キングダム658話のネタバレを掲載しています。658話では、蒙武と対峙する満羽に変化が生じいてることが明かされる。そして、騰の圧倒的突破力により寿胡王の目前まで迫っていく!?キングダム658話の内容を知りたい方はご覧ください。
キングダム658話のネタバレ
満羽の変化
魏の井闌車によって什虎城が攻められていた。

什虎軍は井闌車を引っ張って落とそうとするが、袁比の軍が什虎城を落とすために士気を高めていく。

騰の軍が進撃していくが、白麗の矢に狙われる。

が、騰は「案ずるな」「来ることが分かっていれば当たることはない」と言い放つ。白麗の部下が「一度場所を変えて狙いますか」と聞くが、白麗は「そんな暇はない」「大丈夫だ、項翼が行く」と言う。

騰軍の背後から項翼軍が迫るが、乱美迫がそれを止める。

その隙に騰軍は楚軍の本陣を目指していく。楚の本陣では「限界です」「ひとまず後退を」と騒ぎになっていたが、寿胡王は「退却する」と言う。

部下が「ひとまず退さがって立て直しを」と言うが、寿胡王は「いや、城まで戻る」「致し方なかろう、満羽がおかしい」「本来なら千斗雲同様に自ら突っ込み前線を押し上げるが今回はそうしなかったため満羽軍は逆に随分と前線を押し込まれた」「満羽が見込んでいた半分の戦果も出せずにいる」「玄右と千斗雲の働きだけで勝てる程この秦・魏同盟軍は甘くはない」「全く想定外た」「まさか満羽がああなるとは思わなかった」と返す。

部下が「満羽様の不調が原因で敗れると」「不敗の什虎軍が」と言うと、寿胡王は「不敗かどうかなどどうでもいい」「我々は元からもう守るべきものはない」「だが全てを失くして久しいあの満羽がここにきて何か変化を見せている」「それはこの戦の勝敗より興味深いことだ」と返す。寿胡王は「そして満羽に変化を生じさせているのは紛れもなく蒙武」「恐らく満羽はああなって以来初めて本物の漢と出会ったのであろう」「かつての自分を重ねてしまうような本物の漢に」「重ねてしまうが故に、満羽お前は蒙武をー」と考えていた。

裏切られる可能性
満羽は「蒙武、お前が何を背負っているかまでは分からぬ」「それがすでに死んだ人間の思いならば永劫に力となるであろう」「だが、そうではなく生きている者の何かを背負っているとしたらお前は一つだけ覚悟をしておかねばならぬ」「それに裏切られることがあるやも知れぬということを」と言う。

蒙武は「ふざけたことを」「ほざくな」と満羽の武器を弾き、満羽を落馬させていく。

寿胡王にとって最大の誤算は満羽の異変だったが、もう一つの誤算は呉鳳明が主攻を任せた騰の圧倒的な突破力であった。騰は寿胡王の目の前まで迫っていたのである。

