呪術廻戦20話のネタバレを掲載しています。20話では、呪いとの戦いの中で、七海の術式、虎杖の技が明らかになる。そして、特級仮想呪霊である真人の正体が明かされる。呪術廻戦20話の内容を知りたい方はご覧ください。
呪術廻戦20話のネタバレ
七海の術式
七海は「私の術式はどんな相手にも強制的に弱点を作り出すことができます」「7:3、対象の長さを線分した時、この比率の点に攻撃を当てることができればクリティカルヒット」「私より格上の者にもそれなりのダメージを与えることができますし、呪力の弱い者であればこのナマクラでも両断できます」「聞いていますか、虎杖君」と言う。

虎杖が「そういうのってバラしていいもんなの?」と聞くと、七海は「バレても問題のない術式、問題のない相手、またはバラすことでミスリードを誘うのであれば良いでしょう」「メリットはあります」「手の内を晒すという縛りが術式効果を底上げするのです」「こんな風に」と言い、呪いを両断していく。

虎杖は「そもそも刀身がグルグル巻きなのにその上峰打ちでブッタ斬った」と考えていた。虎杖に呪いが襲いかかるが、躱していく。

虎杖は五条から「悠仁の呪力はさ、遅れてやってくるね」「悠仁の瞬発力に呪力が追いついてない」「呪力を留める技術も見術だから軌跡に残りがち」「それが逆に変則的な呪力の流れを作ってる」「拳が当たったと認識した直後に呪力がぶつかってくる、つまり一度の打撃に二度の衝撃が生まれる」と言われていた。

虎杖は呪いに「逕庭拳」をかましていく。

七海は「素の力が人間離れしているのか」「初撃が少ない呪力ながら並の術師の120%成立している」「そこに時間差で流れ込んでくる本命の呪力」「やられる方は想像以上に嫌でしょうね」「伸び代もある、100%の体術に100%の呪力を乗せられる様になれば」と考えていた。七海が呪いに止めを刺そうとすると、呪いが腕時計をしていることに気づく。
真人の正体
呪いに止めを刺そうとする虎杖を七海が止める。七海がスマホで撮影した写真を見せると虎杖は「呪霊ってこういうの写んないんじゃ」と返す。七海は「落ち着いて聞いて下さい、私達が戦っていたのは」と説明していく。
虎杖と七海は家入から「人間だよ」「いや、元人間と言った方がいいかな」と説明を受けていた。

家入が「映画館の3人と同じだな」「呪術で体の形を無理矢理変えられてる」と言うと、七海は「それだけなら初めに気づけますよ」「私達が戦った2人には呪霊のように呪力が漲っていた」と返す。家入は「そればっかりは犯人に術式のことを聞くしかないな」「ただ、脳幹の辺りにイジられた形跡がある」「恐らく意識障害、錯乱状態を作り出すためだろう」「脳までイジれるなら呪力を使える様に人間を改造することも可能かもしれん」「脳と呪力の関係はまだまだブラックボックスだからな」と返す。さらに、虎杖に「コイツらの死因はザックリ言うと体を改造させられたことによるショック死だ」「君が殺したんじゃない、その辺履き違えるなよ」と伝える。
七海がスマホを切ると、虎杖は「どっちも俺にとっては同じ重さの他人の死だ」「それでもこれは趣味が悪すぎだろ」と怒りの表情を見せる。

七海は「この子は他人のために本気で怒れるのだな」と考えながら、「あの残穢自体ブラフで私達は誘い込まれたのでしょう」「相当なヤリ手です」「これはそこそこでは済みそうにない」「気張っていきましょう」と言う。

真人は順平に「「特級仮想怨霊」、そう呼ばれる呪霊がいる」「呪霊は人間から漏出した呪力の集合体」「実在しなくとも共通認識のある畏怖のイメージは強力な呪いとなって顕現しやすい」と伝える。順平が「共通認識のある畏怖のイメージ、有名な妖怪や怪談ってことですか?」と聞くと、真人は「そっ、トイレの花子さんとか九尾の妖狐とか色々」「呪術師はそれらを特級仮想怨霊として登録し警戒してる」「正体不明の強力な呪いもとりあえず仮想怨霊としてカテゴライズする辺り、それしか見えてないって感じだよね」「でも人々が常に恐れているのはそんなお伽話じゃないだろう?」と返す。順平が「天災とか?」と言うと、真人は「君との会話はストレスがなくて助かるよ」「大地を、森を、海を、人々は恐れ続けてきた」「それらに向けられた呪力は大き過ぎるが故に形を得る前に知恵をつけ、今まで息を潜めていたんだ」と伝える。

順平が「真人さんは何の呪いなんですか?」と聞くと、真人は「人間」「俺は人が人を憎み恐れた腹から産まれた呪いだよ」と返す。

