ワールドトリガー116話のネタバレを掲載しています。116話では、三雲が迅を玉狛第二にスカウトしていくが、迅には断れてしまう。迅からは「俺よりも適任なやつがいる」とだけ告げられ、ボーダー本部ではそうそうたる面々が集められ緊急防衛対策会議が行われていく。ワールドトリガー116話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー116話のネタバレ
おれより適任なやつ
三雲が迅に「ぼくたちのチームに、玉狛第二に入ってください」と伝えていく。

迅が「おいおい、メガネくん」「急にどうした?」「この実力派エリートをチームに入れるとか、なかなかの反則技だろ」と言うと、三雲は「いえ、規則は確認してきました」と答えていく。
三雲は宇佐美から「チームの戦闘員は4人までOK」「ランク戦シーズン中の加入・脱退も認められてるよ」「隊員増やすと初めのうちは連携とかギクシャクするし、相手に点獲られやすいからシーズン中は普通あんまりやらないけど、いろんな事情で隊員が抜けたり入れ替わったりは時々あるからね〜」という話を聞いていた。

三雲が「迅さんは今フリーの正隊員、勧誘してもルール上問題はないはずです」「迅さんには予知がある」「もったいぶっても意味ないと思って単刀直入にお願いしました」と言うと、迅は「なるほど」「じゃあ、その結論に至るまでの考えを聞こうか」と返していく。三雲が「ぼくたちは今日の試合で負けました」「今回戦った相手には、B級上位の壁というか、「チーム」としての力と経験の差を感じました」「でも、ぼくたちはもうこれ以上負けられません」「次のネイバーフッド遠征が最短で決まるとしたら、猶予はあと数試合しかない」「これ以上点差が開けば、遠征部隊の選抜までにA級に上がるのは不可能になります」と説明していくと、迅は「いやいや、待て待て、メガネくん」「玉狛第二はデビューしたばっかのルーキーだぞ?」「そんな自分を追い込むことないだろ」「そもそも結成直後でAに上がるチームなんてめったにいない」「今日はたしかに負けたけど、メガネくんは今修行中で伸びるのはこれからって感じだし、千佳ちゃんだって今回一歩踏み出した感じはあった」「仮に今シーズンは遠征部隊に入れなかったとしても、また次のチャンスがあす」「焦らずじっくりやればいいさ」と返していく。三雲が「烏丸先輩にもそう言われました」「実力がついてないのに遠征に行っても意味ないって」「それはその通りだと思います」「空閑には時間がない」「迅さんは空閑にもう話を聞いてると思います」「あいつの身体はブラックトリガーで作った仮の身体で、本当の身体は今も少しずつ死に向かってるって」「空閑にあとどれくらい時間が残されてるのかはわかりません」「1年なのか5年なのか、もしかしたらもっと長いのかもしれないし、もっと短いのかもしれない」「ぼくはできるだけ早く遠征して、あいつをレプリカに会わせたいんです」「だから、この先の試合は負けられない」と語っていくが、迅は「それでおれをスカウトしに来たってわけか」「でも残念だけど、おれは玉狛第二には入れない」「おれには今他にやらなきゃいけないことがある」「チームランク戦に参加するのはムリだ、すまない」と断っていく。

迅が「メガネくん、あんまり自分を責めるなよ」「レプリカ先生のことはメガネくんのせいじゃない」と言うと、三雲が「空閑もそう言ってましたけど、レプリカはぼくたちを助けるために」と言うが、迅は「いやちがう、レプリカ先生がいなくなったのは、おれのせいだ」「メガネくんも知ってる通り、おれには予知のサイドエフェクトがある」「大規模侵攻の時もいくつも未来が見えてた」「だから、敵の狙いが隊員の捕獲だとわかった時点で、千佳ちゃんを遠くに逃がすこともできた」「けど、おれはそうしなかった」「千佳ちゃんに敵が集まったほうが、他の場所の被害が減る可能性があったからだ」「結果的にその狙いはうまくいったけど、メガネくんは死にかけて、レプリカ先生はいなくなった」「だからまあ、大体おれのせいなんだ、メガネくんはわるくない」と説明し、三雲は母親の「玉狛の迅くんって子は元気がなかったわね」「私と千佳ちゃんに何度も謝ってたわ」という言葉を思い出し、「あれはそういうことだったのか」と理解していく。

迅が「メガネくんには、もっと早く謝んなきゃと思ってたんだけど申し訳ない」「おれは千佳ちゃんにもメガネくんにも、もちろんレプリカ先生と遊真にも大きな借りがある」「だから、今はちょっとムリあdけど、この先メガネくんたちが困ったときには必ず力を貸すよ、約束する」「あ、そうだもうひとつ、玉狛第二の戦力増強のことだけど」「玉狛第二に入れるなら、おれより適任なやつがいる」「そいつがチームに入ってくれるかどうか微妙だからあんま詳しくは言わないけど、自分の弱さを理解してなりふり構わずいろんな手を考えられるのがメガネくんのいいとこだ」「今回も考えて探してみるといい」と伝えていくと、三雲は「迅さん、ぼくはたしかに死にかけましたけど、それ以上に今まで迅さんに助けてもらってます」「迅さんに貸しがあるなんて思ってませんから」と返し、迅は「メガネくんはそう言うだろうと思ったよ」と伝えていく。
緊急防衛対策会議
三雲が「昨日は負けたけど、まだA級に上がる目は残ってる」「千佳が逃げ切って空閑が1点獲った」「タイムアップで試合が終わったのもあって、負けても点差があんまり開かずに済んだ」「B級上位の試合記録を見ると、二宮隊・影浦隊に対しては、タイムアップや逃げ切りを狙うチームが多い」「それだけその2つのチームが強いってことだけど、うちにとっては好都合だ」「上位がロースコアで競り合ってうりに、1試合1試合点差を詰めていくぞ」と千佳と遊真に伝えていく。

迅から三雲に勧誘された話を聞いた風間が「おまえをチームに誘った?」「まったく、豪胆というか強欲というか」と言い、迅は「なかなか鋭い一手でしょ」「ふつう思いついても実行しない」と返していく。

迅が「風間さんのアドバイスが効いたんじゃない?」「隊長の務め果たせってやつ」と言うと、風間は「やることが極端すぎるが、視野が広がったならいいことだ」「三雲の指示で動くおまえは、想像すると面白そうだがな」と返し、迅は「いや〜、おれもすごい楽しそうだとは思ったんだけど、実力派エリートは引っぱりだこだからな〜」と返していく。
そうそうたる面々が集められ、忍田が「揃ったな」「では、緊急防衛対策会議を始めよう」と伝えていく。

