ヒロアカ13話のネタバレを掲載しています。13話では、デクたちが人命救助訓練のために通称USJと呼ばれる訓練場に向かう。スペースヒーロー13号から人命救助についての話を聞かされると、まさかのヴィランの集団が襲来してくる。ヒロアカ13話の内容を知りたい方はご覧ください。
ヒロアカ13話のネタバレ
USJ
AM7:35水曜日。連続強盗殺人犯「僧帽ヘッドギア」が暴れていた。

そこに、「もう大丈夫だ、ファミリー」「何故なら私が通勤がてら来た」とオールマイトがミズーリースマッシュで瞬殺する。

ヒーローたちは「ありがたいけど」「我ら廃業してしまう」と嘆いていた。

オールマイトが「遅刻するとやばいんでそれじゃ」と去ろうとするが、「轢き逃げー」という声が聞こえ、「ん〜、遅刻するとやばいんだけどナー」と轢き逃げ犯の元に急ぐ。が、オールマイトは「速度が落ちた」「渡した後私の力は衰えつつある」「それに加え、あの無理で活動可能時間も以前より短く」と感じていた。

デクが「すみません、母にも言ってなのかったのに何でか」「言わなきゃって、本当にすみません」と謝ると、オールマイトは「ひけらすかすような性格ではないと踏んで強くは言わなかったが」「誠実が裏目に出た結果か」と考えながら「幸い爆豪少年も戯言と受け取ったようだし今回は大目に見るが、次はナシで頼むぞ」「この力を持つという責任をしっかり自覚してくれ」「知れ渡れば力を奪わんとする輩が溢れかえる事は自明の理」「この秘密は社会の混乱を防ぐ為でもあり、君の為でもあるんだ、いいね?」と伝えていた。

オールマイトは「相応しかったと言っても15歳のまだ少年なのだ」「私がしっかりせねばな」と考えながら、次は隣町の立てこもり事件に向かっていく。
PM0:50。相澤が「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう一人の3人体制で見ることになった」と告げると、生徒が「なにするんですか!?」と聞き、相澤は「災害水難なんでもござれ、レスキュー訓練だ」と答える。

相澤が「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない」「中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな」「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく、以上準備開始」と伝え、デクは「救助訓練」「憧れに、最高のヒーローに近付く為の訓練、頑張るぞ」と意気込んでいく。
お茶子が「デクくん体操服だ、コスチュームは?」と聞くと、デクは「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから」「修復をサポート会社がしてくれるらしくてね、それ待ちなんだ」と答える。

バスの中で蛙吹が「私思った事を何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」「あなたの個性オールマイトに似てる」と伝えると、デクは「そそそそ、そうかな!?」「いや、でも僕はそのえー」と明らかに動揺していくが、切島が「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトはケガしねえぞ、似て非なるアレだぜ」「しかし、増強型のシンプルな個性はいいな、派手で出来る事が多い」「俺の硬化は対人じゃ強えけどいかんせん地味なんだよなー」と伝える。

青山が「僕のネビルレーザーは派手さも強さもプロ並み」と言うと、芦戸に「でも、お腹壊しちゃうのはヨクナイね」とツッコまれる。

「派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪だな」と言うと、蛙吹が「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」と言い、爆豪は「んだとコラ、出すわ」とさっそくキレる。

男子生徒が「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」とイジると、デクは「かっちゃんがイジられてる」「信じられない光景だ、さすが雄英」と感じていた。八百万が「低俗な会話ですこと」と言うと、お茶子は「でも、こういうの好きだ、私」と笑っていく。
デクたちは訓練場に到着する。

スペースヒーロー13号が「水難事故・土砂災害・火事・etc.」「あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です」「その名もウソの災害や事故ルーム」と説明し、「USJだった」とツッコまれる。
途方もない悪意
相澤が「13号、オールマイトは?」「ここで待ち合わせるはずだが」と聞くと、13号は「先輩、それが通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で休んでいます」と答え、相澤は「まあ、念の為の警戒態勢」「仕方ない始めるか」と言う。
13号が「えー、始める前にお小言を一つ二つ三つ四つ」「皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性はブラックホール、どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」と説明を始める。

デクが「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」と言うと、13号は「ええ」「しかし、簡単に人を殺せる力です」「皆の中にもそういう個性がいるでしょう」「超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます」「しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないで下さい」「相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体感したかと思います」「この授業では心機一転」「人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう」「君たちの力は人を傷つける為にあるのではない」「助ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」「以上、ご静聴ありがとうございました」と説明を終えると、突如ワープホールからヴィランが現れる。

相澤が「一かたまりになって動くな」「13号、生徒を守れ」「動くなあれは、ヴィランだ」と指示する。
ヴィランが「13号にイレイザーヘッドですか」「先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが」と言うと、相澤は「やはり先日のはクソ共の仕業だったか」とつぶやき、ヴィランは「どこだよ」「せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ」「オールマイト、平和の象徴いないなんて」「子どもを殺せば来るのかな?」と言い放つ。デクは「奇しくも命を救える訓練時間に僕らの前に現れた」「プロが何と戦っているのか、何と向き合っているのか」「それは途方もない悪意」と振り返る。

