鬼滅の刃69話のネタバレを掲載しています。69話では、煉獄家を去ろうとする炭治郎に、千寿郎から杏寿郎の刀の鍔を託される。そして、千寿郎から父親に杏寿郎が遺した言葉を伝えられる。鬼滅の刃69話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃69話のネタバレ
杏寿郎の鍔
炎柱の書はずたずたでほとんど読むことができなかった。

炭治郎が「元々こうだったのかな?」と聞くと、千寿郎は「いいえ、そんなはずはないです」「歴代炎柱の書は大切に保管されているものですから」「恐らく父が破いたのだと思います、申し訳ありません」と返す。千寿郎が「わざわざ足を運んでいただいたのにヒノカミ神楽や父の言っていた日の呼吸について結局何も」と言うと、炭治郎は「大丈夫です、自分がやるべきことはわかっていますので」「もっと鍛錬します」「舞いの手順を知っているヒノカミ神楽ですら俺は使いこなせていないんです」「全集中の状態でヒノカミ神楽を使うと体が思ったように動かなくなります」「俺の問題です、技に体が追いついてない」「全集中の常中で体力は向上しましたがそれでも足りない」「常中ができれば日一日と体力が上昇してゆくとのことだったけど一瞬で強くはなれないんです」「あの時、俺がもっと強かったら」「一瞬で煉獄さんを助けられるくらい強くなれる方法があったら」「ずっと考えていました」「だけどそんな都合のいい方法はない」「近道なんてなかった」「足掻くしかない」「今の自分ができる精一杯で前に進む」「どんなに苦しくても悔しくても」「そして、俺は杏寿郎さんのような強い柱に必ずなります」と返す。

千寿郎は「兄には継子がいませんでした」「本当なら私が継子となり柱の控えとして実績を積まなければならなかった」「でも、私の日輪刀は色が変わりませんでした」「ある程度の剣術を身につけないと日輪刀の色は変わらないものですが、どれだけ稽古をつけてもらっても私は駄目だった」「剣士になるのは諦めます」と伝える。

千寿郎が「それ以外の形で人の役に立てることをします」「炎柱の継承は絶たれ長い歴史に傷がつきますが、兄はきっと許してくれる」と言うと、炭治郎は「正しいと思う道を進んでください」「千寿郎さんを悪く言う人がいたら俺が頭突きします」と返すが、千寿郎は「それはやめた方がいいです」と言う。千寿郎は「歴代炎柱の書は私が修復します、他の書も調べてみます」「父にも聞いてみて、何かわかったら鴉を飛ばします」「お話ができて良かった、気をつけてお帰りください」と伝える。

そして、杏寿郎の日輪刀の鍔を渡そうとする。

炭治郎は「いただけません、こんな大切なもの」と断るが、千寿郎は「持っていて欲しいんです」「きっとあなたを守ってくれます」と返し、炭治郎は鍔を受け取っていく。
杏寿郎の言葉
千寿郎が父親の部屋に入るが、「うるさい」「どうでもいい、出て行け」と怒鳴られる。

千寿郎が「でも兄上の」と言うが、父親は「くだらん」「どうせ俺への恨みごとだろう、わかりきってる」「さっさと出て行け」と追い出そうとする。千寿郎は「わかりました」「体を大切にして欲しい」「兄上が父上へ遺した言葉はそれだけです」と伝えていく。

父親は杏寿郎を思い出しながら「杏寿郎」と涙を流していく。

炭治郎が蝶屋敷に戻っていくと、道中包丁を持った鋼鐵塚に遭遇する。

鋼鐵塚は「刀を失くすとはどういう料簡だ、貴様ァアアアア」「万死に値する、万死に値するゥ」とブチギレていく。
