ワールドトリガー163話のネタバレを掲載しています。163話では、雨取に想いを寄せるユズルが、遠征メンバーに選ばれるために次の玉狛第二との試合をわざと負けようとしていることを明かしていく。そこに現れた荒船の助言とは!?ワールドトリガー163話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー163話のネタバレ
雨取とユズル
雨取は狙撃訓練を行っていく。

本日の訓練はレーダーサーチ訓練で、レーダーで指示された的を探して撃っていく。指示された的以外は撃っても意味はなく、一つ当てると次の的が指示されていき、制限時間内にいくつ当てられるかで成績が決まっていく。
夏目が41位で自己ベストを更新し喜んでいく。

夏目が「でも上位15%はまだ遠いわー、正隊員含めての15%だし」と言うと、絵馬が「そうは言っても正隊員は訓練休む人もいるし、マジメにやらない人もいるよ」「C級の中でトップ5ぐらいに入ればOKなんじゃないの?」と言うが、夏目は「その時点で難しいんだっつーの」と返していく。
隠岐が「おっ、ネコやん」「ネコと雨取ちゃんやん、おつかれさーん」と雨取に声を掛ける。

当真が「おー、前の試合肝心なとこではずした隠岐じゃねーの」と言うと、隠岐は「いやいや、あれは違うんですよ当真さん」「おれ一人っ子なもんで雨取ちゃんみたいな妹がおったらなーて、前から思ってたんですよ」と返していく。当真が「なんだそりゃ」「相打ち狙いに怯んだだけだろ」と言うと、隠岐は「いやいや、かわいい子は撃ちにくいって話ですわ、な」と雨取に向かって言うが、絵馬が「やめなよ隠岐先輩、雨取さん困ってるじゃん」と言う。

日浦が「隠岐先輩、わたしはー?」と聞くと、隠岐は「うーん、日浦ちゃんもけっこう撃ちにくいわ」と答え、日浦は喜んでいく。

絵馬の元に影浦から連絡が入り「みんなでカゲさんち行こうって」と言うと、当真が「おー、いいね」「イズホとチカ子はこのあとどうする?」と聞くと、雨取は「6時にレイジさんが迎えに来てくれるので」と答え、夏目も「それまで日浦先輩と練習して帰るっす」と答えていく。当真が「そうか了解、じゃーまたな」と言うと、雨取は「ユズルくんまたね、次の試合で」と言い、ユズルも「うん、次の試合で」と返していく。
お好み焼かげうら
遊真たちが影浦家が営むお好み焼き家に来ていた。

当真が「にしてもカゲおめー、ずいぶん空閑のこと気に入ってるよな」と言うと、北添も「だよね、自分から店に連れてくるとか」「カゲに友達が増えてゾエさんうれしいよ」と言う。影浦が「うるせー」「こいつは他の奴とはものが違うんだよ」「普通のやつは攻撃してくる時、攻撃より先に「攻撃すんぞ」って感情が刺さってくる、俺のクソサイドエフェクトのせいでな」「けど、こいつにはそれが無え、メカかムシかってくらい攻撃の感情が読めねえ」「こんなに感情を消して攻撃してくんのは、こいつ以外じゃ東のおっさんくれーのもんだ」「だから斬り合いにスリルがあっておもしれえ、そこがいいんだ」と言い、村上は「なるほど、無心の剣か」と言う。
影浦が「そういや話変わるけどよー、空閑」「こいつ、おめーんとこのチビスナイパーに気ぃあるみたいなんだわ」と言うと、遊真は「ほうお目が高い」「チカは一本芯の通ったいいやつです」と返していく。

北添が「ユズルにガールフレンドが、ゾエさんうれしいよ」と言うと、影浦は「うれしかねーよ、こいつ次の試合わざと負ける気だぞ」と返していく。北添が「雨取ちゃんに勝ちを譲るってこと?」と聞くと、ユズルは「だって、べつにうち遠征狙ってるわけじゃないじゃん」「だったら真剣に遠征狙ってる人に譲ったほうがいいんじゃないの?」と答えるが、遊真は「あー、そのへんは大丈夫なんでおかまいなく」「チカは遠征行くの決まってるし」と返していく。当真が「どーいうこった?」と聞くと、遊真は「チカはトリオンがすごいからチカがいると遠征の艇をでかくできるんだと」「城戸さんは遠征に人数をたくさん連れて行きたいから、チカを貸してくれって頼まれてんの」と答える。影浦が「ならなんも問題ねえじゃねーか」「遠征行きが決まってんならわざと負けてやる必要もねえ」と言うが、ユズルは「遠征行きが決まってるのは雨取さんだけでしょ」「一人で行くよりチームで行くほうが安心できるに決まってるじゃん」と返していく。影浦が「あー言えばこー言うな、こいつは〜」とユズルに言っていると、荒船と穂刈が現れる。

事情を聞いた荒船は「話は大体わかった」「けど、何も難しいことはないだろ」「絵馬が個人で遠征メンバー目指して、玉狛のチビちゃんについて行けばいいだけの話だ」「それならわざと負ける必要もないし、玉狛のチビちゃんを一人で行かせる必要もない」「チビちゃんが心配なら、自分で行って自分で守れ」と伝え、遊真は「まあ、手を抜いてもくれてもくれなくても、こっちはどっちでもいいけどね」「どっちにしろ、勝つのは玉狛第二だ」と言い放つ。

