ワールドトリガー11話のネタバレを掲載しています。11話では、迅が未来が見えるサイドエフェクトだということが明らかになる。遊真がイレギュラーゲートが発生する原因を突き止め、迅の指揮のもとボーダー隊員総出で問題を解決していく。ワールドトリガー11話の内容を知りたい方はご覧ください。
ワールドトリガー11話のネタバレ
未来が見える
三雲が「迅さんはもう目星が付いてるんですか?」「そのイレギュラーゲートの原因」と聞くが、迅は「いや全然」「でも大丈夫、おれのサイドエフェクトがそう言ってるから」と返していく。

三雲が夜ベッドで横になりながらレプリカを通じて遊真から「高いトリオン能力を持つ人間は、トリオンが脳や感覚器官に影響を及ぼして稀に超感覚を発現する場合がある」「それらの超感覚を総称してサイドエフェクトと言う、意味は「副作用」」「炎を出したり空を飛んだりといった超常的なものではない」「あくまで人間の能力の延長上のものだ」「目閉じてる間だけめちゃくちゃ耳がよくなるやつとかいたな」「何百メートル先の会話とかも聞こえるんだと」と説明を受けていた。

三雲が「迅さんがやたら余裕な感じなのは、よっぽどすごいサイドエフェクトを持ってるってことなのか?」と聞くと、遊真は「そんなすごいサイドエフェクトなんかあるかなあ?」「まあ、明日も会えるんだろ?そんとき訊いてみればいいじゃん」と返していく。遊真のほうからゴトゴトという音が聞こえてくるので三雲が「空閑、おまえ今どこにいる?」と聞くと、遊真は「学校」「レプリカがイレギュラーゲートの原因に心当たりあるって言うからちょっと調べてまわってる」「なんか見つかったらオサムにも教えてやるよ」と答えていく。

三雲が家から出るのを三輪と三輪隊隊員の米屋が監視していた。

米屋が「あのメガネボーイがネイバーとつながってんの?マジで?」と聞くと、三輪は「可能性は高い」と答えていく。米屋が「うへえ〜、見かけによらねえ〜」「ってことはそのネイバー人型?」「おれ人型ネイバー初めてなんだよな、やべーテンション上がってきた」と言うが、三輪は「もしそうなら面倒な相手だぞ」「気を抜くなよ、陽介」と返していく。そこに、突如迅が現れる。

迅が「おまえらさ、今日の午後から大仕事があるから基地戻っとけよ」「ほい、これ指令書ね」と二人に伝えていくと、米屋は「このタイミング、なんか読まれてるっぽいなー」と言う。
迅と三雲が出会い、迅が「さあ、この先にイレギュラーゲートの原因を知る人間がいる」と聞くと、三雲は「迅さんの知ってる人ですか!?」と聞くが、迅は「いや全然」「でも、たぶんメガネくんの知り合いだと思うよ」と返していく。

迅と三雲が辿り着いた先にいたのは遊真だった。

迅が遊真に挨拶し「おまえちびっこいな、何歳だ?」と聞くと、遊真は「おれは空閑遊真、背は低いけど15歳だよ」と答え、迅は「空閑遊真、遊真ね」「おまえ、むこうの世界から来たのか?」と返していく。

迅が「いやいや待て待て、そういうあれじゃない」「おまえを捕まえるつもりはない」「おれはむこうに何回か行ったことがあるし、ネイバーにいいやつがいることも知ってるよ」「ただ、おれのサイドエフェクトがそう言ったから、ちょっと訊いてみただけだ」と言うと、三雲が「迅さんのサイドエフェクトって!?」と聞くと、迅は「おれには未来が見えるんだ」「目の前の人間の少し先の未来が」と答えていく。
原因判明
迅が「昨日基地でメガネくんを見たとき、今日この場所で誰かと会ってる映像が見えたんだ」「その「誰か」がイレギュラーゲートの謎を教えてくれるって言う未来のイメージだな」「それがたぶん遊真のことだ」と言うと、三雲が「じゃあ、空閑おまえ、突き止めたのか!?原因を」と聞くと、遊真は「うん、ついさっき」「犯人はこいつだった」と伝えていく。

レプリカは「詳しくは私が説明しよう」「はじめましてジン、私はレプリカ」「ユーマのお目付け役だ」「これは隠密偵察用の小型トリオン兵「ラッド」」「ただし、ゲート発生装置を備えた改造型のようだ」「昨日と一昨日の現場を調べたところ、バムスターの腹部に格納されていたらしい」「1体掘り出して行動プログラムを解析してみた」「ラッドはバムスターから分離した後地中に隠れ、周囲に人がいなくなってから移動を始め散らばっていく」「人間の多い場所付近でゲートの起動準備に入り、近くを通る人間からすこしずつトリオンを集めてゲートを開く」「ボーダー隊員の近くでゲートが開くことが多いのは、高いトリオン能力を持つ人間からは大量のトリオンを得られるからだろう」と説明していく。

三雲が「じゃあつまり、そのラッドを全部倒せば」と言うが、レプリカは「ラッドは攻撃力を持たないいわゆる雑魚だが、その数は膨大だ」「今探知できる、めちゃくちゃ助かった」「こっからはボーダーの仕事だな」と告げていく。

迅がボーダー本部に戻り、鬼怒田にラッドを渡し「2時間以内に解析してレーダーに映るようにして」と伝え、根付には「緊急放送の準備、コイツの写真持ってってよろしく」と伝え、忍田には「全部隊に出動かけてください」「害虫駆除します」と伝えていく。
迅の指揮のもと、C級隊員まで動員した小型トリオン兵の一斉駆除作戦が昼夜を徹して行われた。

レプリカが「反応はすべて消えた」「ラッドはこれで最後のはずだ」と伝えると、迅が隊員たちに作戦完了を告げていく。三雲が「これでもうイレギュラーゲートは開かないんですよね?」と聞くと、迅は「うん、今日からまた平常運転だ」と答えていく。遊真が「しかし、ホントにまにあうとはやっぱ数の力は偉大だな」と言うが、迅は「何言ってんだ」「まにあったのはおまえとレプリカ先生のおかげだよ」「おまえがボーダー隊員じゃないのが残念だ、表彰もののお手柄だぞ」と伝えていく。遊真が「じゃあ、その手柄はオサムにツケといてよ、そのうち返してもらうから」と言うと、迅は「あー、それいいかもな」「メガネくんの手柄にすればクビ取り消しとB級昇進はまちがいない」と返していく。三雲が「ま、待ってください」「ぼくほとんど何もしてないですよ!?」と言うと、迅は「メガネくんがいなかったら遊真たちに会えてないし、地味に重要人物なんじゃない?」と返していく。三雲が「そんな無理やりな」と言うが、遊真は「いいじゃん、もらっとけよ」「おれの手柄がナシになっちゃうじゃん」と言い、迅も「B級に上がれば正隊員だ」「基地の外で戦っても怒られないし、トリガーも戦闘用のが使える」「おれの経験から言って、パワーアップはできるときにしとかないと、いざって時に後悔するぞ」「それにたしか、メガネくんは助けたい子がいるからボーダーに入ったんじゃなかったっけ?」と伝えていく。

その頃、一人の少女が町を歩いていた。

