鬼滅の刃97話のネタバレを掲載しています。97話では、上弦の陸妓夫太郎と堕姫が崩れ死亡していく。百年ぶりに上弦の鬼を倒した快挙を受け、上弦の鬼が無惨の元に集められていく!?鬼滅の刃97話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃97話のネタバレ
妓夫太郎と堕姫が死亡
妓夫太郎は「ただもし唯一心残りがあるとするならば、梅、お前は俺と違ったんじゃないかってことだ」「もっといい店にいたなら真っ当な花魁に、普通の親元に生まれていたなら普通の娘に、良家に生まれていたなら上品な娘になっていたんじゃないか」「染まりやすい素直な性格のお前だ、俺が育てたためにお前はこうなっただけで」「奪われる前に奪え、取り立てろと俺が教えたからお前は侍の目玉を突いたが、従順にしていれば何か違う道があったかもしれない」「俺の唯一の心残りはお前だったなあ」と考えていた。

妓夫太郎が真っ暗闇の場所に来ると、堕姫が「お兄ちゃあん」と近づいてくる。

妓夫太郎は「お前その姿・・・」とつぶやき、「お前はもう俺についてくるんじゃねえ」と堕姫から離れようとする。堕姫は「なっ、なんで?」「待ってよ、アタシ」と言うが、妓夫太郎は「ついて来んじゃねえ」と制す。

堕姫が「さっきのこと怒ったの?謝るから許してよ」「お兄ちゃんのこと醜いなんて思ってないよォ」「悔しかったの、負けて悔しかったの」「アタシのせいで負けたって認めたくなかったの」「ごめんなさい、うまく立ち回れなくって」「アタシがもっとちゃんと役に立ってたら負けなかったのに、いつも足引っ張ってごめんなさい」「ねぇ、お兄ちゃん」と言うが、妓夫太郎は「お前とはもう兄妹でも何でもない」「俺はこっちに行くからお前は反対の方、明るい方へ行け」と返す。が、堕姫が妓夫太郎に抱きつき、「嫌だ嫌だ」「離れない、絶対離れないから、ずっと一緒にいるんだから」「何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる、絶対に」「アタシを嫌わないで、叱らないで、一人にしないで、置いてったら許さないわよ」「わぁぁあん、ずっと一緒にいるんだもん」「約束したの覚えてないの!?」「忘れちゃったのォ」と言うと、妓夫太郎は「俺たち二人なら最強だ」「寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら」「約束する、ずっと一緒だ、絶対離れない」「ほらもう何も怖くないだろ?」と言ったことを思い出していた。

そして、妓夫太郎は堕姫を背負いながら真っ暗闇な方へ歩いていくのだった。
百年ぶりの快挙
妓夫太郎と堕姫が崩れていくのを見て、炭治郎は「仲直りできたかな?」とつぶやく。天元たちの元に伊黒が現れ、「ふぅんそうか、ふぅん」「陸ね、一番下だ、上弦の」「陸とはいえ上弦を倒したわけだ、実にめでたいことだな、陸だがな」「褒めてやってもいい」と言い放つ。

伊黒が「左手と左目を失ってどうするつもりだ、たかが上弦の陸との戦いで」「復帰までどれだけかかる、その間の穴埋めは誰がするんだ」と言うと、天元は「俺は引退する、さすがにもう戦えねぇよ」「お館様も許してくださるだろう」と返す。伊黒が「ふざけるなよ、俺は許さない」「ただでさえ若手が育たず死にすぎるから柱は煉獄が抜けた後空席のまま」「お前程度でもいないよりはマシだ、死ぬまで戦え」と言うと、天元は「いいや、若手は育ってるぜ、確実に」「お前の大嫌いな若手がな」と返し、伊黒は「おいまさか、生き残ったのか?この戦いで」「竈門炭治郎が」と言う。

天元たちが上弦の鬼を倒した報告を聞き、耀哉が「百年、百年もの間変わらなかった状況が今変わった」「これは兆しだ、運命が大きく変わり始める」「この波紋は広がってゆくだろう」「周囲を巻き込んで大きく揺らし、やがてはあの男の元へ届く」「鬼舞辻無惨、お前は必ず私たちが私たちの代で倒す」「我が一族唯一の汚点であるお前は」と言う。

猗窩座は異空間無限城に呼ばれていた。

