鬼滅の刃53話のネタバレを掲載しています。53話では、炭治郎がしのぶとの話を経て煉獄の元に向かうことに。蝶屋敷を去る炭治郎がカナヲに挨拶をしに向かうが、炭治郎の言葉でカナヲの心境に変化が生じていく!?鬼滅の刃53話の内容を知りたい方はご覧ください。
鬼滅の刃53話のネタバレ
最終戦別の時の
しのぶが炭治郎の口を確認すると、「顎は問題ないですね」「すみません、見送りはできませんがこれからも頑張ってくださいね」と伝える。

炭治郎が「最後に一つ聞きたいことがあって」「ヒノカミ神楽って聞いたことありますか?」と聞くが、しのぶは「ありません」と返す。炭治郎が「じゃあ、火の呼吸とか」と改めて聞くが、しのぶは「ありません」と答える。炭治郎が最初から事情を説明すると、しのぶは「なるほど、なぜか竈門君のお父さんは火の呼吸を使っていた」「火の呼吸の使い手に聞けば何かわかるかもしれないと」「「火の呼吸」はありませんが、「炎の呼吸」はあります」と言う。炭治郎が「同じではないんですか?」と聞くと、しのぶが「私も仔細はわからなくて、ごめんなさいね」「ただその辺り呼び方についてが厳しいのですよ」「「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない」「詳しいことは炎柱の煉獄さんに尋ねてみるといいかもしれません」と答える。

しのぶの話を聞き炭治郎が「さぁ、出発だ」とテンションを上げながら廊下を歩いていると、とある人物にぶつかられる。

炭治郎は「あれっ?」「今の人は、最終戦別の時の」と気づいていく。

炭治郎は「白髪の女の子を殴りつけた」「短期間ですごく体格に恵まれている」「でも何だろう、匂いが、何だろう」と考えながら「久し振り、元気そうで良かった」と声をかけるが無視されてしまう。
カナヲとコイン
炭治郎はアオイに別れの挨拶をしていく。

炭治郎が「忙しい中俺たちの面倒みてくれて本当にありがとう」「おかげでまた戦いに行けるよ」と言うが、アオイは「あなたたちに比べたら私なんて大したことはないのでお礼など結構です」「選別でも運良く生き残っただけ」「その後は恐ろしくて戦いに行けなくなった腰抜けなので」と返す。が、炭治郎は「そんなの関係ないよ」「俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから」「アオイさんの想いは俺が戦いの場に持って行くし」と言い、去っていく。

炭治郎はカナヲにも挨拶をしていく。

炭治郎が「君はすごいね」「同期なのにもう継子で、俺たちも頑張るから」と声をかけるが、カナヲはニコニコと笑顔を送るだけだった。

カナヲがおもむろにコインを投げ、コインを確認すると「師範の指示に従っただけなので」「お礼を言われる筋合いは無いから、さようなら」と言う。

炭治郎がいろいろと質問するが、カナヲは「さようなら」としか返答しなかった。そして、「指示されてないことはこれを投げて決める」「今あなたと話すか話さないか決めた」「話さないが表、話すが裏だった」「裏が出たから話した」「さよなら」と伝える。炭治郎が「なんで自分で決めないの?」「カナヲはどうしたかった?」と聞くと、カナヲは「どうでもいいの」「全部どうでもいいから自分で決められないの」と答える。が、炭治郎は「この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ」「きっと、カナヲは心の声が小さいんだろうな」「指示に従うのも大切なことだけど」「それ貸してくれる?」とカナヲからコインを借りる。

炭治郎が「よし、投げて決めよう」「カナヲがこれから自分の心の声をよく聞くこと」と言いコインを投げ、「表、表にしよう」「表が出たらカナヲは心のままに生きる」と言う。コインを確認するとコインは表だった。

炭治郎は「頑張れ、人は心が原動力だから」「心はどこまでも強くなれる」と言い、別れを告げ去っていく。カナヲが「何で表を出せたの?」と聞くと、炭治郎は「偶然だよ」「それに裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから」と答えていく。

カナヲはコインをきゅっと握りしめるのであった。


