ヒロアカ247話のネタバレを掲載しています。247話では、エンデヴァーがデクたちに「ここに何をしに来たのか」を問いただす。デクらの強い覚悟を聞いたエンデヴァーは、「この冬の間に一回でも、俺より速くヴィランを退治してみせろ」と告げていく。ヒロアカ247話の内容を知りたい方はご覧ください。
ヒロアカ247話のネタバレ
「経験」
エンデヴァーが「俺がおまえたちを育ててやる」「だがその前に、貴様ら二人のことを教えろ」「今貴様らが抱えている課題、出来るようになりたいことを言え」と言うと、デクは「力がコントロールして最大のパフォーマンスで動けるようにしたいです」と伝える。エンデヴァーが「自壊する程の超パワーだったな」と言うと、デクが「はい」「壊れないように制御する方法を見つけました」「でも、えー、ここに来てその、なんていうか」「副次的な何かこう、違う形で発現するようになって」と伝えていく。エンデヴァーが「見せろ」と言うと、デクは「集中した許容出力ギリギリ」「これが今扱える範囲です」「出力がブレると溢れ出て暴走してしまいます」と黒鞭を見せる。

エンデヴァーが「最大限のパフォーマンスとは?これをどうしたい?」と聞くと、デクは「本来はムチのように操る力なんです」「この力をリスクじゃなく武器にしたい」「今考えているのは新技「エアフォース」の要領を取り入れることはできないか」「あ、そのエアフォースというのは、風圧での遠距離攻撃なんですが、これは今の身体の許容上限を超えた出力を必要とする技なんです」「現状、僕が負担無しに扱える出力を10〜15%と仮定すると、エアフォースに必要な力は20%、少しオーバーするんです」「この状態では怪我こそしないものの、軋むような痛みが出るので、動きに支障が出ます」「なので、瞬間的に引き上げすぐに戻すという調整が出来るように練習しました」「この方法を今の黒鞭に転用できれば、理屈上では実戦に使えると思ってます」「ただ、元々力の調整をしながら動いているので、そこにもう一つ要素が増えるとどうにも今度は頭の許容量を超えてしまうんです」「どうにかしてそれらを並行処理しながら動けるようにトレーニングはしているんですが、なかなかうまくいかなくて」と饒舌に長いこと説明する。

バーニンが「長くて何言ってんのかわかんない」とツッコむが、エンデヴァーは「つまり、活動中常に綱渡りの調整が出来るようになりたいと」「難儀な個性を抱えたな」「君も、こちら側の人間だったか」とデクの苦悩を理解していく。

エンデヴァーが「次、貴様は?」と聞くと、爆豪は「逆に何が出来ねーのか、俺は知りに来た」と言い放つ。バーニンが「ナマ言ってらー」と大笑いすると、爆豪は「うるせーな、さっきからてめー何でいンだよ」「本心だ、クソが」「「爆破」はやりてェと思ったこと何でも出来る」「一つしか持ってなくても一番強くなれる」「それにもうただ強ェだけじゃ強ェ奴にはなれねーってことも知った」「No.1を超える為に、足りねーもん見つけに来た」と説明する。
エンデヴァーが「いいだろう」「では、早速」と話を始めようとすると、轟は「俺も、いいか」と話そうとする。エンデヴァーが「ショートは赫灼の習得だろう」と言うと、轟は「ガキの頃、おまえに叩き込まれた個性の使い方を右側で実践してきた」「振り返ってみればしょうねェ」「おまえへの嫌がらせで頭がいっぱいだった」「雄英に入って、こいつらと、皆と過ごして競う中で目が覚めた」「エンデヴァー、結局俺はおまえの思い通りに動いてる」「けど覚えとけ、俺が憧れたのはお母さんと二人で観たテレビの中のあの人だ」「俺はヒーローのヒヨっ子として、ヒーローに足る人間になる為に俺の意思でここに来た」「俺がおまえを利用しに来たんだ」「都合良くてわりィな、No.1」「友だちの前でああいう親子面はやめてくれ」と伝えていく。

エンデヴァーは「自ら来てくれたことでいくらかでも心を開いてくれたと」「俺はなんと愚かな勘違いを」と考えながら「ああ」「ヒーローとしておまえたちを見る」「救助、避難、そして撃退」「ヒーローに求められる基本三項」「通常、救助か撃退」「どちらかに基本方針を定め事務所を構える」「俺はどちらでもなく、三項全てをこなす方針だ」「管轄の街を知りつくし、僅かな異音も逃さず、誰よりも速く現場へ駆けつけ、被害が拡大せぬよう市民がいれば熱で遠ざける」「基礎中の基礎だ、並列思考、迅速に動く」「それを常態化させる」「何を積み重ねるかだ」「雄英で「努力」を」「そして、ここでは「経験」を」「山の如く積み上げろ」「貴様ら3人の課題は「経験」で克服できる」「この冬の間に一回でも、俺より速くヴィランを退治してみせろ」と告げる。

