【ヒロアカ】193話のネタバレ【オール・フォー・ワンと弟の過去が明らかに】

ヒロアカ193話のネタバレを掲載しています。193話では、オール・フォー・ワンと弟の過去が明らかになっていく。弟に過去を見せられたデクは、「君は一人じゃない」と語りかけられていく。ヒロアカ193話の内容を知りたい方はご覧ください。

ヒロアカ193話のネタバレ

混沌の時代をまとめ上げた者

デクは「喋れない、鼻から下がない」「右手の自由はきく」「この場所から動けない、足が無い」「オールマイトの奥にも二人、遠くて姿がわからない」「7人、僕を含めて8人」「歴代のワン・フォー・オール継承者、僕は9代目」「残る一人は」と考えていた。

オール・フォー・ワンが「酷い言い草じゃないか」「僕は歩み寄っているのに」「寛容である事はおまえの正しさに含まれていないのか？」と言うと、弟は「今世界が混乱の中にある」「異能は私利私欲に使うべきじゃない」「あんたは自分を満たす事しか考えていない」と返していく。デクは「僕に全く気づいてない」「過去が再現されてるのか？夢だし」と考えていた。

オール・フォーワンは「そのまま返すよ」「おいで」「彼は顎部が変容した」「牙が生え変わり続けるそうだ」「内気だが老いた両親の世話を欠かさない優しい男だよ」「そんな彼は怪物だ、病気だと迫害を受け、両親からも隔離されてしまった」「彼は異能を持たない」「夕暮れの仕事帰り異能の集団に襲われたそうだ」「頼みのスタンガンは無効化された上、触手状の毛髪に体の自由を奪われたと」と二人の男を呼び出す。

弟が「ダメだ、戻れなくなるぞ」と止めようとするが、オール・フォー・ワンは異能をスキンヘッドの男に移していく。

オール・フォー・ワンが「今後僕が困ったらその時は助けてくれるかい？」と聞くと、二人は「もちろんだ」「ああ、父さん、母さん」「ありがとう、本当に」「この恩は一生忘れない」と答えていく。

オール・フォー・ワンが「おまえの言う「世界」とは何だ？弟よ」「おまえは何が見えている？」「僕は「人」を見て「人」の為に力を行使している」と言うが、弟は「詭弁だ」「あんたは今、小間使いを二人増やしただけだろう」と言う。オール・フォー・ワンが「縋れるものが必要なんだ」「おまえは僕を否定する事で彼らの幸せまで否定しているよ」「人の形を失ったこの世界僕の力なら秩序を齎せる」「エゴを通そうと必死なのはどちらだろう？」と返すと、弟は「心の隙につけ入ることの何が秩序だ」「そうやって弄び使い捨てた人の数、おまえは覚えちゃいないだろう」と襲いかかるが、用心棒に押さえつけられていく。

オール・フォー・ワンは「ああ、可哀想に」「異能を持たずに生まれたばっかりに」「力が無ければ通せる道理も無い」「それでも僕はおまえを愛してるよ、哀れな弟」「唯一の家族」と告げていく。

突如として人間という規格が崩れ去った。そんな混沌の時代にあって、逸早く人々をまとめ上げた人物がいた。

オール・フォー・ワンは「力無き者に選択を」「罪には容赦を」「望むものを与えよう」「僕に、協力してくれるなら」と支持者を大勢集めていく。

君は一人じゃない

オール・フォー・ワンが「ああ、また食べなかったのか」「かわいそうに、やせ細ってしまって」と弟がいる部屋に入ってくると、弟は「僕はあんたの思い通りにならない」と返していく。

オール・フォー・ワンが「そろそろ諦めたらどうだい？」「徒に力を振るう者たちが徒党を組んでいた」「僕の手を拒み秩序を否定する集団がいた」「とても危険な存在だった」「だから、殺された」「僕は何も命じていないんだぜ？」「僕を慕う多くの友人が、秩序を思い行動に移した」「嬉しかったよ、思うだけで皆が動いてくれる、夢の光景だ」「あの日、おまえと読んだコミックの世界だ」と伝えていくと、弟は「あんたは3巻でしか読んでいない、続きがある」「魔王に支配された世界を、正義のヒーローがもがき苦しみ、そして最後に救い出すんだ」「兄さん知ってるか、悪者はな、必ず最後に敗けるんだ」「架空は現実になった」と返していくが、オール・フォー・ワンは「現実は定石通りにいかない」「おまえが僕に屈しない現実も、これから僕が塗りかえる」「おまえが大切だ」「やせ細ったおまえにも使いやすい異能を見つけたんだ、共に征こう」と告げていく。