影浦隊は36点、玉狛第二とは3点差になります」と説明していく。

嵐山が「玉狛が目指している遠征部隊選抜の参加条件はB級2位以上」「この試合で現在2位の影浦隊を追い越すには、あと4点獲る必要がある」と解説すると、犬飼は「うーん、思ったよりきついね」「東隊が全員ベイルアウト+生存点2点が生存条件でしょ?」「東さん落とせるか?っていう」と説明する。結束が「たしかに」「東隊長は今期6試合でベイルアウトしたのはわずかに1回」「ラウンド2で弓場隊・王子隊・香取隊に集中攻撃を受けた時だけです」「しかし、そうなると三雲隊長はトリオン切れで落ちて影浦隊の得点になる前に、東隊に落とされたほうが点差的には楽になりますね」と言うが、犬飼は「理屈はそうだけど、点数調整の露骨な自殺はさすがにペナルティあるでしょ」と返し、嵐山は「敵から60m以上離れての自発的ベイルアウトでも影浦隊にポイントを与えず退場できますが、モール内で戦う以上はそれも難しいと言えそうです」と解説していく。
三雲が「戦闘では空閑とヒュースが相手チームを圧倒してる」「なのに点差は思うように縮まらない」「これが試合前の「いやな予感」の正体なのか?」と考えながら、トリオン漏出過多によるベイルアウトとなる。
千佳のメテオラ
会議室に転送された三雲がサポートに入る。
結束が「ここからの展開どう見ますか?」と聞くと、犬飼が「うーん、3対3と言っても布陣がちがうよね」と言い、嵐山も「ですね」「3人が揃っている東隊が有利なようでもあり、スナイパーの位置が知られていない玉狛が有利なようにも見える」「外にいる雨取隊員が浮くか利くかで、戦況が変わりそうな気はしますね」と解説していく。
奥寺が「オレらは南側から上がります」と伝えると、東は「俺は北からだ、一応見えてない雨取を警戒しろよ」と伝え、人見に「ビーコン頼む」と伝えていく。
オプショントリガーのダビービーコンがモール内に放たれる。

ダビービーコンが放ち、レーダー上での撹乱を仕掛けていく。

犬飼が「にしてもけっこうな数出してるね、かなりのトリオン注ぎ込んでる」「モール内で勝負になるのを予期してたのかな?」と解説していく。
宇佐美が「ビーコンの動きは機械的だからよく見れば人と見分けはつくけど、奥寺くんたちの動きに集中すると東さんに撃たれるよ、気を付けて」つ遊真とヒュースに伝えていく。
嵐山が「東隊は「建物の中」というのを利用してますね、ビーコンの密度が高い」と言い、結束は「ビーコンのトリオンが切れるまでの数分間は東隊が圧倒的に有利ですね」と実況していく。
三雲が「千佳、お前の出番だ」「「焼き出し用」のメテオラでモールに穴を開けろ」「閉じた戦場を広げるんだ」と伝え、宇佐美も「遊真くんたちを巻き込まないようにモールの手前側を狙ってね」と伝え、千佳がメテオラでショッピングモールを半壊させていく。

大爆発に巻き込まれて奥寺がベイルアウトとなる。
結束が「前情報ではたしか、「雨取隊員は人を撃てない」という話だったはずですが?」と言うと、犬飼は「そうなんだよな」「その弱点を克服したんならこの試合勝ち確だけど、もし撃てるんなら最初から撃ってるはずだから今のはうっかりヒットかな?」と解説していく。
三雲が「千佳、今のは不慮の事故だ、気にするな、よくやった」と伝えるが、千佳の表情は青ざめていた。

小荒井が「めっちゃくちゃじゃねーか」「人撃てないんじゃなかったのかよ」と言うと、奥寺が「撃てないはず、だけど」と返し「「たった今撃てるようになった」っていう可能性もゼロじゃない」と考えていた。東が「「撃てないはず」を当てにするわけにもいかないな、対応していこう、まずはどうする?」と聞くと、奥寺は「とりあえずは玉狛の面子から離れすぎなければ爆撃を受けずに済みます」と答えていく。
結束が「東隊は玉狛の付近に潜伏する動き」と実況すると、犬飼は「雨取ちゃんがもし人を撃てたとしても味方を巻き込む弾は撃てないからね」「味方もろとも殲滅する気で撃つ場合でも、うっかり敵だけ生き残ったら最悪だし」と解説していく。
東が「戦況はさっきまでと大きく変わった」「この状況、戦力、配置、お互いの情報、これらを踏まえたうえで、次はどう動く?」と聞くと、奥寺と小荒井は思慮を巡らしていき、東は「ここが奥寺と小荒井の成長の度合いを測るポイントになるな」と考えていた。

ヒュースが「単独2位まであと何点だ?」と聞くと、遊真は「あと3点」と答えていく。
