ワールドトリガー164話のネタバレを掲載しています。164話では、当真の発言から、雨取が普通に人を撃てる可能性が示唆される。ヒュースが加わり、次の試合の勝算充分の玉狛第二だが、三雲は漠然とした不安を抱えていた!?ワールドトリガー164話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー164話のネタバレ
バトル向きの性格
遊真が「どっちにしろ、勝つのは玉狛第二だ」と言うと、ユズルは「基地に帰る」「帰って玉狛のログ見直す」と一人先に店を出ていく。

影浦が「あのバカ、金置いて行きやがった、奢りだっつってんのに」と言うと、村上は「でも吹っ切れたみたいだな、「勝ちを譲る」って顔じゃなかった」と言う。北添が「無気力試合?とかあるのかわかんないけど怒られそうだもんね、わざと負けたら」と言うが、当真が「別にそのくらい平気だろーよ」「多少手を抜くのがダメだって言うなら、人を撃ちたがらねえチカ子もアウトってことになる」と言い放つ。荒船が「そういや、チビちゃんが人を撃てないって話は本当なのか?」と言うと、遊真は「いや〜、どうでしょうねえ〜」と誤魔化すが、北添が「いやいや、さすがにもうバレてるでしょ」「普通に撃てばポイント獲れてた場面がけっこうあるし」と言う。遊真が「そう思わせておいて、的な罠かもよ」と言うと、北添が「獲れるポイント捨ててまで罠張るぅ?」と返し、遊真は「まあ、それはそうか」と返す。北添が「でも、雨取ちゃんが人撃てない感じでよかったよ」「あのトリオン量で人も撃てたら最強でしょ」と言うが、当真は「撃てるだろ」「チカ子は人撃てるだろ、その気になりゃ」と言う。

北添が「いやいやいや、だってトーマくんもさっき」と言うが、当真は「俺はチカ子は人を「撃ちたがらねえ」って言ったんだ」「人を「撃てねえ」とは言ってねえ」「レッドバレットで人を撃てるなら、そっからレッドバレットをOFFにすりゃいいだけだ、簡単だろ」と返していく。村上が「そう簡単にはいかないから苦労してるんじゃないのか?性分的に」と言うが、当真は「まあ聞けよ、たしかに人を攻撃できねー性分の人間はいる、性格がバトル向きにできてねえやつがな」「そういうやつらはボーダーではC級のうちに振り分けられてオペかエンジニアに転属する、別に悪い事はねえ、適材適所だ」「けど、チカ子がそのタイプの人間かっつうとそれはノーだ」「あいつはアシストとはいえバンバン撃つし、自分が撃たれるのもビビってねえ」「昨日の試合で言や、メガネがカシオをぶった斬る手伝いもしてる」「俺から見りゃ、あいつは充分バトル向きの性格だ、ただ自分じゃ人を撃ちたくないってだけでな」と返していく。荒船が「「撃てない」じゃなくて「撃ちたくない」か」と言うと、穂刈が「同じことじゃないのか?結局は」と言うが、当真は「全然ちがうね、0と1くらいちがう」「「撃てない」やつはどこまでいっても撃てねーが、「撃ちたくない」やつは追い込まれれば撃つ」「飢え死に寸前なら食いたくねー物も食うだろ?」「チカ子の遠征行きが決まってんなら、遠征前にしっかり追い込んで人を撃てるようにしといたほうがいいと思うぜ」「結局それが、チカ子の身を守る子になるからな」と返していく。そこに光が「おー、寂しい男どもよ」「ヒカリさんが来てやったぞー」と現れるが、影浦が「おせーよ、もう食い終わったぞ」と返していく。
謎の不安
遊真が当真の話を三雲にすると、三雲は「たしかに千佳は自分では撃たないだけで、ポイントを獲ること自体には積極的だけど」と言い、遊真は「トーマ先輩は「もっと追い込め」って言ってたな、「追い込まれれば撃つ」って」と返していく。三雲が「あんまり千佳を追い込むような真似はしたくないけど」と返すと、遊真は「まあそうだな、具体的にどうすりゃいいのかわからんし」「オサムのほうはどうしてた?」と返し、三雲は「次の対戦相手のログを見直してた」「特に、鈴鳴第一の動きが変わってて、前よりも手強そうになってた」「相手もこっちのログは見てるはずだから、ワイヤー陣もある程度対策されてるはず」「ぼくもさらに何か、新しいトリガーを追加したほうがいいかもな」と答えていく。
三雲が宇佐美に相談するが、宇佐美は「うーん、それはどうかなー」「ダメって言うかねー、うーんと」「たとえば、このクッキー生地を修くんのトリオンだとするじゃない?」「そんでトリガーって、装備するだけである程度トリオンを食うのね」「アステロイド、レイガスト、スラスター、バッグワーム、スパイダー、シールド、トリオン体と基本装備、そして、ベイルアウトシステム」「これだけのトリオンを消費して残った分が、弾丸とかシールドのエネルギーとかになるの」と説明していく。

宇佐美が「ここにトリガーを追加するとなると、その分さらに戦闘用のトリオンは減っちゃうわけよ」「修くんのトリオン量だと、今の構成でけっこうギリギリなんだよね」「だから、新しいトリガー使うなら、今入れてるどれかを抜くか、トリオンに余裕ある遊真くんに新しいトリガー使ってもらうかになるんじゃないかな」と説明していくと、遊真は「おれはあんまり新しいトリガー入れたくないな」「グラスホッパー入れてからずっと今ので慣れてるから、構成変えるととっさの切り替えミスりそう」と言う。宇佐美が「今回は隠し玉のヒュースくんがいるから、修くんが変わったことしなくても大丈夫だと思うけど?」と言うと、三雲は「それはまあ、そうですね」と返していく。
三雲が一人部屋で「うちの隊はいいほうに動いてる」「次の試合の勝算も低くないはず」「なのに、胸の奥で引っかかるこの不安はなんなんだ?」と感じていた。

それぞれの隊が作戦を立て、3月1日B級ランク戦ラウンド7当日を迎えていく。

