鬼滅の刃

【鬼滅の刃】96話のネタバレ【妓夫太郎と堕姫の悲惨すぎる過去が明らかに】

鬼滅の刃96話のネタバレを掲載しています。96話では、妓夫太郎と堕姫の過去が明らかになる。二人の過去はあまりにも悲惨すぎるものだった!?鬼滅の刃96話の内容を知りたい方はご覧ください。

鬼滅の刃96話のネタバレ

嘘だよ

堕姫が「アンタなんかとはきっと血も繋がってないわよ、だって全然似てないもの」「この役立たず、強いことしかいい所が無いのに、何も無いのに」「負けたらもう何の価値もないわ、出来損ないの醜い奴よ」と言うと、妓夫太郎は「ふざけんじゃねぇぞ、お前一人だったらとっくに死んでる」「どれだけ俺に助けられた」「出来損ないはお前だろうが、弱くて何の取り柄も無い」「お前みたいな奴を今まで庇ってきたことが心底悔やまれるぜ」「お前さえいなけりゃ俺の人生はもっと違ってた、お前さえいなけりゃなあ」「何で俺がお前の尻拭いばっかりしなきゃならねえんだ」「お前なんか生まれてこなけりゃ良かっ・・・」と言うが、炭治郎が口を塞ぎ「嘘だよ」「本当はそんなこと思ってないよ、全部嘘だよ」と言う。

炭治郎が「仲良くしよう、この世でたった二人の兄妹なんだから」「君たちのしたことは誰も許してくれない」「殺してきたたくさんの人に恨まれ憎まれて罵倒される」「味方してくれる人なんていない」「だからせめて二人だけはお互いを罵り合ったら駄目だ」と言うと、堕姫は「うわああああん、うるさいんだよォ」「アタシたちに説教すんじゃないわよ、糞ガキが向こう行けぇ、どっか行けぇ」「悔しいよう悔しいよう、何とかしてよォ、お兄ちゃあん」「死にたくないよォ」と叫ぶ。堕姫が崩れていくのを見て、妓夫太郎は「梅」と叫ぶ。





堕姫と妓夫太郎の過去

妓夫太郎は「そうだ、俺の妹の名前は梅だった」「堕姫じゃねえ、酷い名前だ」「いや、梅も酷かったなあ、お前の名前は」「死んだ母親の病名からつけられたんだからなあ」と考えていた。

羅生門河岸。妓夫太郎と堕姫は遊郭の最下層で生まれた。

子供は生きているだけで飯代がかかるので迷惑千万。生まれてくる前に何度も殺されそうになり、生まれてからも邪魔でしかなく何度も殺されそうになり、それでも妓夫太郎は生き延びた。枯れ枝のような弱い体だったが必死で生きていた。虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず、醜い声や容貌を嘲られ、汚いと言って石を投げられた。妓夫太郎は「俺は醜かったし汚かった」「いつも垢まみれ、フケまみれ」「蚤がついた酷い臭いで美貌が全ての価値基準である遊郭では殊更忌み嫌われた、怪物のように」「腹が減ったら鼠や虫を食っていた」「遊び道具は客が忘れて帰った鎌だった」「俺の中で何かが変わり始めたのは梅が生まれてからだ」「梅、お前は俺の自慢だったなあ」「年端もいかない頃から大人がたじろぐほど綺麗な顔をしていた」と考えていた。

妓夫太郎は「俺は自分が喧嘩に強いと気づいて取り立ての仕事を始めた」「誰もが俺を気味悪がって恐れた、気分が良かった」「自分の醜さが誇らしくなり、お前のように美しい妹がいることは俺の劣等感を吹き飛ばしてくれた」「これから俺たちの人生は良い方へ加速して回っていくような気がした」「十三になるまでは」「客の侍の目玉を簪で突いて失明させたので、その報復として梅は縛り上げられ生きたまま焼かれた」「俺はいなかった」「仕事から戻ったらお前は丸焦げになっていた」と考えていた。

妓夫太郎が「わあああああ、やめろやめろやめろ、俺から取り立てるな」「何も与えなかったくせに取り立てやがるのか、許さねえ許さねえ」「元に戻せ、俺の妹を」「でなけりゃ神も仏もみんな殺してやる」と叫ぶと、背後から侍に斬られていく。

女将が「感謝致します、厄介払いができて良かった」「本当に凶暴でねぇ、取り立て先で大怪我させたり最近ではもう歯止めが効かなくて」「梅のことは残念でしたけど、可愛い子を見つけたらまた紹介しますので」「あの、お金の方を」と言うと、侍は「まぁ待て、止めを刺してからだ」と返す。が、鎌を取った妓夫太郎は一瞬で女将を殺していく。

妓夫太郎は「お前いい着物だなあ」「清潔で肌艶もいい」「たらふく飯を食って綺麗な布団で寝てんだなあ」「生まれた時からそうなんだろう、雨風凌げる家で暮らして」「いいなあ、いいいなああああ」「そんな奴が目玉一個失くしたぐらいでギャアギャアピーピーと」「騒ぐんじゃねえ」と侍を斬っていく。

妓夫太郎が「誰も助けちゃくれない、いつものことだ、いつも通りの俺たちの日常」「いつだって助けてくれる人間はいなかった」「雪が降り始めた」「どんな時だって全てが俺たちに対して容赦をしなかった」「どうしてだ?禍福は糾える縄の如しだろ」「いいことも悪いこともかわるがわる来いよ」と考えていると、「どうしたどうした、可哀想に」「俺は優しいから放っておけないぜ、その娘間もなく死ぬだろう」「お前らに血をやるよ、二人共だ」「あの方に選ばれればとなる」と上弦の陸の鬼が現れる。

上弦の陸が「命というのは尊いものだ、大切にしなければ」「さぁお前らは鬼となり俺のように、十二鬼月上弦へ上がって来れるかな?」と言うと、妓夫太郎は「鬼になったことに後悔はねぇ」「俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる」「幸せそうな他人を許さない」「必ず奪って取り立てる妓夫太郎になる」と考えていた。

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