鬼滅の刃94話のネタバレを掲載しています。94話では、炭治郎・善逸・伊之助の三人が力を合わせ妓夫太郎・堕姫の頚を同時に狙う。そして、ついに妓夫太郎と堕姫の頚を同時に斬ることに成功する。鬼滅の刃94話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃94話のネタバレ
額の痣
何が炭治郎たちを苦しめたのかというと、それは妓夫太郎が妹をも操りながら戦えたこと。

己と妹から得る二人分の多大な情報を処理し、的確な判断を下せる。誰に習ったわけでもなくそれが熟せた妓夫太郎の優れた感覚によるものだった。さらには毒。炭治郎たちは何度も劣勢を強いられたが、その度に誰かがギリギリまで踏ん張り、間を繋ぎ機会を作り凌いだ。圧倒的な力量差があろうと、繰り返されるうち慣れてくる、速度に順応し始める。一度失敗しても二度めがあるならば、対応できるようになる。
炭治郎は妓夫太郎の頚に斬りかかり、「腕の力だけじゃ駄目だ」「全身の力で斬るんだ、頭の天辺からつま先まで使え」「体中の痛みは全て忘れろ、喰らいつけ」「渾身の一撃じゃ足りない、その百倍の力を捻り出せ」と考えていた。そして、額の痣が濃くなっていく。

妓夫太郎は「顎から鎌が抜けねえ」「まずい忍に斬られた左腕を早く再生・・・」と考えるが、炭治郎に頚を斬られていく。

が、妓夫太郎は「いや、大丈夫だ」「俺の頚が斬られても妹の頚が繋がってりゃあ」と考え、片目を堕姫に移していく。
同時切断
堕姫は「アンタがアタシの頚を斬るより早く、アタシがアンタを細切れにするわ」と言い放ち、帯で攻撃をしていくが、そこに伊之助が現れる。

堕姫が「何でよコイツ、お兄ちゃんが心臓を刺したのに」と考えるが、伊之助は「俺の体の柔らかさを見くびんじゃねえ」「内臓の位置をズラすなんてお茶の子さいさいだぜ」「険しい山で育った俺には毒も効かねえ」と言い、堕姫の頚に斬りかかる。

炭治郎、善逸、伊之助の三人は同時に気合いを入れる。堕姫が「お兄ちゃん何とかして、お兄ちゃん」と叫び、妓夫太郎は「早く円斬旋回を」と考えるが、堕姫と妓夫太郎は同時に頚を斬り飛ばされていく。

堕姫と妓夫太郎の顔が転がっていく。

が、天元は妓夫太郎の体から技が放たれる気配を感じる。須磨たちは「斬った、斬った、斬った」と喜んでいるが、雛鶴が炭治郎の様子がおかしいことに気づく。

炭治郎は毒のせいで身体が限界を迎えており、「何とか呼吸で少しでも毒牙回るのを遅らせ・・・」と考えていた。天元が「逃げろーッ」と叫ぶと、頚が切断された妓夫太郎の体から円斬旋回が放たれていく。

