ウマ娘シンデレラグレイ4話のネタバレを掲載しています。4話では、フジマサマーチが1着、オグリキャップが2着という結果でレースが終わっていく。靴がボロボロになってしまったオグリはベルノライトのサポートで最適な靴を選び、「今度は勝つ」と強く決意していく。ウマ娘シンデレラグレイ4話の内容を知りたい方はご覧ください。
ウマ娘シンデレラグレイ4話のネタバレ
怪物の足跡
残り100m。フジサキマーチが「負けられない」「負けてたまるか」と雄たけびを上げながら走ると、オグリキャップは最後で体勢が崩れてしまう。
1着フジサキマーチ、2着オグリキャップでゴールインとなる。
が、マーチは「アイツ」と悔しそうな表情を浮かべていた。
北原が「次はこうはいかねぇからな柴崎ィ、おぼえてろ」とあからさまに悔しがると、柴崎は「小物臭すごい」と感じていた。
北原が「行くぞ、ベル」と声を掛けるが、そこにベルノライトの姿はなかった。
オグリキャップは電光掲示板の前に立ち尽くしていた。
ベルノライトがオグリの元に駆け寄ると、オグリが握った手から血が垂れていることに気づく。
ベルノライトが「もぉー、こんなに手握り締めて」「悔しいのは分かるけどダメだよ、自分を傷付けるような事しちゃ」と告げると、オグリは「そうか」「私、悔しかったのか」と自分の本心に気づいていく。
さらに、ベルノライトは「っというかオグリちゃん、その靴」とボロボロになっている靴に気づく。
オグリキャップは「あぁ、このレースくらいはもつと思ったんだけど」と言いながら「走るのは楽しいけど、負けるのは悔しいんだな」と感じていた。
北原はレース場に残ったオグリの足跡を確認し「まるで怪物の足跡だな」と驚いていた。
今度は勝つ
校長が「やぁやぁ、フジマサマーチくん」「先のデビュー戦、実に見事だった期待しているよ」「柴崎くんもまだ若いのによくやってくれている」「目標は中京盃かな？」とマーチの活躍を称えると、マーチは「目標は、東海ダービーです」と答えていく。
マーチが「ですがそれは、オグリキャップに勝ってからす」と言い放ち、校長は「？」「何を言っているんだ？」「もう勝ったじゃないか」と混乱していた。
北原が「こいつ多分どれ買っていいか分かんねぇと思うから、ついてってやってくれねぇか？」とオグリのシューズ購入の同行をベルノライトに頼もうとするが、ベルノライトは「はぁ」「それはまぁいいんですけど、多分これじゃ足りませんよ」「オグリちゃんの場合、普通の靴だとまたすぐダメになっちゃいますから、多少高くても丈夫なの買っておいた方が」「それに蹄鉄も消耗品ですからいくつか買っておかないと」と伝え、北原は「わ、わかったよ」「カード渡すからこれで必要なの揃えて来い」と言う。
オグリはかわいいシューズに見とれていた。
が、ベルノライトは「これとかどう！？」「防水・耐滑で特殊繊維強化樹脂の先芯入り」「オグリちゃん、足で掻く力強いからつま先の強度が心配だったんだけど、これなら大丈夫そう」と可愛らしさはいっさいない実用的なシューズを勧め、オグリは「うん、まぁ、確かにこれなら破れそうにない、な」とがっかりしながら納得していく。
ベルノライトが「よし、決まり」「それで蹄鉄なんだけど、トレーニング用はちょっと重いけど、耐久性があって減りにくい極軟鋼が一般的かな」「レース用はアルミ合金の蹄鉄がおすすめかも」「なんといっても重さが極軟鋼の3分の1」「その代わり、耐摩耗性は劣っちゃうから少し多めに買っておいた方が良いと思う」「無難にいくなら勝負鉄とも呼ばれているこの競走ニウムって蹄鉄だけど、オグリちゃんの場合鉄頭部に鋼片が埋め込まれているトリプルクラウンとかクイーンズプレートとか合ってるんじゃないかな？」と超専門的な話をし、オグリが「なんというか、詳しいんだな」と言う。ベルノライトの「実はウチの実家、ウマ娘専門のスポーツ用品店なんだ」「小さい頃から見てて少し知ってるくらいだけど、オグリちゃんの役に立てて良かった」という言葉を聞くいたオグリキャップは、「もう負けられないな」「今度は勝つ」と強く決意していく。
2週間後、カサマツレース場にて。北原は8万円超えの領収書を見て驚愕していた。
ベルノライトは「脚まわりはほぼ完璧」「スタートせ上手くいけば大丈夫な筈」「なんだけど、一つ不安なのが」「ノルンエースさん」「まさか同じレースに出走することになるなんて」「何も無ければいいんだけど」と危惧していた。
ミニーがノルンエースに耳打ちをすると、ノルンエースは「いいね、それ」と不敵な笑みを浮かべていく。
