ワールドトリガー144話のネタバレを掲載しています。144話では、香取と染井の過去が明らかになる。香取と染井は、子供の頃「ボーダーで1番になる」という約束を交わしていた!?ワールドトリガー144話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー144話のネタバレ
華と葉子
第一次ネイバー侵攻の数ヵ月前。幼い頃の染井が香取と家で遊んでいた。

香取の母親が「せっかく華ちゃんが遊びに来てくれてるのにゲームばっかりしてこの子はもう」と言うが、染井は「いえ、勉強の息抜きに来てるだけなので」と返していく。

香取の母親が「華ちゃんはえらいわね、うちの葉子は息抜きしかしないのよ」と言うと、香取は「勉強なんかしなくてもいい点とれるもん」「体育も図工も音楽も華より成績いいし、アタシ天才だから」と言う。香取の母親が「ちょっと器用だからって調子に乗っちゃって」「華ちゃんからも何か言ってやってくれない?」と言うが、染井は「変化を望んでない人間を変えようとするのは難しいです」「変化を望まないということは、現状にある程度満足しているということなので、それはそれで望ましいことだとも言えます」と返していく。そこに香取の父親が「それはつまりあれか、今の家が大好きってことか」と近づいてくる。

突然染井の父親が香取家を訪れ、「申し訳ないが、今後うちの娘はこちらには寄越しません」「大事な時期に遊ばせるのは、お互いのためにならないと思いますので」と言い放つ。

染井の母親は「突然ごめんなさい、うちの主人が」と謝っていく。

香取の母親が「急にどうなさったんですか?」と聞くと、染井の母親は「華が塾の試験で1位を取れなかったみたいで」「次の試験でまた1位を取れば主人の機嫌も直ると思いますので」「どうかお気になさらないでくださいね」と返すが、香取は「なにそれ、ムカつく」と呟いていく。

染井が隣に住んでいる香取家の壁が電ノコで斬られていることに気づく。

壁に穴が開き、香取の父親が「いやあ華ちゃん、葉子がびーびー泣くもんでね」と言うと、香取は「泣いてない、適当言うなバカ親父」「華の家の話なんて関係ない」「アタシが模様替えしたくなっただけだから」と言い放つ。

香取が窓の穴から部屋で勉強している染井に「華ってホントいっつも勉強・勉強よね」「やっぱ親に勉強しろって言われてるから?」と聞くと、染井は「それもあるけど、自分なりに勉強してみてわかったのは、世の中は数年、数十年単位で大きく変わって行くってこと」「親の言うとおりにやったとしても自分が大人になる頃には全然通用しないかもしれない」「そうなったときに慌てないように「自分の勉強」もしてるの」「将来親の言うことがはずれたときに、親のせいにしなくてすむように」と答えていく。
アタシらが組めば楽勝だわ
香取が親に起こされるが、「何言ってんの、せっかくの日曜なんだから、アタシは昼過ぎまでは寝るよ」と返す。

街にネイバーが侵攻してくる。

ネイバーの侵攻で街は壊滅状態となっていく。

染井が「行くよ葉子、逃げなきゃ」と言うが、香取は「待って、お母さんが、お母さんたちが」と返すが、染井は「大丈夫、大丈夫だから」と香取を連れてその場を離れていく。香取は染井の指がボロボロになっていることに気づく。

香取の母親が病院の香取の元に駆け寄ってくる。

香取の母親が「あたしたちは出かけては助かったの、お父さんもお兄ちゃんも無事よ」「でも、華ちゃんの家の人たちは」と伝え、香取は染井の元に向かう。

香取が「なんで、家族じゃなくてアタシを助けたの?」と聞くと、染井は「うちの屋根より葉子の家の屋根のほうが軽そうに見えたから」「助かる可能性が高いほうを選んだだけ、葉子が気にすることじゃないよ」と答えていく。
香取が「結局三門の中学行くことにしたんだ?」「華の成績なら県外の進学校行くと思ってた」と言うと、染井は「うん」「学校が落ち着いたらボーダーに入ろうと思って」「正隊員になればお給料も出るし、基地に部屋ももらえるんだって」と答えていく。

香取が「おもしろそうじゃん、アタシもいっしょにやる」と言うと、染井は「言っておくけど、やるからには1番目指すよ、わたしは」と言い、香取は「余裕でしょ、アタシ天才だし」「アタシらが組めば楽勝だわ」と返していく。
遊真と修を見た香取は「自分たちが主役みたいな顔しちゃって」と考えながら、「イライラするんだよ」と言い放つ。

