ワールドトリガー137話のネタバレを掲載しています。137話では、転送前のそれぞれの作戦室の様子が描かれていく。転送が完了し、三雲隊はまずはチームとの合流を目指すが、香取隊エースの香取葉子が遊真を急襲していく!?ワールドトリガー137話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー137話のネタバレ
それぞれの作戦室
数分前、玉狛第二作戦室にて。

修が「敵戦力のおさらいだ」「香取隊はうちと似たエース中心のチーム」「得点のほとんどをエースが穫って、ほかの二人はカメレオンでそれをサポートする」「逆に柿崎隊には決まった点取り屋はいない、全員の集中攻撃で点を穫る」「全員が接近戦用と射撃用の武器を持ってる」「オールラウンダーに寄せたトリガー構成だ」と言うと、宇佐美が「嵐山隊から佐鳥くんを抜いたみたいな編成だね」と言う。修が「そのとおりです」「今回は敵部隊にスナイパーがいない」「離れた場所からあちこちに手を出せる千佳が勝負のカギだ」「頼んだぞ、千佳」と言うと、千佳は「うん」と答えていく。修が「柿崎隊は万能型の部隊だからどのMAPを選んでくるかは絞れない」「けどこっちの狙撃を警戒して、ある程度建物が多い場所を選ぶとは思う」と言うと、遊真は「そこでオサムの新兵器が活きるってわけだな」と言う。修が「「有利な状況を作って敵に当たる」、作戦通りにいくぞ」と言うと、二人は「了解」と返していく。
柿崎隊の作戦室。

柿崎が「MAPは「工業地区」だ」「建物で狙撃の射線を切りつつ、開けた場所で迎え撃つ」「建物の配置は頭に入ってるか?」と言うと、柿崎隊ガンナーの巴と柿崎隊オールラウンダーの照屋が「はい」と返事をする。柿崎が「玉狛は香取隊と戦い方が似てる」「空閑と香取はどんな状況でも点を取れるエースだ、絶対に一人で戦うな」と言うと、オペレーターの宇井が「ザキさん、こないだ空閑くんに会ったんでしょ?」「どんな感じだった?」と聞く。柿崎が「いいやつそうだった」「いや、そういえば理由は聞いてないけど、たしか遠征部隊目指してるって言ってたな」と答えると、照屋が「でも隊長、負けてあげるつもりはありませんよね?」と返し、柿崎は「当たり前だろ、もう下位には落ちたくねえ」と答え、「このチームはこんなとこにいるべきチームじゃねえんだ」と考えていく。柿崎は「始まったらまずは合流優先だ、4人で勝つぞ」と伝えていく。
香取隊の作戦室。

香取隊アタッカーの三浦が「やっぱりデータが少ない分、玉狛のほうが不気味な感じするね」と言うと、香取隊ガンナーの若村が「ウワサだとこの子の友だちだか家族だかがネイバーに攫われてるらしい」と話していると、B級暫定9位の香取隊隊長オールラウンダーの香取が「だから何?」「そんなのボーダーじゃ珍しくもなんともないわ」と言い放つ。

若村が「そんだけ真剣に遠征部隊目指してるって話だよ」と言うと、香取は「カンケーないじゃん」「家族が攫われてたらA級になれるわけ?」と返していく。それを聞いた若村が呆れ、「もうちょっとまともに作戦会議に参加しろよ」「こんなこと言いたかねーけど、これ以上落ちたらどうすんだよ」と言うが、香取は「どうするもなにも、負けたらそれが今のうちの実力ってことでしょ」と返していく。三浦が「中位に落ちて連敗」「相当へこんでるな」と考えていると、若村が「いい加減にしろよ葉子」「ちょっと負けたくらいで毎度毎度」「最初はアタッカーランク上げてると思ったら、いきなりガンナーに転向」「ガンナーランクで伸び悩んだら今度はオールラウンダー」「ちょっと躓くたびにコロコロやること変えやがって」と言い放つ。

イラっときた香取が「アタシよりガンナーランク下の人に、説教されたくないんだけど」「「上級者の壁」ってのがあんのよ」「マスターになったこともない人間には理解できないだろうけど」と言うと、若村は「ああそうだよ」「おまえがたった半年で上がったマスタークラスに、2年かけて腕磨いて犬飼先輩に射撃習ってもとどかねえのがオレの実力だよ」「けどおまえは違うだろうが」「訓練もせずにそんだけやれるくせに、なんでもっと本気でやらねーんだ!?」「毎回毎回全力出さねえ理由ばっか探しやがって」「「上級者の壁」だと!?」「いっぺんでもまともに壁にぶち当たってから言いやがれ」と言い返していく。

香取は若村にスマホを投げつけ、「なに熱くなってんの、だっさ」と言う。

三浦が「チームの雰囲気は最悪だ、どうにかしてよ」と考えながら「華」と言うと、オペレーターの華は「3人とも、時間よ」と言い、転送されていく。
香取の急襲
転送が完了される。

修は「バッグワームを使ってるのは千佳だけだ」「相手の動きはレーダーで確認できる」「まずは合流だ」と二人に伝えていく。
実況の武富が「ややせまいMAPの「工業地区」、まずは全部隊合流を選択か!?」と実況していくが、出水は「いや、香取ちゃんが突っかけるなこりゃ」と言う。
その通り香取が遊真に突撃していく。

