呪術廻戦54話のネタバレを掲載しています。54話では、東京校と京都校の野球対決が描かれる。五条の気まぐれで決まった野球対決、果たして勝つのはどっちだ!?呪術廻戦54話の内容を知りたい方はご覧ください。
呪術廻戦54話のネタバレ
野球
五条は「っつーわけでさ、色々あったし人も死んでるけどどうする?続ける?交流会」と生徒たちに聞く。

が、東堂が「当然続けるに決まっているだろう」と返す。

五条が「その心は?」と聞くと、東堂は「1つ、故人を偲ぶのは当人と縁のある者達の特権だ、俺達が立ち入る問題ではない」「2つ、人死にが出たのならば尚更俺達に求められるのは強くなることだ」「後天的強さとは結果の積み重ね」「敗北を噛みしめ勝利を味わう」「そうやって俺達は成長する」「結果は結果として在ることが一番重要なんだ」「3つ、学生時代の不完全燃焼感は死ぬまで尾を引くものだからな」と返していく。

他の者も賛成していくが、禪院真希が「個人戦の組み合わせはくじ引きか?」と聞くと、五条は「え、今年は個人戦やんないよ」と返す。「僕ルーティンって嫌いなんだよね」「毎年この箱に勝負方法入れて当日開けんの」と言い虎杖に渡し、虎杖が「野球」と書かれた紙を引く。
交流会終了
2番セカンドの三輪が打ち上げると西宮はフライにも関わらず走ってしまっていた。

3番サードの加茂が打席に入ると、キャッチャーの虎杖に「特級を退けたらしいな」と言い、虎杖が「え、うんいや」「東堂と五条先生のおかげっスよ」と返す。加茂が「虎杖、オマエは何故呪術師をやっている」と聞くと、虎杖は「キッカケは成り行きっス」「寂しがりなんでね、いっぱい人を助けて俺が死ぬ時大勢に看取ってほしいんスよ」と返す。
それを聞き、加茂は昔のことを思い出していた。「母様がいないなら呪術師なんてならない」と加茂が言うと、母親は「憲紀には才能がある」「沢山の人を助けられるの」「助けた数だけあなたは人に認められる」「そうしたら今度は色んな人があなたを助けてくれる」「独りなのは今だけだよ」「いつか立派な呪術師になって母さんを迎えにきてね」と言われたことを思い出していた。

加茂は「それは」「良い」「理由だ」と言いながら3球見逃しアウトとなる。

一回裏、打席は1番サード釘崎。ピッチャーはメカ丸だったが、明らかにピッチングマシーンだった。

禪院真依は「何言ってるの?」「スペアよ、スペアメカ丸」「そっちのパンダが一昨日壊したんだから当然でしょ?」「ピッ、チングマシーン?」「よく分からないわ」「あなた機械詳しいのね、もしかしてオタク?」と返す。ヤケになった釘崎は出塁し、2番外野手の伏黒は送りバントをし、3番ファーストのパンダが強打。そして、4番ピッチャーの禪院真希がホームラン級の当たりを放つ。

が、箒に乗る西宮に捕球される。

「うわあぁあ、せっこ」と東京校は騒ぐが、人数不足につき外野手1名のみ呪術使用可というルールだった。
二回表、打席に立つのは4番キャッチャー東堂。

東堂は虎杖との一騎討ちを望んでおり、「約束してくれ虎杖」「この打席俺がホームランを打ったら次回オマエがピッ」と言うが、思い切り顔面にボールをぶつけられる。

虎杖が「とっ、東堂」「しっかりしろ」と言うが、他の者たちは密かに喜んでいた。

夜蛾は楽巌寺に「まだ虎杖が嫌いですか」と聞く。

楽巌寺は「好き嫌いの問題ではない」「呪術規定に基づけば虎杖は存在すら許されん」「彼奴が生きているのは五条の我儘」「個のために集団の規則を歪めてはならんのだ」「何より虎杖が生きていることでその他大勢が死ぬかもしれん」と返すが、夜蛾は「だが彼のおかげで救われた命も確かにある」「現に今回東堂と協力し特級を退けた」「学生に限った話ではありませんが彼らはこれから多くの後悔を積み重ねる」「ああすれば良かった、こうして欲しかった、ああ言えば良かった、こう言って欲しかった」「虎杖についての判断が正しいかどうか正直私にも分かりません」「ただ今は見守りませんか」「大人の後悔はその後で良い」と伝える。
5番セカンドの狗巻が出塁し、虎杖が西宮でも捕れないほどの特大ホームランを放つ。そして、姉妹校交流会2日目の野球戦が2ー0で東京校が勝利で幕を閉じた。

