炎炎ノ消防隊

【炎炎ノ消防隊】287話のネタバレ【伝導者登場でインカ・スミレが死亡】

炎炎ノ消防隊287話のネタバレを掲載しています。287話では、ついに伝導者が登場してくる。そして、人類にとって唯一の救いを語っていく。炎炎ノ消防隊287話の内容を知りたい方はご覧ください。

炎炎ノ消防隊287話のネタバレ

開眼

小さな聖女は美しい瞳を閉じた。来るその日まで。光を閉じ神の啓示を受けて闇の中で光を探し求めはじめながら。直に人間のどす黒い感情がドッと流れ込んだ。小さな聖女は瞳を閉じジッと耐え続けた。開眼、そして悟った。

その眼は地球を見つめていた。この星の無意識を。

聖女の清廉な瞳は開眼しまず一粒の涙を流した。それは最期まで聖女のために尽くした戦士のために。そして、長い闇の果てにある光に賛美を捧げた。慈悲と憂いを湛えたその瞳は全てを吸い込む。時を制止する兄弟も聖女のその慈悲に目を奪われ時を失った。

ハウメアが「さぁ、インカ、スミレ、私と共に」と手を差し出す。未来が視える少女は差し伸べられたその手に悲運な結末を見た。しかし、少女は迷いもせずその手を取った。それは嫌悪と破滅。

人の死、それは絶望であり救済。スミレが「やっとこの日が、ありがとうございます」と燃え尽きていった。

シンラが「お前なんてことを」と口にする。聖女はこの事象を誰よりも悲しんでいる、それは紛れもない真実。シンラが「仲間になんてことしやがる」と叫ぶと、ハウメアは「死、これこそが救いなのです」と返す。シンラが「そんなのただの勝手だろ」「死が救いな訳ない」と言い放つと、ショウは「たしかに兄の言うとおりだ」「しかし、神こそがその矛盾を正当化できる」「人類の集合的無意識を全て取り入れ、人類が造り出してきた神々の歴史その全てを取り入れた」「今のハウメアこそその神と言える」と語る。





救い

シンラが「伝導者、出やがったな」と言うと、ショウが「伝導者とは人類の集合的無意識が形を成した存在」と口にする。シンラが「あれが!?」と言うと、ショウは「集合的無意識とは人類に共通して伝えられる無意識下の総意」「伝導者とはまさに人類の無意識そのもの」「人類が密かに望む願いを実現する存在だ」「ここに来る前に見た絶望こそが伝導者の正体」と説明し、ハウメアは「その通りです」「聖女である私は集合的無意識をずっと受信してきました」「そして、伝導者とは何か?無意識とは何か?私は知りました」と語る。聖女の口にする言葉は偽りなく、真実だと二人に悟らせる。シンラが「その何を知った?」と疑問を口にすると、ハウメアは「イメージの終着点、人類は進化の果てに絶望を望んでいます」「神が人を生んだ訳ではありません、人が絶望から神を生んだ」「そして、神こそが新たなる絶望を生むのです」「して、神とは一体なんでしょう?」と返す。シンラが「太陽神」と答えると、ハウメアは「そうですね、宗教、友、情報、科学、芸術、文明、家族」「その人の救いになればなんでも良いでしょう」「だけど、その救いとは裏腹に人類の歴史は戦争、虐殺、事故、災害、病気、多くの大打撃を受け多くの絶望が生まれました」「その多くの絶望から多くを学び、倫理、価値観、医療、技術、法律を得た」「文明は進歩し一人一人の魂の価値を上げ、死を遠ざけることに成功してきました」「人類は安全を勝ち取った、しかしどうでしょう?」「安全になればなるほど救いが強くなるほど死が恐ろしくなり心の恐怖は強くなりその絶望も強くなって、それが何が起きたと思います?」「大災害です」「シンラよ、救世主の少年よ」「その救いと絶望の連鎖を止めるのに死をもって以外に救済できますか?」と問い詰める。

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