ブルーピリオド

【ブルーピリオド】19話のネタバレ【試験前に八虎と龍二が逃避行】

ブルーピリオド19話のネタバレを掲載しています。19話では、八虎は龍二のことが気になって絵に集中できないでいた。そして、試験前にも関わらず龍二との逃避行に出ていく。ブルーピリオド19話の内容を知りたい方はご覧ください。

ブルーピリオド19話のネタバレ

正しい場所から話せないならアタシがお前に話すことは何もないねっ

龍二が「じゃあ会いに来てよ、今から」と伝えると、八虎は「いっ、今からはムリだけど」と返し、龍二は「だよねーっ」「店の売り上げに貢献してもらおうと思ったんだけどダメかー」「でも、そういうとこだよ八虎」「君は溺れてる人がいたら救命道具は持ってきても海に飛び込むことはしない」「裸で泣いてる人がいたら服をかけて話を聞くことはあっても自分も脱ぐことは絶対にない」「教えてやるよ、冷静なんだ、君は」「正しいよ、正しいから優秀なのさ」「君はいつだって優秀だ」「でもさっ、正しい場所からしか話せないならアタシがお前に話すことは何もないねっ」と言い放った。

龍二が「受験頑張ってね、おやすみ」と電話を切るとキャバクラの席に戻り、目を赤くしていることから客に「ユカちゃん、何かあった?」と言われてしまう。

龍二が帰宅すると父親から「受験に落ちた途端夜遊びですか」と言われ、「バイトだけど」と返す。

母親が「見下してんのよ、あたしたちのこと」「日本画やりたいなんてお母さんみたいなこと言うから好きにさせたのに、バッカみたい」と言うと、龍二は「はー、疲れた」とベッドに横になった。

ノックが聞こえると祖母が「お仕事だったの?大変ねえ」「体冷えたでしょ、かりんシロップのお湯割り」と温かいものを用意してくれる。

祖母が「ユカちゃん、今年は残念だったけどまた挑戦すればいいわ」「きっと大丈夫よ」「ほら、今度おばあちゃんがいい日本画の筆の選び方を教えてあげるわ」と言うと、龍二は「この家でおばあちゃんだけが俺に優しい」「でも、おばあちゃんの中のユカちゃんはお絵描きの大好きな7歳のユカちゃんなんだ」「おばあちゃん、俺はもう美大にはいかないよ」と考えながらも「ほんと!?」「じゃあ、今度一緒に画材屋さん行こう」と応えてしまう。

龍二は「また言えなかった」「ずっと進路隠してた八虎のこと笑えないな、八虎」「何で電話なんかしてきたんだよ」「誰か、誰か俺が嫌がっても強引にこの世界から連れ出してくれないかなあ」と一人部屋で悩んでいた。

八虎は予備校で絵に向かいながらも「あー、引きずってんだよなこれは、クッソ」「何なんだよマジで、お前一人称「俺」だっただろ」「つか、試験前にひでえこと言うよなあ」と龍二のことを考えてしまっていた。

大葉が「お〜、はかどってんね、矢口」「試験は2日後、描ける枚数はあと4枚」「前にも言ったけど2次試験は1次試験以上に何を考えて描いてるかを見てくるわ」「というわけで、今日はスケッチブックの講評をしましょ」と伝えると、八虎が「?」「スケッチブックって、エスキースしたりメモ取ったりするコレですよね?」「講評?」と疑問に感じており、大葉は「前にも言ったけど2次試験は絵画と(1次試験の)素描」「そしてエスキース、全てを見て合否を判断するの」「つまり、スケッチブックが決め手で受かることもあるってことよ」「スケッチブックはその人が何を考えてるかを一番出せるツール」「それぞれの良い個性を引き出すために今日は全体講評」「しかも、ここにいる4人全員で講評し合いましょ」と提案する。

八虎が「ええ〜、マジすか」と驚くと、大葉は「今までのスケッチブックも含めてね」「普段講評されない人にされるって刺激的じゃない?」と伝え、八虎は「お手柔らかに頼むわ」と言う。

大葉が「じゃ、ここにスケッチブックの参考作品おいておくから頑張ってね〜」と課題を出すと、八虎は「スケッチブックか」「確かにボーナス加点的なとこはあるんだろうけど」「エスキースとかいうてメモだろ?そんな大差な」と桑名の姉のスケッチブックを見てあまりのクオリティに驚愕していた。

八虎が「まって?え?」「みんなこんなクオリティ高いの?」とビビると、桑名が「いや、お姉ちゃんそれで首席とったって噂あるくらいだからそれは特別じゃん?」と伝え、八虎は「いやでも、文字だけで構成されたヤツ、ストーリー仕立てで絵本みたいになってるヤツ、何ページもあるから1枚絵より何を表現したいかがダイレクトに伝わってくる」「しかも、ものすごく個性的に」「やべえ、俺のスケッチブックすげえ普通じゃん」と他のスケッチブックに圧倒されていた。

橋田が「あれー?前に見たスケッチブックないなあ」と言うと、八虎が「まだ資料室にあんのかも」「俺も見たいし一緒に行かね?」と誘っていった。八虎が「そういえば、アイツこういうの得意そうだったな」「ま、関係ねーけど」と龍二のことを考えていると橋田から「どっか食べに行かへん?」と誘われるが、八虎は「俺コンビニでいいわ」「油絵の下塗りもまだ終わってないし」と断る。橋田が「あら残念、八虎はほんま優等生やなあ」と言うと、八虎は「なあ、それどういう意味?」と真剣に問い詰める。

八虎が「あっ、わりー」「やーその、昨日とも、友達に似たようなこと言われてさ、俺は溺れてる人がいたら救命道具は持ってきても海に飛び込むことはしないって」と龍二とのやり取りを話すと、橋田は「むっちゃわかるわあ、あーおかし」と笑いを堪えていた。

八虎が「いやでも納得できないんだけど、救命道具持ってくるほうが絶対いいでしょ」と言うと、橋田から「そりゃそうや」「でも、溺れてるときの息苦しさとか海の暗さは溺れた人同士でしか共有できへんやん」「その人と話したかったら八虎も飛び込むしかないんやで」「ま、そこまでする必要あるかどうかは知らんけど」「お昼お先に」と告げられ、八虎は「なんだよそれ、あいつのために全部犠牲にしろって?」「ていうか俺、そういうこと言うやつだっけ?らしくねーよ」「試験中に×つけたりさ、喋り方変わったりさ、なんなの?」「つか、俺もなんでこんなこと気にしてるわけ?」「集中できねーじゃん」「ああ、もう」「頼むから集中させてくれ」「いつもよりスケッチブックの密度上げる」と感じていた。





溺れないよう泳ぐから

講評が始まり八虎が「大丈夫」「課題文が人と人だから環境問題をテーマにスケッチブック全体で起承転結を作って、1枚1枚にも密度出したクオリティは上がったはず」と考えていると、「あっ、面白いね、矢口のー」「これとか、矢口っぽくて好き〜」と桑名から褒められる。

八虎が「えっ、それ?」「いやいやいや、フツーじゃない?マジ?」「こっちの方が密度高いし」と返すが、桑名に「んー、これはビミョーかな」と言われ、「あれー?おかしくね?」「頑張ったんだけどな」と桑名の評価を意外に感じていた。八虎が「でも、桑名さんのはさすがだな、このページの使い方とかかっこいいもん」と評価するが、桑名は「えー?それえ?ありがちじゃね?」と八虎同様の反応だった。

すると、大葉が「や〜、そうよねえ〜」「自分以外はみんな変人よね〜」「スケッチブック見た?いろいろあったでしょ?」「でも、あれは橋田と桑名と橋田と矢口と私の性格が違うのと同じことよ」「自分が「普通」だと思ってることは案外「その人らしさ」だったりするのよ」「でも、自分にとっての「普通」はみんなにとっても「普通」だと思っちゃうから一人でソレに気づけないのよ」「いいねえ、矢口の」「どういう経緯でこの絵に到達したかがよくわかる」「派手なスケッチブックじゃないけど、矢口がこの油絵を描くまでに何を考えてたかわかるわ」「桑名のもいいわ〜」「この絵の外で起こってることがスケッチブックでわかるもん」「あくまでキャンバスは桑名の世界の一部を切り取る道具ってことね」「きちっと作り込むことが自然な人もいれば、絵を描くときも文字で考えた方がまとまる人もいる」「この差が「個性」」「大事なのは何を選んだら一番気持ちよく描けるか、それだけよ」と伝え、八虎は「なるほど」「確かに、頑張って描いちゃってたとこはあるなあ」と感じていた。

橋田が「八虎、僕も前のスケッチブックの方がええなあと思うわ」「でも、こっちの密度高いスケッチブックの「色」、八虎って綺麗な色使えるんやなあ」と褒め、八虎は「マジ?」と喜んでいた。

大葉が「自分らしくないものに触れてみないと自分の世界が広がらない」「それに、自分のいいとこは案外他人が見つけてくれたりするのよねー」と考えていると、八虎は「そういえば、龍二の作品って高2のときから全然見てないな」「今なら、今ならもっと素直に見れるのかな」と感じていた。

八虎が予備校で龍二の作品を見ようとするが、予備校の人間に「ごめんなさい〜」「在校生の作品は勝手に魅せられないんですよね〜」と断れてしまう。

すると、「あり、また会ったね」「ユカちゃんに電話した後大丈夫だった?」と桑名の友達が声をかけてきて、八虎は「ああ」「なあ、龍二の作品の写真とか持ってない?」と尋ねる。

桑名の友達が「ストーカー?」「まあ、持ってるんですけどねー、自分ユカちゃんのストーカーなので」「ほれ」「試験前にストーカーなんて君もヒマだねえ〜」と龍二の作品の写真を見せていく。

八虎が「?」「日本画?」と言うと、「あー、そっち?」と日本画の作品の写真を見せられ、八虎は「あれ?」「なんかさっきのほうが」と感じてしまい、桑名の友達も「アタシさっきの絵の方が好きなんだよねー」「てか、ユカちゃん日本画の授業辛そうだったし」「休み時間中ずーっと洋服の絵描いてたしね」と言う。

それを聞いた八虎は「あれ?」「ん?」「じゃあアイツ、何で日本画やってたんだ?」と考えていた。

龍二が自分の部屋に入ると部屋の様子がすっかり変わっていた。

龍二が「マジ?マジか?マジ?」「母さん」と母親に声をかけると、「知らないわよ、お父さんでしょ」と言われる。龍二が「こんなの人権侵が」と言おうとすると、「これで、これを機にまともになれよ」と父親に叩かれてしまう。

龍二が「もう家を出るしか」「それしか」と一人部屋でうなだれていると、祖母が「ユカちゃん一つだけだけど」「ユカちゃんの大事なものなんだからダメよ」「画材がなくなったら困っちゃうものね、ねえユカちゃん」と龍二の画材を持ってきていた。

龍二が涙を流しながら「うん」と返すと、「ああ、泣かないで」と祖母に言われ、龍二は「ごめん、ちょっと外行ってくる」と外に出ようとする。

母に「はあ!?こんな時間に」と言われるが、龍二は「母さん、それだけは二度と捨てないでよ」と告げ外に出ていった。

龍二が八虎からの電話に出て「何?」「話すことないって言ったはずだけど」と言うと、八虎は「何その声、泣いてんの?」と龍二の様子に気づく。

八虎が「今どこ?」と聞くと、龍二は「さあどこだろう」「会いに来る気?」「らしくないね、明後日だろ試験」と返す。八虎が「そうだよ、お前のこと気にしながら試験したくねーの」と言うと、龍二は「何だよそれ」「ひどいなあ、一方的に電話しておいてさ」と言い、八虎は「お前のために会いたいっつー方がよっぽどらしくないだろ?」と返す。龍二が「そんなことないんじゃない?」と言うと、八虎は「なあ」「俺はさ、誰かが溺れてても救命道具持っていくよ、だって飛び込んだら一緒に溺れるかもしんねーだろ」「でもそうしないとどうしようもないなら飛び込むしかないだろ、今どこ?」とどこにいるかを再度尋ねていった。

ホームで龍二に出会うと「どこ行く?」「ビゲズトバーガーなら11時まで開いて」と言うが、龍二は「八虎、今日は俺家に帰らない」「八虎、飛び込むしかないなら本当に飛び込める?」と意味深なことを言う。八虎が「?」「どういう意味?」と聞くと、龍二は「溺れに行かない?海に」と言い電車が到着した。

八虎が「俺は、溺れないよ」「溺れないよう泳ぐから」「明日の昼に帰って来れればあと1枚描ける、それまでには帰る」「何?乗らないの?」と電車に乗り込むと、龍二も電車に乗り込んでいった。

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