ヒロアカ58話のネタバレを掲載しています。58話では、職場体験を終え、さっさくその成果を発揮できる救助訓練の授業が行われる。デクの成長を見たオールマイトは「私とワン・フォー・オールについて話さなければならない」とデクに伝えていく。ヒロアカ58話の内容を知りたい方はご覧ください。
ヒロアカ58話のネタバレ
いつかこいつの名が平和の象徴と謳われるその日まで
デクが「短い間でしたがお世話になりました」とお礼を言うと、グラントリノは「何も世話してねえ気がするぜ、職場体験もあれだったしな」と返す。

デクが「いえ、発想のご教授と組手ぶっ続けのおかげでヒーロー殺し相手にも何とか動けました」と返すが、グラントリノは「本気じゃないヒーロー殺し相手にだ」「まァ、100%の一撃必殺を狙って外しちまうなんてことにならず良かったとは言うべきかな」「だがその腕、ヒビ入ってたんだろ?」「土壇場での許容上限オーバー、まだ焦りで力む油断で力のコントロールがブレる」「常に緊張と冷静を保て」「オールマイトのような最高のヒーローになりてっつうなら、まだまだ学ぶことは多いぞ」と注意していく。

デクが「あの、さ、最後に一つ、い、良いですか!?」「失礼と思ってずっと聞きそびれてて、タイミング見つからなかったんですけど」「そんなに強くてオールマイトを鍛えたなんて実績もあるのに、グラントリノ世間じゃほとんど無、無名です」「何かワケがあってのことなんでしょうか?」と聞くと、グラントリノは「あー、そりゃ俺元来ヒーロー活動に興味ないからな」「かつて目的の為に個性の自由使用が必要だった」「資格をとった理由はそんだけさ」「これ以上は俺からより俊っ、オールマイトが話してくれるのを期待してな」「じゃあ以上、達者でな」と告げ、デクが事務所を後にしていく。
グラントリノが「最高のヒーローか」「容姿も性格もまるで似てないが、確かにお前そっくりだぜ俊典」「盟友が選んだ男、そしてその男が選んだ」「共に見届けてやろうじゃないか、俊典」「お前が過去となる日まで」「いつかこいつの名が、平和の象徴と謳われるその日まで」と考えながら「小僧、誰だ君は!?」と聞くと、デクが「えっと、だから緑谷出」と答えようとするが、グラントリノが「違うだろ」と返し、デクは「あ」「「デク」です」と答えていく。
私とワン・フォー・オールについて
翌日。ジーニストのせいで髪型が変わってしまった爆豪が大爆笑されていた。

芦戸が「へえー、ヴィラン退治までやったんだ、うらやましいなあ」と言うと、耳郎は「避難誘導とか後方支援で実際交戦はしなかったけどね」と返し、蛙吹は「私もトレーニングとパトロールばかりだったわ」「一度隣国からの密航者を捕えたくらい」と伝える。

蛙吹が「お茶子ちゃんはどうだったの?この一週間」と聞くと、麗日は「とても有意義だったよ」とすごい闘気を放ちながら答える。

麗日を見た上鳴が「たった一週間で変化すげぇな」と言うと、峰田が「変化?違うぜ上鳴」「女ってのは元々悪魔のような本性を隠し持ってんのさ」と言い、上鳴は「マウントレディのとこで何見た」とツッコむ。

上鳴が「俺は割とチヤホヤされて楽しかったけどなー」「ま、一番変化というか大変だったのはお前ら三人だな」とデクたちを見て言う。

「そうそうヒーロー殺し」「命あって何よりだぜ、マジでさ」「エンデヴァーが救けてくれたんだってな、さすがNo.2だぜ」と言われると、轟は「そうだな、救けられた」と合わせていく。
尾白が「俺ニュースとか見たけどさ、ヒーロー殺しヴィラン連合ともつながってたんだろ?」「もしあんな恐ろしい奴がUSJ来てたらと思うとゾっとするよ」と言うと、上鳴が「でもまあ確かに怖えけどさ、尾白動画見た?」「アレ見ると一本気っつーか執念っつーか、かっこよくね?とか思っちゃわね?」と本音を漏らす。デクが「上鳴くん」と言うと、上鳴は「え?」「あっ、飯、ワリ」と反省するが、飯田は「いや、いいさ」「確かに信念の男ではあった」「クールだと思う人がいるのもわかる」「ただ、奴は信念の果てに粛清という手段を選んだ」「どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ」「俺のような者をもうこれ以上出さぬ為にも、改めてヒーローへの道を俺は進む」「さァそろそろ始業だ、席につきたまえ」と自身の決意を口にする。

オールマイトが「ハイ、私が来た」「ってな感じでやっていくわけだけどもね、ハイ」「ヒーロー基礎学ね」「久し振りだ、少年少女、元気か!?」と授業を始めていく。

オールマイトが「職場体験直後ってことで今回は遊びの要素を含めた救助訓練レースだ」と言うと、飯田が「救助訓練ならUSJでやるべきではないのですか!?」と質問し、オールマイトは「あすこは災害時の訓練になるからな」「私は何て言ったかな?そう、レース」「ここは運動場γ」「複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く密集工業地帯」「5人4組に分かれて1組ずつ訓練を行う」「私がどこかで救難信号を出したら街外から一斉スタート」「誰が一番に私を助けに来てくれるかの競争だ」「もちろん建物の被害は最小限にな」と爆豪を指差していく。

初めの組が位置につく。

「飯田まだ完治してないんだろ、見学すりゃいいのに」「クラスでも機動力良い奴が固まったな」「うーん、強いて言うなら緑谷さんが若干不利かしら」とクラスメイトが話していた。耳郎が「確かにぶっちゃけあいつの評価ってまだ定まんないだよね」と言うと、八百万も「何か成す度大怪我してますからん」と言う。
クラスメイトが各々予想をしていた。

レースが始まると瀬呂が個性で上空に飛び「ちょーっと今回俺にうってつけ過ぎ」と言うが、ものすごいスピードで空を飛ぶデクを発見する。

デクの動きを見た爆豪は「俺の動き方」「俺が馬鹿みてえな時間過ごしてる間にまた、また」と悔しがっていた。
デクが「落ち着け、いける落ち着け、常に5%」「常に緊張と冷静を保て」とフルカウルをキープしようとするが、細い足場で滑って最下位という結果に終わる。

オールマイトが「一番は瀬呂少年だったが、皆入学時より個性の使い方に幅が出てきたぞ」「この調子で期末テストへ向け準備を始めてくれ」とレースを終えたメンバーに伝えると、「驚いたぜ、見違えたよ」「この授業が終わったら私の元へ来なさい」「君に話さなければならない時がきた」「私とワン・フォー・オールについて」と小声でデクに伝えていく。

