鬼滅の刃77話のネタバレを掲載しています。77話では、天元が戦いの気配を感じ取り、地面を爆破させ地下を目指していく。堕姫と戦う炭治郎は、自分により適している技であるヒノカミ神楽で応戦していく。鬼滅の刃77話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃77話のネタバレ
宇髄天元の音の呼吸
切見世は最下級の女郎屋。客がつかなくなったり、病気になった遊女が送られる場所である。天元は切見世に送られた雛鶴の元に来ていた。

雛鶴が「天元様、私には構わずもう行ってくださいませ」「先程の音が聞こえましたでしょう」「鬼が暴れています」と言う。雛鶴は蕨姫花魁が鬼だと気づいたが向こうからも怪しまれ目をつけられていたので身動きが取れなくなっていた。毒を飲み病に罹ったふりをして京極屋から出ようとしたが、別れ際蕨姫花魁に帯を渡された。蕨姫は監視および殺害を目的として帯を渡し、何か起こった場合即座に雛鶴を始末できるようにしていたのであった。
天元は「お前はもう何もしなくていい」「解毒薬が効いたら吉原を出ろ、わかったな」と伝え、鬼の元へ急ぐ。「戦闘が始まっている」「どこだ、気配を探れ」と走ると気配を感じ取り、「ここだ、地面の下」と確信する。

天元が地面に耳を近づけると「誰か戦っている音がする」「反響してよく聞こえる」と考える。中は広い空洞があるが、そこに通じる道は幼い子供くらいしか入れないほどの狭さだった。天元は二本の大刀を手に取り、音の呼吸 壱ノ型 轟を放っていく。

二刀流の宇髄天元の太刀は爆発する桁違いの威力となっている。喰らって生き延びた者がいないので、今のところ仕組み不明となっている。
心を燃やせ
堕姫が「喧しいわね、塵虫が」「何の音よ、何してるの?」「どこ?萩本屋の方ね、それに雛鶴」「アンタたち何人で来たの?四人?」と聞くが、炭治郎は「言わない」と返す。堕姫が「正直に言ったら命だけは助けてやってもいいのよ」「先刻ほんの少し斬り合っただけでアンタの刀、もう刃毀れしてる」「それを打ったのは碌な刀鍛冶じゃないでしょう」と言うと、炭治郎は「違う、この刀を打った人は凄い人だ」「腕の良い刀鍛冶なんだ」と返す。堕姫が「じゃあ何で刃毀れすんだよ、間抜け」「あっちでもこっちでもガタガタし始めた」「癪に障るから次でお前を殺す」と言うと、炭治郎は「使い手が悪いと刃毀れするんだ」「俺のせいだ、俺は」「やっぱり俺は水の呼吸を使いこなせない」「俺は水の呼吸に適した体じゃないんだ」「水の呼吸では鱗滝さんや冨岡さんのようにはなれない」「俺の場合、一撃の威力はどうしてもヒノカミ神楽の方が強い、体に合っているんだ」「でも、その強力さ故に連発ができなかった」「今は違う」「俺はやれるはずだ、いや、やる」「そのために修行してきた」「負けるな、燃やせ、燃やせ、燃やせ」「心を燃やせ」と考えていた。

堕姫が帯で攻撃してくるが、炭治郎はヒノカミ神楽 烈日紅鏡で帯を斬る。

堕姫は「太刀筋が変わった、先刻より鋭い」「何なのこの音、嫌な音ね、呼吸音?」と考えていた。炭治郎は炎舞を放つがギリギリで躱される。

炭治郎は「炎舞は二連撃だ」「躱されてももう一撃」と考えるが、堕姫は「たいしたことないわね」「所詮この程度よ」と帯でカウンターを喰らわせようとする。が、炭治郎はヒノカミ神楽 幻日虹で躱していく。

幻日虹は高速の捻りと回転によつ躱し特化の舞で、視覚の優れた者ほどよりくっきりとその残像を捉えてしまう。
隙の糸を嗅ぎ取った炭治郎は、ヒノカミ神楽火車を放とうとする。

