ブルーピリオド

【ブルーピリオド】49話のネタバレ【八虎がドローイング500枚の課題に取り組む】

ブルーピリオド49話のネタバレを掲載しています。49話では、八虎がドローイング500枚という課題に、何をコンセプトにするか迷ってしまっていた。が、八雲の言葉によってとにかく手を動かすことを決め、次々と描けるようになっていく。ブルーピリオド49話の内容を知りたい方はご覧ください。

ブルーピリオド49話のネタバレ

ウォーミングアップ

「2年生最初の課題は500枚ドローイング」と伝えられ、世田介は「500枚」「1年時の猫屋敷先生の「東京」課題は講評まで1ヶ月だった」「もしこの課題が同じ制作期間なら30日間で500枚、単純計算で1日16枚」「ドローイングとはいえ大変な枚数だな」「だったら期間ももう少し長く取って」と考えていたが、犬飼は「期限ですが締め切りは2週間後」「ただし500枚全て貼り出すわけにはいきませんので、展示は500枚の中から一部のみ、残りは展示場所に置いてください」「当日講評に1分でも遅れた場合課題未提出とします」「また、枚数が500枚に1枚でも達していない場合も未提出扱いとなります」「では2週間後、楽しみにしております」と伝えていった。

きねみが「2年最初の課題、スタミナ課題だー」とテンションを上げていると、藍沢が「きねみちゃんニコニコだねえ」と声をかける。きねみが「頭使うより体使う方が得意だもん」と言うと、藍沢は「アタシは気が重いよー」と参っていた。

八虎が500枚入りのコピー用紙を買いに来るがすでに売れ切れで、店員に「ごめんなさい、さっき学生さんが買っていっちゃって」と伝えられる。

八虎が「コピー用紙が一番安いと思ったんだけど」「仕方ねー、帰りにヨドバシで」と考えていると、大量のチラシを貰おうとしている八雲を発見する。

八虎が「500枚、500枚か」「1日1枚でも1年以上かかるじゃん」「課題として提出されている以上、「ただ描く」だけじゃ多分ダメだ」「バラバラのものを描いたとしてもなんか共通の「コンセプト」がないと」「でも、500枚も描ける「コンセプト」ってなんだ?」「どういうコンセプトにしても50枚くらいで手が止まるイメージしかできねー」「てか俺、そもそも2年生は絵から離れて制作しようと思ってたのに、すげー「描く課題」じゃん」「でも、課題に振り回されるのはダメだ、俺の方に課題を引き寄せないと」「コンセプト、コンセプト」「500枚」「いっそ500枚あること自体をコンセプトに組み込ん」とあれこれ考えていると、柿ノ木坂が「えっとう考えとるわー、八虎今こがあ顔なんで〜」と声をかけてくる。

鉢呂も「あー、わかるわー」と納得した。

柿ノ木坂が「てか多いのう、500枚」と言うと、八虎も「2年の最初から飛ばすねえ、犬飼教授」「締め切りまで2週間すもんね、サクサク描かないと間に合わねー」「何描こ」と言う。柿ノ木坂が「てかよー、そもそもドローイングって何じゃ?」と言い、八虎が「あー、確かに建築だと「製図」って意味だしなあ」と柿ノ木坂の発言を理解した。

鉢呂が「「draw」って線画って意味だし、線で描く感じなんじゃないの?」と伝えると、柿ノ木坂は「じゃー色使ったらあかんのけ」「500枚出さんと単位とれんのじゃったらドローイングの定義に一つでもハマってなけりゃあヤバイんじゃないん??」と焦りまくっていた。

そこに八雲も合流し柿ノ木坂から「なー八雲ー、ドローイングって何じゃ?」「スケッチとかクロッキーとかは違うんか?」と聞かれると、「そりゃちげーだろ、目的が全然」「まーこの辺の用語って国とか分野によって変わるからな、雑にメジャーな方法と比べるけどさ」「スケッチは人物とか風景を大まかに描写する方法、つまり「要素」を捉える」「クロッキーは主に生き物の「動き」とか「重心」を素早く簡潔に捉えて線だけで描写する方法」「デッサンは「質感」や「明暗」や「位置関係」なんかを捉えて描写する方法」「エスキースは作品のための着想とか構図を描写する方法、下絵だな」「ドローイングは作品未満エスキース以上」「「絵作り的な部分」も含めて「自由」に「即興的」にイメージを描き出していく方法」と説明し、八虎は「八雲さんってさりげに博識つーか質問にちゃんと答えられるのすげー」と感心していた。

八雲が「「draw」って線で描くみたいな意味だけど、ファインアート分野だと色使うのもアリな感じだしな〜」「「ドローイング」はやっぱこの中じゃ一番「自分主体」なやり方だと思うぜ、自分がしっくりくんならクロッキーぽい絵でもデッサンぽい絵でもいいんじゃね?」と伝えると、柿ノ木坂は「つまり、なんでもOKっちゅうことか!?」と言い、八雲は「やれんならな、デッサン500枚とか一生かけても終わんねーつの」「今回は画材もサイズも支持体の素材も指定がなかった」「つーこたこの課題はウォーミングアップ」と理解していた。

櫻井が「この扉をノックする緊張感は在学中から変わらないですね」「さあ、夢崎さん」「「ノック2回」「はいどうぞ」「ガチャ」、この流れを間違えるとヤバイですからね」と言うと、夢崎は「犬飼先生ってと都市伝説か何かですか?」と返す。

櫻井と夢崎が部屋に入ると、そこにはトレーニングをしていた犬飼がいた。

櫻井が「あの、お伝えしていた1年生の資料です」と資料を手渡すと、犬飼は「ああ、ありがとうございます」「1年生の進級制作、はっきり申し上げてパワー不足でしたね」「しかし、彼らだけに原因があるとは思いません、槻木先生、盧生先生、猫屋敷先生の責任でもあります」と伝えた。夢崎が「でも1年の作品コンセプトは弱いっすよ、そこを強化するために」と意見するが、犬飼は「それはその通りだと思います、しかしここは油画科ですよ」「肉体も精神も想像力も使いすぎると壊れてしまいますが使わなければ衰えていくもの」「ダイヤモンドを削る原石が脆かったら一つのダイヤモンドすらできませんからね、夢崎君、君は彼らに」と伝えようとしたところで、助手の柴田が「犬飼先生っ、あのっ、トイレが詰まっちゃいました、すみません〜」と慌てて入ってきた。





楽しい方がよくない?

八虎が「コンセプト、コンセプト、う〜んコンセプトねー」「どう考えても50枚くらいで手が止まる想像しかできねー」「「花」とか「人」みたいなバリエーションあるやつだといいんだけど」「」でも、そこにコンセプトが乗らないなら「ただ描いただけ」になっちゃうし」「「人」は興味あるけど、でも正直に俺が一番関心あるものっつったらマゲンダ」と考え絵を描こうとすると、「あれ!?俺こんな絵下手だったっけ!?」「俺が感じてる1/100もかっこよく描けねーんだけど」「てか、俺受験の時より下手になってね?」「いやまあそりゃそうか、あの時毎日2枚描いてたし、しかもデッサンとか油絵で」「大学入ってからずっと「手」より「頭」の方動かす練習してたから」「にしたって俺、去年5枚くらいしか描いてねーじゃん」と自身の状況に気づき焦っていく。

八雲のドローイングを確認すると「八雲さんもう終わりそうじゃん」と気づき、「お昼食べにいこ」と外に出ていった。

八虎が「彫刻科か?」「そういえば大学始まったけど桑名さんとかへこんでたりしないよな?」と桑名の元を訪れた。

すると「桑名のストーカー?」と神山が声をかけてくる。

神山が「八虎ちゃんとはそこで会ったー」「ほれ、買ってきたよ、ビゲストバーガー」と手渡すと、桑名はバーガーに速攻でかぶりついた。八虎が「彫刻のアトリエひろ、初めて見た」と驚いていると、桑名は「予備校の狭さに比べると開放感すごいよね」「2mある石とか木とか使うから当然だけどさ」と伝えた。

八虎が「へーすご、これ桑名さんの?」と作品に気づくと、桑名は「そー今作ってる」「1年の最初の課題」と答え、八虎は「桑名さんまじで彫刻科じゃん」と言った。

八虎が「課題とかきつかったりしない?」と尋ねると、桑名は「いや?むしろ拍子抜けかなー」「大学入って最初の授業が基礎課題って」「あと、あたしの場合矢口と違っておねーちゃんで大学の様子知ってたから」と余裕そうだった。

「へー、八虎ちゃんすげー」という声が聞こえ、八虎が「え、呼んだ?」と聞くと、桑名が「あーや、冬期講習矢口すげー枚数描いてきたって話」「あの話いまだに大葉先生してくるからね」と伝えた。桑名が「やっぱ枚数でしか成長できない部分あるよなーって」「予備校の時うちのクラスで一番描いてたの矢口だもんね」と言うと、八虎は「あ、ごめん、俺4限とってたんだ」とその場を後にし「そりゃ、そりゃ下手にもなるよな」「だって描いてないんだから」「でもしょうがないじゃん、今は」「500枚描くために考えないと」と考えていた。

八虎は「おい、見過ぎ、何」「金なら貸さねーぞ」と八雲に言われる。

八虎が「なんで、なんでそんなスラスラ描けるんですか?」と尋ねると、八雲は「んー、描いてるから?」「てか、八虎も描き始めたら描けると思うぜ」と伝えた。八虎が「ありがとうございます、参考になりました」と返し「八雲さん、いろいろ詳しいから理論的に選んでるのかと思ったけど」「500枚見切り発車しかないのかな」「上手くいかない想像しかできないけど、いやもっとギリギリまで考え」と考えていると、八雲から「八虎ってさー、絵描き始めた時もそんな考えてわけ?」「考えて納得いったから描き始めたわけ?」「俺何も考えてなかったけどな〜、5歳の俺とか」「夢中でやってただけつーか」と核心的なことを突きつける。

八虎が「え、は?いや」「それ課題と関係あるんすか?俺だってまあそんな感じでしたけど」「見切り発車した方がいいってこと?でももっと考えて描かないと」と反論すると、八雲は「なんで?楽しい方がよくない?」と伝える。

八虎が「そりゃ、そうできたら一番いいすけど」「で、も、その、楽しく描くために考えなきゃなわけで」「てか、「ただ描いた」だけじゃコンセプトないし」と言うが、八雲は「いやいやいや、こないだモモとかいた時言ったじゃん、ドローイングは「自分主体」なやり方だって」「つかさー、仮に「ただ描いただけ」なのに教授が詰めてきたら「あー、この教授ってそーゆーのが嫌いなのね」ってだけじゃね?」「感覚だけで描くのは結局手癖になってそれ以上成長すんのはむずいけどさ、考えながら描くことなんてできねーよ」「逆に頭の中だけで練った理屈も想像の域を超えないぜ?」「いつも考えんの、んでもう一筆置いたらあとは走るだけ」と伝えていった。

帰り道、電車で八虎が「そ、そそのかされた気分だけど、てか結局見切り発車に変わりないけどもう描くしかない、とにかく人を描く」「もうコンセプトは「人を観察することによって発見はあるのか」とかそんなんでいいや」「まずは全身描いて」「あ、やべ、目あった」「結構若い人って視線に敏感ですぐこっちに気づくな」「逆に年配の人って全然気づかないな、特におじさん」「ああ、この人のこういうポーズかっこいいな」「あ、足が入らない、次もっと全体の流れを意識して」「あれ?これでいいのか?」「いやどうなんだろ、でもダメなら千枚描けばいい」「なんか描いてる時の方が頭働いてる」「や、違うか、これは脳ミソが手についてる」と次々作品を描き続けた。

八虎は「500枚って最初から考えて描ける枚数じゃないわ、これ」と理解していた。

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