ヒロアカ47話のネタバレを掲載しています。47話では、デクがグラントリノから「オールマイトへの憧れが足枷になっている」とヒントを伝えられる。死柄木はヒーロー殺しのステインをヴィラン連合に勧誘していた。ヒロアカ47話の内容を知りたい方はご覧ください。
ヒロアカ47話のネタバレ
オールマイトへの憧れや責任感が足枷になっとる
オールマイトが「DNA検査?脳無の?」と返すと、塚内は「捜査協力を依頼してるでもないし、情報漏えいになるが君には伝えなくちゃと思ってね」「黒幕への手掛かりだ」「あれから色々試したんだが、奴は口がきけないとかじゃない」「何をしても無反応、文字通り思考停止状態」「素性を調べる為DNA検査したところ、傷害・恐喝の前科持ち、まァチンピラだ」「そして、奴の身体には全く別人のDNAが少なくとも4つ以上混在していることがわかった」と説明していく。

オールマイト が「人間か、それ?」と驚くと、塚内は「全身薬物等でいじくり回されているそうだ」「安っぽい言い方をすれば「複数の個性に見合う身体」にされた改造人間」「脳の著しい機能低下はその負荷によるものだそうだが、まァ本題は身体の件よりDNA、個性の複数持ちの方」「DNAを取り入れたって馴染み浸透する特性でもない限り、個性の複数持ちなんてことになりはしない」「ワン・フォー・オールを持った君ならわかるだろ、恐らく個性を与える個性がいる」と伝えていく。
グラントリノが「体育祭での力の使い方、あの正義バカオールマイト は「教育」に関しちゃ素人以下だぁな」と「見てらんねえから俺が見てやろうってんだ」「さァ着ろや、コスチューム」と言うと、デクは「同じ言い回し、トボケ方も」「この人やっぱり、オールマイト の先生」と実感していた。

デクが「緑谷様へ」「修繕にあたり弊社の独断で材質やデザインに少々の変更を加えましたがご了承下さい」「だってこっちの方が絶対かっこいいし」という取説を読み、「サポート界は発目さんみたいな人ばかりなのかな」「なにはともあれ、母製スーツβ、初陣だ」と考えながらコスチュームを着用していく。

デクが「ほ、本当に良いんですか?」「正直まだ完全に使いこなせないし、もっと開けた屋外じゃないと、もしうっかり100%で撃っちゃったりしたらグラントリノさんのお身体が」と言うと、グラントリノは「ウダウダとまァ」「じれったいな」と超スピードでデクに襲いかかる。

デクが「撃つだけじゃないんですか!?実戦形式!?」と驚いていると、グラントリノは「さっきので俺の実力が見えなかったか」「9人目の継承者がこんな湿った男とは、オールマイト はとことんド素人だァな」と言い放つ。
グラントリノの超スピードを前に、デクが「速すぎる、どんな個性だ!?」「いや違う、隠れる隙もない」「この状況なら悠長に正体を探るより、とりあえず動きを止めたい」「割れないイメージ」でワン・フォー・オールを発動し、グラントリノの動きを読みながら攻撃を繰り出す。

が、グラントリノの動きはそれすら上回り、「固いな、そして意識がチグハクだ」「だからこうなる」とデクを押さえつけていく。

デクが「絶対捕まえたと思ったのに」と言うと、グラントリノは「それだよ」「騎馬戦や本戦での利用法」「自分でも理解は出来ているハズなのにオールマイトへの憧れや責任感が足枷になっとる」「「早く力をつけなきゃ」、それは確かだが時間も敵もおまえが力をつけるまで待ってくれはしない」「ワン・フォー・オールを特別に考えすぎなんだな」と伝えていく。デクが「つまり、どうすれば」と聞くが、グラントリノは「答えは自分で考えろ」「俺ぁ飯を買ってくる」「掃除よろしく」と部屋を後にしていく。
信念なき殺意に何の意義がある
同時刻。SIDE飯田、保須市。ヒーローが「普段は以来の電話待ちが多いんだけどね」「最近はホラ、保須も慌ただしいからね」と言うと、飯田は「市街パトロールは抑制になります」と言う。

ヒーローが「しかし、インゲニウムの弟さんがよくウチに来てくれたな」と言うと、飯田は「ヒーロー殺し、現代社会の包囲網でも捕えきれぬ神出鬼没ぶり」「無駄なことかもしれない」「それでも今は追わずにはいられない」「僕はあいつが、許せない」と考えていた。
ステインがヴィラン連合のアジトに来ていた。

ステインが「なるほどなァ、おまえたちが雄英襲撃犯」「その一団に俺も加われと」「目的は何だ」と聞くと、死柄木は「とりあえずはオールマイトをブッ殺したい」「気に入らないものは全部壊したいな」「こういう糞餓鬼とかもさ、全部」とデクの写真を見せながら答え、ステインは「興味を持った俺が浅はかだった」「おまえは、ハァ、俺が最も嫌悪する人種だ」「子どもの癇癪に付き合えと?ハ、ハァ」「信念なき殺意に何の意義がある」と言い放つ。
黒霧が「破壊衝動のみに死柄木弔に更なる成長を促す為招いた男」「しかしこれは」と考えながら「先生、止めなくて良いのですか!?」と聞くと、先生は「これでいい」「答えを教えるだけじゃ意味がない」「到らぬ点を自身に考えさせる、成長を促す」「「教育」とはそういうものだ」と伝えていく。
デクが「オールマイトへの憧れが足カセ、使い方は理解してる」「ワン・フォー・オールを特別に考えすぎ」「それが固さに起因している?」「そもそも固いって何だ?逆に柔軟な動きってのは」「柔軟な」「そうか」「奥の手、超必殺技のように考えてた」「そうだよ、個性は体の一部」「もっと、もっとフラットにワン・フォー・オールを考える」「あんな近くで見てきたのに何で気付かなかったんだ」「そうだ、そうか、うんうん」「となると反復練習が」と新たな可能性に気づいていると、それを見ていたグラントリノは「思考は柔軟、体育祭での動きでそこはわかっていた」「なかなか良い奴見つけたんじゃないか?俊典、オールマイト よ」と考えていた。

