進撃の巨人

【進撃の巨人】94話のネタバレ【ライナーの過去が明らかに】

進撃の巨人94話のネタバレを掲載しています。94話では、ファルコやガビら戦士隊一同が故郷のレベリオに到着していく。そして、ライナーの過去が明らかになっていく。進撃の巨人94話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人94話のネタバレ

そこにいた日々はまさに地獄だった

ガビたちは故郷のレベリオに到着する。

ファルコが「ブラウン副長」「4年前は、パラディ島作戦失敗の責任を一手に引き受けて「」を剥奪される寸前の危うい立場だったけど、命を賭した戦果の数々でマーレへの忠誠を証明し、今や「鎧」の剥奪なんて声はどこからも聞こえなくなった」「そうだ、昔から他のどの戦士よりも高い忠誠心をマーレに示してきた」「それがライナー・ブラウン戦士隊副長だ」「でも昨夜の副長は何だ?」「オレにガビを救えって?」「他の人に聞かれでもしてたら危険は話を自らオレに」「もし、ブラウンさんがオレと同じ考えで、エルディア人を戦争から解放したいんだとしたら」と考えていると、ガビに「何を企んでる?」と詰められる。

ガビが「さっきからチラチラこっちを盗み見てうっとうしい、何なの?」「反逆の予兆として隊に報告しとくから」と言うと、ファルコは「は!?」「お前、誰のせいだとー」と言ってしまい、照れて黙ってしまう。

ファルコは「信じていいのか?」と考えていた。

戦士隊がレベリオに到着し、家族に迎えられていく。

ライナーも母親に迎えられる。

ファルコは搬送される負傷兵に関心を寄せていた。

コスロが「長いこと前線で塹壕掘らせてたらこうなっちまうらしい」「弾とか爆弾が降ってくるからな」「ヒュウウウウ、ドカーンって」と負傷兵を脅すと、ファルコが「大丈夫ですか?」と声をかけていく。

ファルコは腕章が逆の負傷兵を見つけると、「大丈夫ですきっと良くなりますよ」「もうあなたは、戦わなくていいんですから」と声をかけていく。

ライナーとガビは親戚同士で集まっていた。

ガビがスラバ要塞での活躍っぷりを親戚たちに伝えると、親戚たちは「お前はエルディアの救世主だ」と喜んでいく。ライナーの母のカリナが「ガビは戦士になれそうなのかい?」聞くと、ライナーは「あぁ、今回の戦果を踏まえてもガビが「鎧の巨人」の継承権を得るのは決定的だと思う」と答える。カリナが「それはよかった」「一族から二人も戦士を授かるなんて」「お前達がマーレに認めてもらえたことを誇りに思うよ」「あとは、あの島に住む悪魔共さえ消えてくれればエルディア人はみんな幸せになれるのにね」と言うと、ガビは「大丈夫だよカリナおばさん」「私達戦士隊が島の悪魔からエルディア人を守るから」「心配しないで」と返す。親ライナーの叔父が「なぁライナー、お前でさえ島の悪魔から逃げるのがやっと逃げるのがやっとだったんだろ?」「世界一の軍事力であるマーレの「鎧」でさえ」と言うと、ガビが「ダメだよみんな、そんなこと聞いちゃ」「島の内情はマーレ軍でも上の人しか知ることができなう機密情報だって言ってるでしょ?」「それに、ライナーだって辛いんだから」「凶悪で残虐な悪魔達の住む島に5年も潜入してたんだよ?」「そこでどんな辛い目に遭ったか、機密情報じゃなくたって言えないんだよ」と返す。

が、ライナーは「いいや、話せることもある」「俺はあの島で軍隊に潜入したんだ」「まさに地獄だった」「島の連中はまさしく悪魔で、残虐非道な奴らだったよ」「あれは軍の入隊式の最中だった」「突然芋を食い出した奴がいた」「教官が咎めると悪びれる様子もなく答えた」「うまそうだから盗んだと」「そんな悪党だが、さすがにまずいと思ったのか、その芋を半分譲ると言って共感を買収しようとしたんだ」「しかし、その差し出した芋でさえ半分には到底満たない僅かなものでしかなかった」「奴らに譲り合う精神など無いからな」「本当にどうしようもない奴らだった」「便所に入るなりどっちを出しに来たのか忘れるバカだったり、自分のことしか考えてねぇ不真面目な奴に、人のことばっかり考えてるクソ真面目な奴」「突っ走るしか頭にねぇ奴に、何があってもついて行く奴ら、それに色んな奴らがいて、そこに俺達もいた」「そこにいた日々はまさに、地獄だった」と話していく。

ライナーが「少し話しすぎた、この話は忘れてくれ」と言うと、ガビが「色んな奴らって何?」「悪い奴らでしょ?」と返し、カリナも「そうだよガビ」「島にいるのは悪魔だ」「世界を地獄にして屍の山に自分達の楽園を築いた悪魔だ」「でも私達は違う」「私達大陸のエルディア人は生涯を捧げてマーレに及ぼした凄惨な歴史を償う善良なエルディア人なんだから」「島の奴らはいつ強大な巨人で世界を踏み潰し、進撃して来るかわからない」「それを阻止するのは私達エルディア人でなくてはならない」「それが果たされて初めて私達は世界から良い人だと認めてもらえるんだから」「私達を置き去りにして島に逃げた奴らに制裁を与えなくてはならない」「私達を見捨てた奴らに」と言う。



ライナーの過去

ライナーはベッドに横になり過去を思い出していた。

ライナーは子供の頃カリナに「私たちには過去に悪いことをした悪魔の血が流れているからね」「檻の中に入っていないとみんなの迷惑になるんだ」「お前にお父さんがいないのもそのせいだ」「お父さんはマーレ人だからね」「マーレ人はエルディア人と子供を作ることを固く禁じられているから」「だから、このことは秘密だよ?」「私達が悪魔の血を引くエルディア人だからあの人とは一緒にいられないんだよ」「マーレ人に生まれていれば」と言われていた。ライナーはマーレの戦士を目指していた頃を思い出す。

マガトはマーレの戦士候補たちに「誰が歩けと言った」「走れ、ウス汚い豚の末裔共」「名誉マーレ人にはなりたくないらしいな!?」と言い放つ。

ライナーは必死に走るが、マルセルに抜かれマルセルが合格になる。

射撃訓練もベルトルトに遅れを取る。

格闘訓練はアニに後れを取る。

が、ライナーは戦士候補生に選ばれ、「僕が必ず「九つの巨人」を継承してみせるよ」とカリナに伝える。

ジークが戦士候補生たちに「お前ら知ってるか?」「あと数年でパラディ島に攻撃を仕掛けるってさ」「俺達が巨人を継承する時が来たんだよ」「もうじき南との戦争に目処がつく」「そして、我らの戦士にも任期が迫ってきている」「そこで軍の新体制の中で戦士隊は再編成されるらしい」「俺達7人の戦士候補生から一挙に6人だ」と告げていく。

ライナーが「やったぁ」「これで、マーレ人になれる」と言うが、ポルコに「は?何が「やった」だ」「お前はこの中のドベだろうが」「一人余るんならお前だろ」「お前の長所は何だよ」「体力か?頭脳か?射撃か?格闘術か?どれも違うよな?」「お前が評価されたのは試験で綴ったマーレへの忠誠心だろ?」「それに関しちゃ尊敬するぜ」「毎日毎日隊長への媚びへつらいを欠かさねえ、島の悪魔共はボクが必ず皆殺しにしてみせますってな」と言われる。ライナーが「島の奴らは世界を恐怖に貶める悪魔だろうが」「奴らを殺さなきゃまたいつか殺戮を繰り返すんだぞ!?」「お前は俺達の任務を馬鹿にするのか!?」「それともお前はフリッツ王を支持するエルディア復権派の残党か!?」「そうだろ、間違いない、俺が隊長に報告してやる」とキレると、ポルコに殴り飛ばされ「島の恨み節くらい誰だって言えんだよ」「てめぇは一人で留守番して13年待つんだな」と言われる。

ジークたちが「泣き止んだらすぐに来いよー」「遅いと俺がマガト隊長にどやされんだからさ」と離れていくと、ベルトルトが「立ってよ、ライナー」と手を差し伸べる。

ライナーが「13年も待ってられない」「俺はマーレ人になって母さんと父さんと3人で暮らしたいんだ」と言うと、ベルトルトは「どういうこと?」と返す。ライナーが「それは言えないけど」と言うと、ベルトルトは「まだ13年待つって決まってないよ」「継承権を与えるのはポルコじゃない、マーレ軍が決めるんだから」と返す。ライナーが「でも、あいつの言う通り俺はドベだし」と言うと、ベルトルトは「そうかなぁ?」「忠誠心は大事だと思うけど」「ねぇ?君もそう思わない?」とアニに聞くが、アニは虫を踏み潰しながら「え?何?聞いてなかった」と返す。

アニが「さぁ、行こう」と走っていくと、ライナーとベルトルトも走っていく。ベルトルトが「でもいいの?」「そんな目標があるのに、13年しか無いんだよ?」と聞くと、ライナーは「13年で英雄になるんだろ?」「世界を脅かすパラディ島の悪魔を成敗すれば、エルディア人を、いや世界を救えるんだ」「そしたら俺は、世界一の自慢の息子になれるのに」と答えていく。その頃、エレンは「はぁ、何か起きねぇかなぁ」とつぶやいていた。

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