ブルーピリオド

【ブルーピリオド】7話のネタバレ【世田介が予備校を辞める】

ブルーピリオド7話のネタバレを掲載しています。7話では、八虎が予備校のコンクールでそこそこの順位を獲得する。コンクールの結果を経て、世田介は予備校を辞めると宣言する。ブルーピリオド7話の内容を知りたい方はご覧ください。

ブルーピリオド7話のネタバレ

お前、本質を何もわかってない

八虎が「遊びも勉強も結構やった」「効率的に生きてると思ってた」「なのに美術にハマった、生まれて初めて真剣になった」「絵なんか将来性ないって思ってたのに」と考えていた。

橋田が「美術系予備校がときどき開催する公開コンクール」「コースごとに共通の課題を行い現役生も浪人生も全部まとめて順位をつける」「はあ、刺激的やなあ」と言うと、世田介が「変人め」とツッコみ、橋田は「浪人生の絵見る機会なんかなかなかないやん」と言う。八虎が「先輩の言ってたのこれか」と森の言っていたことを思い出していると、世田介が「まあ浪人生なんか怖くないけど、お前は嫌じゃないの?」と言うと、橋田は「んー」「でも、数年前の油画の首席合格者は現役生だったらしいしなあ」と返す。八虎が「えええー、マジで」と驚くと、橋田は「あれ?知らん?」「有名な話やん」「桑名さん、あの子のお姉さんや」と伝える。

八虎が「去年の冬期講習で目立ってた人か」と気づき「へー、スッゲー夢ある話」と言うと、橋田は「まあ、桑名さん家族全員藝大出身らしいけどな〜」と補足し、世田介は「サラブレッドじゃないか」と呆れていた。

八虎が「コンクールか」「受験と同じ条件で描くつまり模試」「浪人生の絵を見れるのじゃ超ありがたい」「けど、あの森先輩が下から5番目だったんだろ?」「だったら俺は」「いや、変なほうに考えんな」「今は、とにかく絵作りだ」「自分の好きな作品の傾向はだんだんわかってきた」「作品はその作家が出した一つの答え」「真似、大いに結構」「これを、俺の絵に、落とし込む」と作品を作るが、大葉に「うーん、ちょっと物足りないかなー」「でも、挑戦してる感じはスゲーいいよ」「前より視野広がったんじゃない?」と微妙な評価を受けてしまう。

講評を受けた八虎が「?」「絵作りも表現も意識したのに物足りない」と肩透かしを食らっていると、桑名が「うん、カッコいいね」「ここが余計だったかなあ〜」と評価され、八虎は「桑名さんの絵は悔しいけど目がいく」「でもなんでだ?」「目立つのは絵作りができてるからだと思ったんだけどな」「なのに俺の絵は物足りない」「まあまだ1枚目だ、とにかくいろいろ描いてみねーと」と考えていた。

八虎が「うーん、なんかしっくりこないなー」「これであってんのか?」「だーめだ、一回頭冷やそ」と苦戦していると、そこに世田介が現れるが世田介は気まずそうに顔をそらす。

八虎が「ごめん、時間とらせちゃって」「自分じゃよくわかんなくてさ」「なーにが違うんだろ、参考作品と俺の作品で」と尋ねると、世田介は「芸の上澄みだけを掬ったような絵だな」「現代作家・茂木たまなの初期の作品参考にしたな、表面的なとこを真似ただけ」「お前、本質を何もわかってない」と突きつける。

矢口が大葉に面接に呼ばれ、「課題以外に4枚も描いたの!?スッゲー」「いや、自主的に描くのってなかなかできないよ」と評価すると、八虎は「どうも」と何とも言えない様子で返していった。

事情を聞いた大葉が「きっつぅー、高橋ってそんな言い方きついの?はー」と大笑いすると、八虎は「笑って貰えると救われます」「なんでですかね、なんで上澄みだけを掬ったような絵になるんですかね、好きな絵なのに」と悩みを打ち明けると、大葉は「じゃー、もう少し掘り下げみよっか」「矢口、名画に共通するものってなんだと思う?」と質問する。矢口が「デッサン力ですか?」と答えると、大葉は「ホーントォ?絵の具散らしただけみたいな名画もあるじゃーん」「すべての名画はね、構図がいいの」「いい構図は①大きな流れがある②テーマに適している③主役に目がいく④四隅まで目がいく」「矢口は絵の中のタッチやデフォルメを参考にして描いた」「これも自分の表現を広げるのにすげー大事」と説明する。

八虎が「でも、それだけじゃ絵はよ良くならない?」と言うと、大葉は「そ、だからもう一歩踏み込む」「まず①大きな流れ」「乱暴に言えば名画は5つの幾何学形態で分割できるのよ、こんな風にね」と伝える。

八虎が「こじつけじゃないんスか?」と信じられずにいると、大葉は「お?言うねえ」「んじゃ②テーマに合ってるか」「矢口が参考にしてた絵で見てみよっか」「主役はリンゴで基本◯構図かつネクタイのS字で動きを出してる」「台が斜めだけど△がそこかしこにちりばめられていてバランスを取ってる」「左端の△の見切れで絵の広がりを示唆」「だからここを隠すと広がりが乏しくなる」「画面上の強い△をどちらも隠すとこの△の重要さわかるでしょ?」「良い絵ってのは見たまま描かれたように見えて実はすご〜く計算されてる」「簡単な形で大きな流れを作ると絵がまとまるでしょ?」と丁寧に説明してあげた。

八虎が「なるほど」「じゃあ、③④は?」と聞くと、大葉は「ひみつ〜」「模写しましょ」「矢口は「答え」を見ることはできた」「なら次は「公式」を探してみてよ」「模写はただ真似するのとは違う」「心を動かしながら模写すればいろんなことがわかるよ」と伝えていった。



俺もぶっ飛ぼう

桑名が家で慌てながら家を出る準備をしていると姉から「マキ〜、うるさい〜」と言われるが、桑名は「いや、誰のせいで寝坊したと思ってんすか^」「夜中に電ノコ使うのやめて、マジで」と返す。

姉が「芸祭の準備間に合わなくなるから諦めて、マジで」「てか今夏休みでしょ?」と返すと、桑名が「今日から夏期講習」と答え急いで家を出ていく。姉が「マキ、コンクール1位取んなよ」と言うと、桑名は「取れねーよ」と返していった。

橋田が「おはよう八虎、今日から夏期講習やんなあ」「クラスどこやった?」と声をかけてくる。

八虎が「おはよ、俺は大葉クラス」「橋田、と世田介くんは?」と返すと、橋田は「僕は佐々木クラスやで」と答え、世田介は「相川クラス」と答える。

八虎が「夜間部生は少ないので夏期講習は昼間部生と合同だ」「俺は桑名さんと同じか」「現役生同士比較されたらキッチーけど、まあやれることをやるしかな」と考えていると、急いで入ってきた桑名に激突される。

教室に入ると八虎は中の生徒たちから睨まれ「こわっ、うるさくしたのは悪かったけどさ」夜間部とは雰囲気が全然ちげーな」と感じていた。

すると、「はい、9時半、始めまーす」「あっついねー、クーラー温度平気?」「講師の大葉ですー」「みんなには今日から10日間で5枚描いてもらいます〜」「最後の絵は公開コンクールに出して油絵講師全員で順位を出します」「なんかわからないことあったら聞いてねー」「では、始めてください」と大葉が現れ夏期講習始まっていく。

八虎が「怯むなよ」「俺はデッサンはそんなうまくないし、絵を見る目がめちゃくちゃあるわけでもねえ」「でも、構図は勉強してきた」「まず◯構図、20個くらいエスキース出すぞ」「それに構図だけじゃない」と橋田に「んー、③④はつまり「視線誘導」のことやと思うで」と教えてもらったことを思い出していた。八虎が「心を動かしながら模写か」「この絵、ただの草木が揺れてるだけに見えるけど、草の上に赤い花を描いて」「ん?ん?」「?この花、木に向かってジグザグに伸びてる?」「青い花も、黄色い花もジグザグに配置されてる」「よく見ると青や黄の花は画面全体に配置されてる」「でも、赤い花は主役の樹木までダイレクトに伸びてる」「この絵は画面のほとんどが草木の緑」「だから、反対色の赤が目立つ」「③反対色の赤で主役に目線を誘導し、④黄や青の花を画面全体に配置し目線を四隅まで誘導」「確かに今まで表面的に真似してただけだ」「高橋君の言うことは正しかった」「でも今は、構図と視線誘導っつー指針を得」と考えながら取り組むと、他の生徒たちの異様な作業風景が目に入り「は?」「何?なになになになになになに!?」「ここ油絵科だろ?」「油絵、油絵は」と驚愕していた。

チャイムが鳴ると、桑名から「さっきはゴメンね」「お昼一緒に行かない」と誘われ、一緒に昼食を取ることにした。

八虎が「なんで俺誘われたんだ?」「まあ、あのまま一人でモンモンとしてるよりいいか」と考えながら「てか、細えのによく食べるね」と言うと、桑名は「そーかな?」「絵描くのって体力いるじゃん?」「美術系女子って大食い多くない?」「あー、でも男は少食が多いか、なんでだろ」と返す。八虎が「桑名さんってもっとキツい人だと思ったわ」「つーか、絵うまい人大体キツく見えるみたいな」と伝えると、桑名は「あ、わかるー」「浪人生とか怖いしね」と共感する。八虎が「怖いよな」「よかったー、俺だけかと思ったわ」「キャンバス切るとかワケわかんねえし」「ぶっ飛んでるとは思ったけど、油絵って想像以上に飛んでるわ」と言うと、桑名は「でも、あれも一つの工夫じゃん?」「あ、講評まであと5分」「コンクールがんばろーね」と店を後にしていった。

桑名の言葉を聞いた八虎は「また表面的なとこで思考停止するとこだった」「画材って絵の具とオイルのことだと思ってた」「でも、浪人生にとってはすべてのものが画材なのか」「絵って思ってたよりずっと自由だ」「けど、技術があればもっと自由に飛べそうだな」「構図も視線誘導もデッサン力も画材センスも全部押してくれる」「俺もぶっ飛ぼう」と決意していく。

「入口付近上段から良い順に並べてますー」と言われると、八虎が自分の作品が中段より少し上にあることに気づき「思ってたよりずっと上じゃん」と感動していた。

桑名の作品を探すと1位であることが判明する。

八虎が「えっ、やばくね!?1位!?」「は!?マジで!?すっげえ」と声をかけると、桑名は「知らないの?」「予備校で1位になるとその年は受からないジンクス」「実際全然受かってないんだよ」「1位なんて取れると思ってなかったのに」と嬉しそうではなかった。

八虎が「そのジンクスが本当かどか俺は知らない」と考えながら橋田に話を聞くと、橋田は「知らん?割と有名な話やん」「なんでやろなあ、でも僕は1位なんか取りたくても取れんけどな」「ま、ともかくお疲れ様や」「打ち上げしようや、打ち上げ」と伝えていった。八虎が「今回、3人の中では俺が一番順位がよかった」「俺は、高橋君よりデッサンできない」「橋田より作品を見る目もない」「だったら」と考えていると、世田介が「行かない」「違う、打ち上げはどうでもいい」「つまんない受験絵画押し付けやがって」「もう予備校には行かない」と言い放つ。

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