炎炎ノ消防隊261話のネタバレを掲載しています。261話では、アーサーとヴァルカンがついにゲームを最終章まで進めていく。ラスボスまでたどり着いたアーサーは、「エクスカリバーの能力でユウを探し出す」と言い放つ。炎炎ノ消防隊261話の内容を知りたい方はご覧ください。
炎炎ノ消防隊261話のネタバレ
最終章
アーサーがゲームを最終章まで進めていた。

アーサーが「ヴァルカンがいなければここまでたどり着けなかった」と言うと、ヴァルカンは「力になれてよかったよ」と返していく。アーサーが「こんな事態に最後まで付き合ってくれて本当に感謝している」と言うと、ヴァルカンは「なんだよ、かしこまっちゃって」と返す。アーサーが「ヴァルカンは強いな、常に冷静で機関員としてではなく人として素晴らしい人間だ」「ユウのことだよ」「行方がわからないんだろ?」「居ても立ってもいられないはずなのに、あいつは大事な仲間だ」と伝えていくと、ヴァルカンは「ユウが初めて俺の工房に転がりこんできた時、今でも覚えてるよ」「ジジィたちとジョヴァンニの件もあって俺は弟子はとらねェって言ってるのに何度もしつこく押しかけて来てよ」「毎回ニコニコ笑って弟子にしてほしいっておもちゃを大事そうに抱えてさ」「ずっとどこかのいいとこの坊ちゃんが面白半分で来たんだと思ってた」「それが街に買い出しに出た時、路上で毛布に包まってるユウを見つけたんだ」「聞くと両親を火事で亡くしたって」「普通の孤児の多くは聖陽教の孤児院に引き取られる」「けど、ユウはそこには行きたくなかったんだと」「独りぼっちになった自分を支えてくれてのは太陽神ではなく、いつも大事に抱えてたガラクタ人形」「それでユウはガラクタを作れる技師になりたくて俺の所に来たらしい」「弟子はとらねェと決めてたからさ、家族としてユウを入れてやることにした」「今でも覚えてんだ、あの時のユウの笑顔を」「しばらくしてリサも来て三人で暮らすようになった」と話していく。

アーサーが「家族だもんな、もっと聞かせてくれよ」と言うと、ヴァルカンは「あいつ、いつも俺の作業の真似をしててな、本当の弟みたいに」「だから俺が兄としてユウもリサも絶対に守ってやるって決めたんだ」「小さな工房の技師だけど、あいつらを幸せにしてやるって」「でも、所詮俺は裏方の人間だ」「俺もユウたちの前ではアーサーやシンラみたいにヒーローになりたかった」「でも、できなかった」「守ってやれなかった」と涙を流していく。

アーサーは「任せろ、俺がなんとかする」「ユウもドラゴンもどっか行っちまった、シンラも」「ヴァルカンが造ってくれたエクスカリバーで、俺がなんとかする」と告げていく。
準備は整った
第8消防隊が住民を避難させていく。

マキが「市民の顔に安堵が戻ってきましたね」と言い、火縄が「これでよくなれば」と言うが、災害は一向に治まる気配がなかった。
「報告、火の手が治まりません」「焔ビト未だ増加中」「桜備大隊長が言うには人々に希望を持たせれば被害は収まるとのことでしたが」と報告を受け、ダンロウは「どういうことだ」「何も変わらない」と焦りを見せていた。

リヒトが「間違いないね」「所詮大多数の人間は確立者の燃料にすぎない」「この物語を理解できず、騒いでるだけの名もなきモブ二限を助けたところでなんの意味もないんだ」と言い、ジョーカーが「モブに価値なんてないと?」と言うと、リヒトは「いつの時代も世界は極一部の確立者だけで構築されている」と伝えていく。
スミレは「無駄ですよ消防隊」「自我なき放流されるだけの能なし蟲のクソに誰が気をとめよう」「強者の絶望がある限り、大災害は止まらない」と言い放つ。

ヴァルカンが「アーサー、ついにきたな」「竜王ドラゴーンとの対決だ」と言うと、アーサーはコントローラーを置いて立ち上がり「準備は整った」「ここからは自分自身の戦いだ、本当のドラゴンを討つ」とエクスカリバーを手に取っていく。

アーサーが「だが、その前にやることがあるよな」と言うと、ヴァルカンは「ドラゴン退治以外に何を?」と返していく。アーサーが「エクスカリバーを握ってくれ、ヴァルカン」「エクスカリバーを天にかざすんだ」「さすればユウの居所をエクスカリバーが示してくれる」と伝えると、ヴァルカンは「ハァ!?エクスカリバーにそんな機能はつけてな」と返していくが、アーサーの表情を見て「本気で言ってるのか?」と言う。

