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【キングダム】703話のネタバレ【宜安攻めの必殺の大戦略が始まる】

キングダム703話のネタバレを掲載しています。703話では、秦の司令部も王翦の宜安攻めの案に乗ることに決める。そして、二城を制圧後、宜安攻めの大戦略が始まろうとしていた。キングダム703話の内容を知りたい方はご覧ください。

キングダム703話のネタバレ

フタ

秦咸陽にて、「よォし、桓騎軍は平陽城に、王翦軍は武城へとほぼ同時に攻城戦に入ったそうだ」「桓騎の十万斬首で趙が怒り狂い、邯鄲から大挙して打って出て来るのではと心配したが、向こうは逆に外にいた軍を二城に引っ込めおった」「桓騎の所業に恐れをなしたのではないか、趙人は」「扈輒を失い李牧が復活して邯鄲に入ったと報告もあるが、今のところさして大きな変化は見られぬ」「ここまで来てはさすがの李牧も手の打ちようが無いのだ」「平陽も武城も大きな城だが、邯鄲や鄴ほどの強さはない」「あの二軍が攻めればいつかは落ちる」「いよいよだ、いよいよ我らの軍が趙の王都に届くのだ」「この勢いのままに一気に趙を滅すぞ」と文官たちが話していると、「しっ、失礼します」「王翦将軍より軍総司令へ鳥による知らせが届きました」と伝令が入ってくる。

「鳥の知らせ?」「まさかもう武城を落としたのではあるまいな」「ワハハ、それはさすがに早すぎであろう」「いや、王翦将軍ならありえるぞ」と文官たちが騒いでいると、昌平君が「最前線王翦将軍からの知らせです」「二城と邯鄲の間に李牧の長城有り、通過難し、と」と内容を読み上げる。

李牧の長城の存在を知り文官たちが喚いていると、昌文君が「一同落ちつけ、まだ何が起こったのか分からぬ、それに通過不可とは言っておらぬ」と諌め、文官らが「た、確かに」「邯鄲の南には古い長城が点在していた」「それを李牧がいくつか繋いだのじゃろう、少々迂回して行けば問題ないはず」と納得するも、介億が「いや、迂回で済むのなら王翦将軍はわざわざ鳥を使ってまで伝えて来ぬはず」「何かただ事ではないことが向こうでは起きている」と言う。

政が「昌平君、伝令の続きはないのか?」と確認すると、昌平君は「あります」「これを逆手に好機と見る、宜安を攻め北にフタをすべし」と読み上げる。それを聞いた政が「趙王家の脱出経路を潰すと言っているのか?」と気づくと、昌平君が「おっしゃる通りかと」「この先、邯鄲を包囲し陥落させたとしても王宮からは恐らく地下の脱出道があり、趙王含め王族は城外へ逃れるはず」「こちらは邯鄲陥落で趙を打ち倒したと発するが、向こうは趙王家の有る所が趙であると発し、力が残っていればしぶとく抵抗戦に出るでしょう」と説明した。昌文君が「運良く早めに趙王を捕らえればそれでケリはつくが、往々にして落ち延びていき、残党が再集結しこちらの掃討戦が続いていく」と口にすると、昌平君も「厄介なのは復興しやすい地に王家が逃げ込むことだ、それにより戦いが長引く恐れがある」と言う。昌文君が「それが、北か」と言うと、昌平君が「いかにも」と言う。

昌文君が「趙北部の地名を持って来い、食いものはもう下げろ」と指示し、趙北部の地図を広げさせる。

「しかし、ぎ、宜安はあんなに北だぞ」「ああ、呼沱水の上はもう白狄の国だった中山がある」「あそこまで行くともはや中華とも呼べぬ、さすがに趙王がそこまで逃げるとは考えにくい」と話すが、政が「いや、むしろ最終的にはそこに逃げ込むと考えるべきだ」と意見し、昌平君が「はい、さらに中山の北には不毛の地代、何も無いと聞いてますが一応そこまで趙の領土です」「そして、一つ厄介なことにその代の西側にあるのが雁門」「つまり、かつて李牧が治めていた地です」と説明した。

昌平君が「趙の朝廷と李牧の確執は根深いため、趙王達が李牧に命をゆだねて頼ることはないとは思いますが、もし仮にそうなり、雁門に入り立て籠るとなると」と言うと、介億が「一筋縄ではいかなくなります」と補足する。昌文君が「いや、そんな北の果ての地などもはや脅威とはならぬ」と言うが、昌平君は「脅威とならずとも力はそこに割かねばならぬ」「そうすると次に控えている最大の敵楚との戦いに全力を注げなくなる」「あの超大国相手にそれは命取りになりかねない」と不安要素を語った。

政が「王翦はそうなる前に北の経路を叩くと言っているのか」と聞くと、昌平君は「はい、その通りです」「王翦は邯鄲の南に長城が出現していると言っています」「これは秦軍の北上を防ぐものですが、見方によっては趙軍の南下、つまり南への脱出経路を自らふさいでしまったとも取れる」「つまり、王翦はこれを好機として」と説明する。政が「北を攻めてフタをして、完全に脱出路を無くせと」と理解すると、介億が「長城越えの戦いも回避するので、そこでの犠牲も出さずにすむ利も大きい」と言い、昌平君が「北を討ってから南下し、北口から邯鄲を討てばその一撃で全てが終わります」と伝えた。

昌文君が「確かに」「ならば最後の問題は王翦将軍が宜安と伝えて来たことだ」「宜安はあまりに北すぎる、もう少し南で良いのでは」と不安要素を口にするが、昌平君は「いえ、私も宜安を狙うべきと考えます」と断言し、政は「分かった」「昌平君、すぐに宜安攻略の戦略を」と指示を飛ばした。





必殺の大戦略

武城にて。倉央が「あれだけ一ヶ所に梯子をかためれば登れるよなー」と言うと、糸凌が「それにしてもすごい数の大梯子ですね」と言い、倉央は「田里弥の性格がよく出ている」とつぶやく。

田里弥軍千人将の山秀は「どんどん登れェ、敵はひるんでおるぞォ」「田里弥様の大梯子の力を今こそ天下に示す時ぞォ」「後続は永遠に来る、安心して戦えェ」「階段を奪い、城門を内から開くのだ」「そうして田里弥様の名を」と叫んでいると矢で撃たれるも、「効かぬわー」「俺は田里弥将軍千人将山秀」「この銅の肉体と根性で」と矢をものともしていなかった。

倉央が「山秀だ」「俺あいつ大好きなんだよな、堅物ぞろいの田里弥軍で唯一笑える男」と笑っていると、糸凌が「殿、壁上の制圧が階段部分まで進んでいるかと、そろそろでは」と伝え、城門が開き入城する。

倉央は「この城はでかい、お前は東の門へ行き亜光軍を中に入れてやれ」「糸凌、今宵はこの城で一番眺めのいい部屋でお前を抱くぞ」と告げた。

武城陥落。

それから十日後に桓騎軍も平陽城を落とした。武城より日数を要したのは桓騎の十万斬首の一件が大きく関わっていた。桓騎憎しと兵の士気が高かったことと、敗北すれば同様に自分達も虐殺されるという恐れから平陽の人間が最後まで徹底抗戦に出たためである。それでも敗れ、捕虜となった兵・住民たちは震え泣き叫ぶしかなかった。

ところがここで桓騎は捕虜の対応を一緒に入城した飛信隊に丸投げした。面倒な捕虜の扱いは飛信隊に押しつけて、自分達は城内の財を奪うことに専念したのだ。これにより平陽の人間はこれ以上危害を加えられることはなかった。

信が「安心しろ、俺達は桓騎兵じゃねェ、飛信隊だ」「お前達に妙なマネは一切しねェしやらせねェ」「女子供は縄を解くから大人しくついて来い」と伝えると、捕虜たちは「飛信隊ってたしか、戦地で略奪すら犯さないって有名な隊じゃ」「あっ、たしかに聞いた事が」「飛信隊だ」と安心していた。

渕が「大丈夫ですか?女や子供とはいえ夫や父を秦兵に殺されていれば襲ってきますよ」と確認するが、信は「大丈夫だ、そういう奴は目を見れば分かる」と返した。

平陽・武城を落とした桓騎軍と王翦軍はそれぞれの城内で軍の再生につとめた。そして、それから二月後、咸陽にて軍総司令昌平君が号令を発した。それは王翦・桓騎の両軍が長城を迂回・北上し、まず閼与を落としさらに北上。一方で秦北部軍と東部軍を合わせて大軍とし、太原を通して趙北部に進入。太原を通る軍と王翦軍・桓騎軍が合流し超大軍となり、一気に議案に攻め込むという必殺の大戦略であった。

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