東京卍リベンジャーズ72話のネタバレを掲載しています。72話では、稀咲がタケミチと千冬に声をかけ、場地を死なせてしまったことを謝っていく。稀咲が改心したかのように思えたが、それは嘘でタケミチは稀咲に出された酒を飲んだことで意識を失ってしまう。東京卍リベンジャーズ72話の内容を知りたい方はご覧ください。
東京卍リベンジャーズ72話のネタバレ
あれは全部オレのせいだ
稀咲が現れたことで最高幹部一同が一斉に頭を下げる。
稀咲が「そんな畏るなよ、みんな」と気さくに話しかけてくると、タケミチは「え？」「これが稀咲？」「なんか別人みたいに見えるんですけど」と拍子抜けしていた。
半間が「幹部会に顔出すなんて珍しいですね、稀咲さん」と言うと、稀咲は「ちょっと野暮用でな」と答え、「タケミチ、千冬」「ちょっと時間をくれないか？」と声をかける。
そして、タケミチと千冬を最近作った自身の店に連れていく。
稀咲が「まぁ座れよ」「時間作ってもらって悪りぃな」「オマエも座れよ、千冬」と言うが、千冬は「いえ」「自分はそういう身分じゃないんで」と返し、稀咲は「ハハ」「相変わらず固ぇな」と笑っていく。タケミチが「稀咲鉄太」「現・東京卍會の最重要人物の一人にして総長代理」「警察が総力を挙げて捜索しても尻尾さえ摑めない男」「こいつが本当にあの稀咲鉄太なのか？」と考えていると、稀咲が「オレらも随分長い付き合いになったよな」「東卍に入って12年」「今でもあの時の仲間たちでこうやってつるんでられるなんて思ってもみなかった」「意外な事言ってるか？」「タケミチ、千冬、オレの事どう思ってる？」「恨んでるだろ？」「ちょうど12年前のこれぐらいの時期だったな」「場地が死んだのは」「あれは全部、オレのせいだ」「血のハロウィンはオレが仕組んだ」「半間を使い、羽宮一虎を丸め込み芭流覇羅という組織を作った」「そして、東卍に芭流覇羅をぶつけた」と語り出す。
千冬が「なんの為にそんな事を？」と聞くと、稀咲は「力が欲しかったんだ」「賞賛される功績が欲しかった」「オレがこの抗争を収めれば大半がオレにひれ伏す」「必死だった」「場地が死ぬとは思わなかった」「本当だ、千冬」「すまなかった」「ずっとこうして謝りたかった」「12年経ってわかったんだ」「大切なのは仲間だ」と頭を下げる。
タケミチが「あの時の事、後悔してるんですか？」と聞くと、稀咲は「忘れる日はなかったよ」「この先もオレを恨め」「でも、今日だけは一杯付き合えよ」と乾杯していく。
あれウソだ
タケミチが「すげぇ」「稀咲が変わった」「いい奴になってる」と感じながらウイスキーを口にすると「ビールないっスかね？」と言い出し、稀咲と千冬は笑っていく。
タケミチが「もしかしてこれってめっちゃいい未来なんじゃねぇの？」と感じながら3人で楽しい一時を楽しむと、稀咲が「はぁ」「久しぶりに楽しかったよ」「最後に一ついいか？」「さっき場地が死ぬとは思わなかったって言ったけどよ」「あれ、ウソだ」「オレが一虎を使って場地を殺した」「そして今から、その続きを始める」と言い放つ。
タケミチは突如視界が歪み倒れていき、目を覚ますと拘束されていることに気づく。
