鬼滅の刃87話のネタバレを掲載しています。87話では、宇髄天元の過去が明らかになる。そして、天元の危機に炭治郎、伊之助、善逸の三人が駆けつける。鬼滅の刃87話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃87話のネタバレ
天元の過去
妓夫太郎が「お前違うなぁ」「今まで殺した柱たちと違う」「お前は生まれた時から特別な奴だったんだろうなぁ、選ばれた才能だなぁ」「妬ましいなぁ、一刻も早く死んでもらいてぇなぁ」と言うと、天元は「才能?」「俺に才能なんてもんがあるように見えるか?」「俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな」「何百年生きてようが、こんな所に閉じ込もってりゃあ世間知らずのままでも仕方ねぇのか」「この国はな、広いんだぜ」「凄ェ奴らがウヨウヨしてる」「得体の知れねぇ奴もいる」「刀を握って二月で柱になるような奴もいる」と返す。

天元は「俺が選ばれてる?ふざけんじゃねぇ」「俺の手の平から今までどれだけの命が溢れたと思ってんだ」と言い、「そう、俺は煉獄のようにはできねぇ」と考えていた。妓夫太郎が「だったらどう説明する?」「お前がまだ死んでない理由は何だ?」「俺の血鎌は猛毒があるのにいつまで経ってもお前は死なねぇじゃねぇか、オイ」と言うと、天元は「俺は忍の家系なんだよ」「耐性つけてるから毒は効かねぇ」と返す。堕姫が「忍なんて江戸の頃には絶えてるでしょ、嘘つくんじゃないわよ」と言うが、天元は「嘘じゃねぇよ、忍は存在する、姉弟は九人いた」「十五になるまでで七人死んだ」「一族が衰退していく焦りからか親父は取り憑かれたように厳しい訓練を俺たちに強いた」「生き残ったのは俺と二つ下の弟のみ」「そして弟は親父の複写だ、親父と同じ考え、同じ言動」「部下は駒、妻は後継ぎを産むためなら死んでもいい」「本人の意思は尊重しない、ひたすら無機質」「俺はあんな人間になりたくない」と考えていた。

天元はかつて耀哉に「つらいね天元、君の選んだ道は」「自分を形成する幼少期に植え込まれた価値観を否定しながら戦いの場に身を置き続けるのは苦しいことだ」「様々な矛盾や葛藤を抱えながら君は、君たちはそれでも前を向き戦ってくれるんだね、人の命を守るために」「ありがとう、君は素晴らしい子だ」と言われていたことを思い出し、「俺の方こそ感謝したいお館様、貴方には」「命は賭けて当然、全てのことはできて当然、矛盾や葛藤を抱える者は愚かな弱者、ずっとそんな環境でしたから」と考えていた。
仲間
妓夫太郎は天元の異変を見て「やっぱり毒効いてるじゃねぇか、じわじわと」「効かねぇなんて虚勢張ってみっともねぇなああ」と言うが、天元は「いいや全然効いてないね、踊ってやろうか」「絶好調で天丼百杯食えるわ、派手にな」と返す。天元は刀を振り回しながら妓夫太郎たちに接近し、堕姫を上に蹴り飛ばす。

さらに、火薬玉を投げ爆発を起こし堕姫にダメージを与えていく。

妓夫太郎は「特殊な火薬玉だなぁ、鬼の体を傷つける威力」「斬撃の僅かな摩擦で爆ぜる」「気づかねぇで斬っちまって喰らったな」「すぐ攻撃喰らうからなぁ、アイツは」と考えながら天元の刀を避けるが、天元が刃先を持ってリーチを伸ばしたことで頚元に迫っていく。

が、天元の刀は弾かれ頚に切り傷を与えただけだった。

堕姫が「また頚斬られたぁ、糞野郎、糞野郎、絶対許さない」「悔しい悔しい、なんでアタシばっかり斬られるの」と騒ぐと、妓夫太郎が「お前もしかして気づいてるなぁ?」と言う。天元は「何に?」と誤魔化すが、妓夫太郎は「気づいた所で意味ねぇけどなぁ」「お前は段々と死んでいくだろうしなぁあ」「こうしている今も俺たちはジワジワ勝ってるんだよなああ」と返すが、「それはどうかな!?」と伊之助、善逸、炭治郎の三人が駆けつける。

