呪術廻戦149話のネタバレを掲載しています。149話では、真依が真希に力を託して死んでいってしまう。真依の死亡で覚醒した真希は、父親である禪院扇を瞬殺していく。呪術廻戦149話の内容を知りたい方はご覧ください。
呪術廻戦149話のネタバレ
全部壊して
扇が「刀身を折り間合いを縮めたと判断し深く踏み込んだな」「だから、オマエは駄目なのだ」「私は剣士ではない、術師だ」「出来損ないの物差しで私を測ろうなど、笑止千万」「何度でも言うぞ、私が前当主に選ばれなかったのはオマエ達のせいだ」「兄の術式は歴史が浅く、相伝であるか否かはそこまで争点ではなかった」「術師として唯一つを除いて兄に遅れをとったことはない」「唯一、子供の出来のみ」「子が親の足を引くなど、あってはならない」と言いながら真希と真依を引きずっていくと、真依は「知らないの?」「この国では足の引っ張り合いが美徳なのよ」と皮肉を言う。

扇が「ここは訓練と懲罰に使われる部屋だ」「2級以下の呪霊を無数に飼っている」と大量の呪霊が潜む部屋に二人を放っていく。

扇は「今は私に怯えているが、じきオマエ達を喰いに這い出てくる」「天与呪縛、フィジカルギフテッド」「それが何だ」「我々術師は日々鍛練した肉体を更に呪力で強化して戦う」「真希、オマエの力など皆手抜かりなく持っているのだ」「さらば、我が人生の汚点」と伝えながら部屋を後にしていく。
真依が真希の心音を確認し「流石、しぶといわね」「いつか、こうなるんじゃないかって思ってた」「最悪」と口づけしていく。

真希が浜辺で目を覚ますと、真依が「私の術式、もう大体分かってるでしょ」「でも、大きい物とか複雑な物は作れないのよ」「あの人に斬られた傷もあるし、これ作ったら私死ぬから」「じゃあね、後は一人で頑張んなさい」と語り出す。

海に歩き出す真依を真希が「!?」「おい、真依」「待て」「何言ってんだ、とにかく戻ってこい」と止めようとするが、真依は「私随分前から分かってたのよ」「何で呪術師にとって双子が凶兆か」「何かを得るには何かを差し出さねばならない」「これは縛りだけの話じゃないわ」「痛い目みて強くなるのだって理屈は同じ」「そういう利害がいちいち成立しないのよ、双子の場合ね」「だって一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされるから、分かる?」「アンタは私で、私はアンタなの」「アンタが血ヘド吐いて努力して強くなりたいって願ったって意味ないのよ」「私は強くなんてなりたくないから」「アンタが術式持ってなくたって私が持ってちゃ意味ないのよ」「私がいる限り真希、アンタは一生半端者なの」と説明していく。真希が「分かったから、戻れよ」と駆け寄るが、真依は「これだけは置いてくわ、他は捨てなさい」「呪力もなにもかも私が持っていってあげるから」「一つだけ、約束して」「全部、壊して」「全部だからね、お姉ちゃん」と伝えていく。
真依、始めるよ
真希が目を覚まし「真依、起きて」「真依、起きて」と声をかけるが返事はなかった。

扇は呪霊の消滅反応に気づき「体が覚えている」「忘れるよう努めたあの、恐怖」と真希の姿に甚爾を重ねてしまっていた。

恐怖を感じた扇は術式解放「焦眉之赳」を発動していく。

扇が「いいだろう、今一度この手で骨の髄まで焼き尽くしてくれる」「来い、出来損ない」と言い放つが、真希は扇を瞬殺し、「真依、始めるよ」とつぶやく。

