鬼滅の刃64話のネタバレを掲載しています。64話では、杏寿郎が猗窩座に追い詰められていく。奥義を放っても猗窩座には通用しなかったが、柱の意地で夜明けが近づき早くこの場を去ろうとする猗窩座の逃走を阻止していく!?鬼滅の刃64話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃64話のネタバレ
煉獄
杏寿郎はボロボロだった。

伊之助は「隙がねぇ、入れねぇ、動きの速さについていけねぇ」「あの二人の周囲は異次元だ」「間合いに入れば死しか無いのを肌で感じる」「助太刀に入った所で足手まといでしかないとわかるから動けねぇ」と感じていた。
猗窩座は「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ、杏寿郎」「お前が俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった」「だがお前はどうだ」「潰れた左目、砕けた肋骨、傷ついた内臓、もう取り返しがつかない」「鬼であれば瞬きする間に治る」「そんなもの鬼ならばかすり傷だ」「どう足掻いても人間では鬼に勝てない」と言うと、杏寿郎は「俺は俺の責務を全うする」「ここにいる者は誰も死なせない」と言い放つ。

杏寿郎は「一瞬で多くの面積を根こそぎえぐり斬る」と考え、炎の呼吸の奥義を放とうとする。猗窩座は「素晴らしい闘気だ」「それ程の傷を負いながらその気迫、その精神力、一部の隙もない構え」「やはりお前は鬼になれ、杏寿郎」「俺と永遠に戦い続けよう」と言い、杏寿郎の玖ノ型・煉獄を破壊殺・滅式で迎え撃つ。
柱の意地
杏寿郎は猗窩座の腕に貫かれていた。

猗窩座が「死ぬ、死んでしまうぞ、杏寿郎」「鬼になれ、鬼になると言え」「お前は選ばれし強き者なのだ」と言うと、杏寿郎は母親のことを思い出していた。杏寿郎の母親が「よく考えるのです」「母が今から聞くことを」「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか」と聞くと、幼き頃の杏寿郎は「わかりません」と答える。

杏寿郎の母親は「弱き人を助けるためです」「生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません」「天から賜りし力で人を傷つけること、私服を肥やすことは許されません」「弱気人を助けることは強く生まれた者の責務です」「責任を持って果たさなければならない使命なのです」「決して忘れることなきように」「私はもう長く生きられません」「強く優しい子の母になれて幸せでした」「あとは頼みます」と伝えていた。

杏寿郎は刀を強く握り、猗窩座の頚に斬りかかる。

杏寿郎は「母上、俺の方こそ貴女のような人に生んでもらえて光栄だった」と考えながら猗窩座の頚を斬ろうとする。

猗窩座が殴りかかるが、杏寿郎は掴んで止める。

猗窩座は「止めた」「信じられない力だ、急所に俺の右腕が貫通しているんだぞ」と感じていた。そして、夜明けが近いことに気づき、「早く殺してこの場を去らなければ」と考えるが、腕を抜くことができずにいた。

