ワールドトリガー115話のネタバレを掲載しています。115話では、遊真が二宮に落とされ、最終的に二宮隊の勝利で4戦目を終えていく。風間に「隊長としての務めを果たせ」と言われた三雲は、まさかの迅を玉狛第二にスカウトしていく。ワールドトリガー115話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー115話のネタバレ
最後の刃は届かず
綾辻が「影浦隊と玉狛第二のエース対決」「ザクザクとスコーピオンで削り合う」「左腕と右足を失っている空閑隊員が押され気味か」「得点は3部隊が横並び」「となれば当然、他の二人もこの状況を黙って見ているわけはない」と二宮がフルアタックハウンドをお見舞いしていく。

風間は「人数が減ったから火力差で押し込みに来たな」と言う。
綾辻が「空閑隊員被弾」「さすがにこれは苦しいか!?」「なんとか遮蔽物を使って凌ぎたいところ」「二宮隊長距離を詰めて寄せにかかる」と実況していくと、遊真はグラスホッパーを使って一気に二宮との距離を詰める。

加古が「いい動きね、空閑くん」「でも、そのハウンドは、相手を動かすためのハウンドなのよ」と解説し、二宮に止めを刺されていく。

遊真が死に際にスコーピオンを伸ばしていくが、二宮には届かずベイルアウトとなる。

試合を観戦していた陽太郎が「ゆるせん、みんなしてゆうまをねらいおって」とじたばたしていると、迅が「賭けはおれの負けだな」「賭けの報酬はどうする?」「おまえのトリガー返すのでいいのか?」と伝えていく。

作戦室に戻った遊真が「ふぃ〜、なかなか手強いな」「わるいオサム、1点しか獲れなかった」と言うと、宇佐美は「マークされまくってたのによく獲ったよ〜」と返していく。遊真が「チカ、自分から撃てたじゃん」「一歩前進だな」と伝えるが、千佳は「うん」と微妙そうな表情をしていた。

綾辻が「さあ、試合は一転して静かな展開」「全員がバッグワームを使って距離をとりました」「これはどういうことでしょうか?」と聞くと、風間が「狙える駒がいなくなったということだな」「普通ならアタッカーが的にされるところだが、影浦には不意打ちが決まりにくい」「東さんが完全に姿を眩ましているから他の二人は下手に動けば即死もあり得る」「普段なら噛み付きに行く影浦も、雪のMAPじゃいつものようにはいかないだろう」と解説していく。
仁礼が「絶対行くなよ、東さんに殺されるだけだからな」と、北添も「ニノさんも狙ってくるしね」と伝えるが、絵馬は「2点獲ったんだから好きにさせれば?」と伝えていく。が、影浦は「チッ、つまんねーことになったぜ」と言いながら身を潜めていく。

犬飼が「東さんから先に落とすってのはなしなんです?」「そのあとでカゲを落とせば」と言うが、二宮は「東さんが待ちに徹するつもりなら捜しても無駄だ」「特に、この雪じゃな」と返していく。

奥寺が「今回はこのままタイムアップ待ちですか?」と聞くと、東は「二宮と影浦が派手に動かない限りはそうだな」と答えていく。小荒井が「結局オレら点獲れなくてすいません」と謝ると、東は「いや、今回は北添を抑え損ねた俺が悪い」「雪MAPは割とうまく作用してたんじゃないか?」と返していく。

加古が「試合はもう終わりね」「東さんは完全に撤退モードだわ」「二宮くんもそれはわかってるだろうから、リスクを冒してまで攻める気はないでしょ」と言い、最終スコア3対2対2対1で二宮隊の勝利で試合終了となる。
隊長としての務め
綾辻が「そして、本日の試合がすべて終了」「暫定順位が更新されます」「二宮隊・影浦隊・東隊は順位変わらず」「玉狛第二は8位にダウンという結果になりました」「それでは時間も押してきてますので、ざっくりと総評をお願いします」と言うと、風間が「今回は全ての得点を各部隊のエースが上げているが、重要だったのはエース以外の動きだ」「エース以外の隊員の能力差が、そのまま得点差に表れていると言える」と解説していく。

加古も「そうね、影浦くんなんかは雪でいつもより動きが鈍かったけど、ゾエくんとユズルくんのアシストで2点獲れてるし、早めに犬飼くんを落とせたのも大きかったわ」と説明していく。
綾辻が「たしかに、東隊の二人もMAPを使ってチャンスを作り、二宮隊の二人は積極的に動いて隊長をフリーにした」「となると、三雲隊長がほとんど働けずに落とされたことが、玉狛の敗因になったということでしょうか?」と聞くと、風間は「落ちたことをどうこう言うつもりはない」「落とされて学んでいくのがランク戦の存在意義だ」「犬飼との1対1も完全な悪手というわけじゃない」「新しいことをやろうとする姿勢は見えたし、鍛錬による成長も感じられた」「だが当然、三雲以外の人間も日々鍛錬を積んでいる」「当たり前のことをやっていては先を行く人間には追いつけない」「本当にチームを勝たせたいなら、「自分の成長」という不確かな要素だけじゃなく、もっと具体性のある手立てを用意する必要があった」と語っていく。綾辻が「それはつまり、「もっと自分のレベルに合った戦い方をしろ」ということですか?」と聞くと、風間は「違う」「隊長としての務めを果たせということだ」と説明していく。

嵐山が「風間さんは三雲くんに厳しいな」と言うが、木虎は「そうですか?」「私はむしろ、かなり甘いと思いますけど」と伝えていく。
玉狛支部に戻った遊真に陽太郎が涙を流しながら「いいんだ」「みんなはよくがんばった」と伝えていく。

三雲は風間や菊地原に言われたことを思い出しながら、「自分の訓練は続ける」「でも、それだけじゃ間に合わない」「隊長としてできること」と迅に「ぼくたちのチームに、玉狛第二に入ってください」と伝えていく。

