ワールドトリガー

【ワールドトリガー】119話のネタバレ【ヒュースが置き去りにされた理由が明らかに】

ワールドトリガー119話のネタバレを掲載しています。119話では、絵馬の提案で、千佳がライトニングとレッドバレットを合わせた黒いライトニングでの狙撃を試していく。エネドラの話から、ハイレインがなぜヒュースを置き去りにしていったのかが明らかになる。ワールドトリガー119話の内容を知りたい方はご覧ください。

ワールドトリガー119話のネタバレ

黒いライトニング

絵馬が千佳と夏目を作戦室に案内していく。

オペレーターの仁礼が絵馬が女子を連れて来たことに驚いていく。

夏目が「さっきチカ子のこと助けるみたいに言ってたけどなにすんの?」「チカ子の弱点直せるってこと?」と聞くと、絵馬は「いや、それはオレには無理だよ」「でも、試してほしいトリガーがあるんだ」と伝えていく。

千佳たちは影浦隊のスナイパー用のトレーニングルームに来ていた。

絵馬が「雨取さんは訓練だとふつうに当てられるのに、ランク戦だと人に攻撃を当てられない」「ランク戦もある意味訓練だし、生身を撃つわけじゃないのになんでできないのか」「オレの推測だけどひとつのポイントは、撃った相手が吹っ飛ぶか吹っ飛ばないかの差だと思う」「トリオン体でも戦えないって人はけっこういて、そういう人たちは「相手がもし生身だったらどうしよう」っていう考えが頭から離れないらしい」「実際はボーダーの弾トリガーは流れ弾防止の安全処理がしてあって、生身に当たっても痛みと衝撃で気絶するだけなんだけど」「やっぱり生身を傷つけることには抵抗があって、オペレーターやエンジニアに転属する人がけっこういる」「雨取さんが訓練ならふつうに撃てるのは、相手を傷つけないってわかってるからじゃないかな」「だからこの場合、ヒカリ、これトリガーの設定どうやって変えんの?」と説明していくと、仁礼が「まったくおまえはアタシがいなきゃなんにもできねーなー」と設定を変えてあげる。

千佳は黒いライトニングを手に取っていく。

千佳が黒いライトニングで狙撃していくと、レッドバレットがターゲットに装着される。

絵馬が「「レッドバレット」」「重石で相手を動けなくするトリガーだよ」「これなら相手が生身でも傷つけないから、雨取さんでも撃てるんじゃないかと思う」「シールドで防げないタイプの弾だから当てやすいし」と伝えていくと、夏目が「えー!?最強じゃん」「なんでみんなこれ使わないわけ!?」と言うが、絵馬は「そんな都合のいいもんじゃないよ」「欠点の一つはバッグワームと一緒に使えないこと」「「レッドバレット」で狙撃するときはレーダーで居場所がバレる」「でも、狙撃を外したらどっちにしろ見つかるわけだし、当てられない弾を撃つよりはリターンあると思う」「もう一つの欠点は、弾速の問題」「「レッドバレット」は重くする効果にトリオンをごっそり使ってるから射程と弾速がかなり落ちる」「スナイパー用トリガーは、銃本体の構造で射程は保証されてるけど、結局のところ弾速が遅いと当たんない」「でも、雨取さんには、桁外れのトリオンがある」「三つの狙撃用ライフルは、トリオン量に合わせて決まった性能が伸びるようになってるから、雨取さんのライトニングと「レッドバレット」の組み合わせなら、実戦で使える弾速になるかもって思ったんだ、正解だったね」と説明していく。

夏目が「ユズル、あんたスゴいわ、超くわしいじゃん」と言うと、絵馬は「元々はオレが考えたんじゃないよ」「オレの師匠が考えたんだ」「師匠のトリオンだと弾速が足りなくて結局ボツになってたけどね」と返していく。

千佳が黒いライトニングの狙撃の練習に向かうと、夏目が「アンタっていいやつだね〜」「チカ子はB級のライバルなのに師匠のワザを」「さては、チカ子に惚れたか?」と言うと、絵馬は「そんなんじゃないよ」「ただ、鳩原先輩みたいに潰れてほしくないだけだ」と考えていく。





ヒュースの主君

エネドラが「あ〜、くそめんどくせーな」「もうそこのハゲにしゃべったこととかぶるからざっくりいくぞ、耳かっぽじってよく聞けよ」「まずはアフトクラトルの話だ」「アフトクラトルは、四つの「家」がまわしてる」「いわゆる「領主様」ってやつだ」「領主の下に配下の「家」がいくつもあって、その下にもまた配下の「家」」「そういうでかいグループが四つあって、それぞれ縄張りを主張してんのさ」と説明していく。

三雲が「国の中に対立関係があるのか!?」と驚くと、エネドラは「どこの国だってそんなもんだろ?」「こいつらが手を組むのは他所と戦争する時だけだ」「で、その四大領主の一人がハイレインのクソ野郎で、「家」のためにトリガー使いをせこせこ集めて頑張ってた」「トリガー使いが多いほど広い範囲を支配できて、ザコ市民もたくさん飼えるからな」「今回はミデンの猿が大漁だったらしいから、ハイレイン的にはホクホクだろうよ」「さて、そんな平和なアフトクラトルに問題が起きた」「「あと何年かで星の「神」の寿命が尽きる」、特大級のトラブルだ」「星が死んだら縄張りもクソもねえ、みんな仲良く共倒れた」「けど、領主連中にとってこれはチャンスでもあった」「自分のとこで新しい「神」を見つけてくれば、その功績で次の時代の実験を握れるのさ」「かくして四大領主は、それぞれ次の「神」にする生贄を探しに遠征に出た」「これが今までのお話だ」と説明していく。

遊真が「ヒュースぜんぜん出てこないじゃん、ヒュースの話じゃなかったっけ?」と聞くと、エネドラは「黙って聞いてろ、白髪チビ」「領主の一人ハイレインは、思考パターンが根暗だから遠征が空振る前提で先のことを考えてた」「「「神」レベルのやつはそうそう見つからねーだろ」ってな」「だから、ハイレインは遠征とは別に、予備の計画を走らせとくことにした」「「次の「神」候補が見つかんなかった場合は」「配下の中で一番トリオンがでかいやつを「神」にする」」と伝えていく。三雲が「身内を新しい「神」に!?」「そんな手が有りなら、わざわざ遠征で探さなくても」と返すと、エネドラは「イヤイヤ、普通なら無しだろうよ」「身内を生贄にすりゃ配下のやつらも騒ぐし、そんだけでかいトリオンの持ち主を失えば「家」全体の戦力もガタ落ちだ」「けど、ハイレインはそこに目をつぶってでも、確実に「神」の座を獲る気らしい」と語っていく。

遊真が「それって生贄にされる人の「家」とはケンカになんないの?」と聞くと、エネドラは「そりゃなるだろうな」「だから、一番噛み付きそうな犬っころをハイレインは置き去りにしたのさ」「生贄にされる予定なのはハイレイン直属「エリン家」の当主、ヒュースのご主君様ってわけだ」と答えていく。

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