キングダム678話のネタバレを掲載しています。678話では、敗戦続きの桓騎軍の元に飛信隊が加勢し、玉鳳隊が戦う左翼に向かっていく。影丘に到着した飛信隊は壊滅状態となった惨状を目の当たりにしていた。キングダム678話の内容を知りたい方はご覧ください。
キングダム678話のネタバレ
飛信隊参戦
飛信隊が急ぎ桓騎軍の戦場に向かう途中で、信達はこの八日間の戦局を聞いた。桓騎軍の伝令が「戦場はかなり広域に展開している」「開戦当初は右翼二万、中央軍四万、左翼二万で始まった」「右翼は雷土さん、中央軍は黒桜さん・里ん玉ん玉さんが率いている」「左翼は寄せ集めと玉鳳だ」「戦場は広く、左翼と中央軍は山二つ分離れるほどだ」「とにかく各所で敗戦が続いている」「昨日は中央軍が敵に分断され本陣が危うかった」「恐らくお頭は今、黒桜軍の方に入ってるはずだ」と説明していく。

信が「はずって」「てめェの大将の居所も分かんねェのかよ」と返すと、伝令は「そのくらい負けているのだ」と言う。
信が「玉鳳が入ってる左翼は?」と聞くと、伝令は「左翼は、やられすぎてどうなっているか分からん」「軍としてのかたまりが無くなり散らされて、どのくらい生き残ってるのかもつかめぬ程だ」と伝えていく。信が「なっ、何だと!?」「そんなバカな」「あの玉鳳が、王賁がそんなにやられるのか」と焦ると、河了貂は「場所が悪いからだよ」「影丘は攻めちゃダメだって言ったろ」と言う。伝令が「扈輒が到着したことでさらに戦況が悪化した」と言うと、信が「生きてんだろうな、王賁は」と返すが、伝令は「分からん」と返す。
河了貂が「それで、飛信隊は?」と聞くと、伝令は「その左翼に入ってもらう」と伝え、信は「望むところだ」と意気込む。
伝令が「そこで摩論さんからお前に伝言を頼まれている、飛信隊信」「大紳士、摩論です」と摩論のマネをしながら話し出す。

伝令が「桓騎軍参謀摩論より飛信隊信に告げる」「聞いた通り戦況は著しく厳しい」「この戦局を覆すことが出来るのは恐らく左翼だけだ」「なぜなら敵は影丘が絶対に抜かれないと信じているからだ」「実際、こちらの左翼はほぼ死んでいる」「余計な言い訳はいらぬ」「必ず影丘を抜いて扈輒本陣をおびやかせ、以上だ」「俺は本陣を捜してお前らが参戦したことを伝える」と告げると、信は「チッ、ああ任せとけって桓騎と摩論に伝えとけ、ハゲ伝令」と返し、伝令は「俺は摩論一家の馬印だ」と返し本陣へ向かっていく。
摩論が桓騎のいる本陣に戻り「お頭」「ダメです、厘玉軍とは完全に分断されました」「敵はまず数が少ない厘玉さんの方を殲滅に出ています」「こっち側の黒桜さんも陣に攻め込まれ軽く負傷したと」と報告すると、桓騎が「雷土は?」と聞き、摩論は「雷土さんは奮戦してます」「と言っても、右翼ももうボロボロですが」と伝えていく。
桓騎が「で?他には?」と聞くと、摩論は「いい知らせが一つ」「飛信隊が左翼に入ったと」「私の予想より半日早く到着しました」「もう戦も終盤に差しかかってるとは思いますが、もし今からこの戦況を打破する道があるとするなら、そこを切り開けるのは見えていなかった飛信隊だけかと」と伝える。
全滅
飛信隊が影丘に到着する。

飛信隊は影丘の惨状を目の当たりにしていた。

趙軍右翼大将の岳白公に「敵の増援が現れた模様です」「数は不明」と報告が入る。

岳白公が「また死体が増えて後処理が大変ですね」と言うと、部下が「前方陣形を組め」「あれはそこそこ多いぞ」「それとまだ這いずり回っている奴らがチラホラいる」「さっさと殲滅しろ」と命令していく。
飛信隊迎撃に向け趙兵が集まってくると、河了貂が「信、やっぱりここは」と言うが、信は「待て」「玉鳳は全滅してねェ」と玉鳳隊生存に気づく。
番陽が「賁様は生きて帰らねばならんのだ」「咸陽にお子が」「賁様、お子が待っているのですぞォ」と意識を失っている王賁の側で叫ぶ。

玉鳳隊が「援軍だっ」「西の崖上に援軍が来てるぞっ」と飛信隊の存在に気づくと、田永も玉鳳隊の存在に気づき「本当だ」「よく見ると所々にまだ戦っているかたまりがいやがる」「だが、かなり向こう側に点在してる」「でも、もう虫の息だ」「包囲されて脱出できなくなったのか」「手前には趙軍が」と言う。信が「左翼に王賁がいる、行くぞ」と言うと、河了貂は「ちょ、待って信」「こっちはまだ半分も到着してないよ」と制しようとするが、信は「向こうも隊形が整ってねェ」と突っ込んでいく。

