終末のワルキューレ24話のネタバレを掲載しています。24話では、ヘラクレスの能力が代償つきで超威力の技を繰り出すエルキュール・エクソダスだと明かされる。相変わらず搦め手で攻めるジャックは、ヘラクレスを見て「いい色だ」と意味深なことを言い放つ。終末のワルキューレ24話の内容を知りたい方はご覧ください。
終末のワルキューレ24話のネタバレ
エルキュール・エクソダス
ヘラクレスが「悪しき者よ、消え去れ」と棍棒で殴りかかるが、ジャックは傘を取り出し攻撃をいなしていく。
ヘラクレスが「今のを受け流したか」「どうやらただの卑怯者ではないようだな？」と言うと、ジャックは「わたしを知って頂くのはこれからですよ」と余裕を見せていく。
カストルたちテーバイの民たちは人類ながらヘラクレスを応援していた。
ジャックが「いやあ、それにしても危なかった」「持っておくものですねぇ、傘」「で、悪をどうするのでしたっけ？」「正直者の勇者さん？」と聞くと、ヘラクレスは「どうするだと？」「ただ正面からなぎ倒すのみ」と言い放つ。
ロキが「ありゃ〜、まだ怪力で押す気？」「いくらなんでもちょっと脳筋すぎじゃない？」「それとも「正面から」なんて言っといてブラフかな？」と言うと、アレスが「お前と一緒にするな」「やつの戦術には騙しなど微塵もないわ」「そう言ったならそうする、ヘラクレスはそういう漢だ」と伝えていく。
ヘラクレスは「ネメアの獅子よ、我を喰らえ」とエルキュール・エクソダス第一の御業、ネメアの獅子を繰り出す。
ジャックはなんとか回避しようとするが、ちょっと掠っただけで吹き飛ばされてしまう。
技を放ったヘラクレスの体の刺青が広がっていた。
アレスが「代償だ」「ヘラクレスは神に成る直前十二の難業を成し遂げ十二の神技を体得した」「だが、その凄まじい威力ゆえに代償があるのだ」「体を使う度刺青が体に広がり、一ミリ広がるごとに常神なら失神する程の耐え難い痛みが襲う」と説明すると、ロキは「ふうん、あんな涼しい顔してんのに」「我慢の必殺技か、不屈の闘神っぽいね」「で、あの刺青が広がりきったらどうなるの？」と聞き、アレスは「死ぬ、ニブルヘムだ」と答える。アレスは「己の命と引き換えに強大な神の御業を生む、それがエルキュール・エクソダス」「ヘラクレス、そんなクズ相手に使いすぎるなよ？」とヘラクレスの身を案じていた。
ゲルが「ヘラクレス様、やっぱり強いスね」と言うが、ブリュンヒルデは「そうですね」「ですがゲル、面白くなりそうなのはこれからですよ」とニヤけていく。
いい色
ジャックが外れた肩を治し立ち上がり「楽しんでやる苦労は苦痛を癒すものだ」と言うと、ヘラクレスは「何だ？」と返し、ジャックは「おや、ご存知ありませんか？」と言う。
劇作家のウィリアム・シェイクスピアが「あれオレの、ちなみにFrom「マクベス」」「彼はオレのファンなのかな？」「だとしたら良い気分はしないねぇ、オレの作品じゃ殺人鬼を止められなかったって事だ」と語る。
ジャックが「第一幕の出来は上々」「さぁ、第二幕の幕開けと参りましょう」とヘラクレスに向かっていく。
ジャックは巨大なバタフライナイフを変形させ投げつけていく。
ヘラクレスは躱すが、その隙にジャックは大量のナイフを投げつける。
ヘラクレスがそれも防ぐと、ジャックは今度は上からナイフを投げまくる。
ヘラクレスが背後から飛んでくるバタフライナイフを防いだ隙にナイフを浴びてしまう。
ヘラクレスは一気に距離を詰めてジャックに襲いかかるが、ジャックは跳んで逃げていった。
ジャックは空中を跳んで距離を取り、そして空中に浮かんでいく。
いつの間にか至る所にピアノ線が張り巡らされており、ジャックはその上に立っていた。
ヘラクレスが「まだ小細工を続けるのか？」と言うと、ジャックは「Sir、傘はお持ちですか？」「この街ロンドンは雨が多いので気をつけて」「さっき貴方が壊した傘、お貸しできたら良かったですね」と大量のナイフを投げつけると、今度はピアノ線のせいで予測不能な軌道となってヘラクレスに襲いかかる。
ヘルメスは「いくらヘラクレスでもあの量を喰らい続ければ致命傷になりますよ」とつぶやく。
ヘラクレスはエルキュール・エクソダス 第6の御業 ステュムバリデスの怪鳥でナイフを吹き飛ばす。
逆風で飛んできたナイフをジャックはマントで弾いていく。
ヘラクレスが「何をやろうと無駄だ」「小細工でオレは倒せん」と言い放つと、ジャックは「エクセレント」「いいですよ、もっと、もっと昂ぶってください」「いい、やはり貴方は不動の強い意志を持ったいい色です」「これは期待できそうだ」「あぁ失敬、少々はしたなかった」「なにせ初めてなんですよ、神様は」と不敵な笑みを浮かべる。
