進撃の巨人

【進撃の巨人】86話のネタバレ【グリシャの過去から壁外世界の真相が明らかに】

進撃の巨人86話のネタバレを掲載しています。86話では、地下室にあったグリシャの手記から、壁外世界の真相が明らかになる。マーレという国で、グリシャが何をやってきたのかが明かされる!?進撃の巨人86話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人86話のネタバレ

エルディア復権派

「この本を最初に手にする者が同胞であることを願う」「私はまず何から語るべきか考え、あの日を思い浮かべた」「この世の真実と向かい合ったあの幼き日を」とグリシャの過去が明かされていく。

妹のフェイが飛行船を見て「すごいなぁ、あれどうやって飛んでるの?」と聞くと、グリシャは「あの中に水素がつまってそれで浮いてるんだよ」「プロペラは電池が動力源なんだってさ」と答える。フェイが「誰が乗ってるの?」と聞くと、グリシャは「そりゃ金持ちだろ」と答えていく。フェイが「いいなぁ、いつか私もお金持ちになったらあの飛行船に乗れるかなぁ」と羨望の目で見ていると、飛行船は壁の向こうに行ってしまった。

フェイが「行っちゃった」と寂しそうに言うと、グリシャはフェイの手を掴んで「行くぞフェイ」「飛行船の発着場は近くにあるって先生が言ってたんだ、見に行こう」と言う。フェイが「えぇ!?でもお母さんが壁から出たらダメだって」と言うと、グリシャは「いいんだよ、少しだけなら」と許可なく門から出ていってしまう。

門の外に出ると、「どけよドブネズミ」「なんだ、悪魔の血か、こんな所をうろちょろと」と酷い扱いをされる。

グリシャとフェイが土手に来ると、飛行船を見つける。

そこにはマーレ政府当局の人間がおり、「お前達も飛行船を見に来たのか?」「レベリオ収容区の者だな?外出許可証を見せろ」と言うが、グリシャが「え、え〜と、持ってません」と答えr、当局の男が「無許可で市内に入ったんだな」「では、どうなるかわかっているな?」「労働か?制裁か?」と聞く。グリシャが「制裁を」「僕が妹を無理矢理連れ出しました、妹の分も僕に制裁を下さい」と答えると、当局の男がグリシャに蹴りを浴びせていく。

もう一人の男は「まったく容赦ねぇな、クルーガー」「ほら、嬢ちゃんは先に帰ろうね」とフェイを連れていく。制裁が終わり、クルーガーが「腕章を外さなかったことは賢い」「たとえガキでも外で腕章を外したエルディア人は「楽園送り」だからな」と言うと、グリシャは「もう、帰ります」と返すが、クルーガーは「待て、飛行船を見に来たんだろ?」「せっかくだから見て行けよ」と告げる。

グリシャが家に帰ると妹はおらず、翌日川で発見された。

フェイが連れ帰った男が「何度も説明した通り、私があの子を送ったのはレベリオの手前までだ、仕事が忙しくてな」「そもそもエルディア人の子供が許可も無く街をうろつくのが悪い」「お前の息子は自分の一族の立場をよく理解していないようだが、しっかりお前らの先祖が犯した過ちは教育しているんだろうな?」「それが十分じゃないならしっかり首輪で繋いでおけ」とイェーガー家に説明するが、グリシャは「私にはこの「マーレ治安当局」の男が嘘をついていることがわかった」「彼らは仕事をサボって川原で寝てたのだ、忙しかったわけがない」「母は悲しみに暮れ、父はこの男達にへりくだった」「私は父に、この男に、目眩のするような憎しみを覚え、それ以上に自分の愚かさを呪った」と本に記していた。

グリシャの父が「今から1820年前、我々の祖先「ユミル・フリッツ」は、「大地の悪魔」と契約し力を手に入れる、それが巨人の力だ」「ユミルは死後も「九つの巨人」に魂を分け、エルディア帝国を築いた」「エルディアは古代の大国マーレを滅ぼし、この大陸の支配者となる」「そこからは暗黒の時代だ」「巨人になる力を持った「ユミルの民」は、他の民族を下等人種と決めつけ弾圧を始めた」「土地や財産を奪いいくつもの民族が死に絶える一方で、エルディア人は他民族に無理矢理子を産ませユミルの民を増やした」「その民族浄化が約1700年続いた」「だが、かつての大国マーレは増長を極めたエルディアに内部工作を挑み、それがもたらした内戦でエルディアの弱体化に成功した」「さらには「九つの巨人」の内の七つを手駒に従え、80年前の「巨人大戦」に勝利したのだ」「フリッツ王は残された国土「パラディ島」に三重の壁を築き、国民と共にそこへ逃げ込んだ」「だが全員ではない、我々マーレ派のエルディア人残党は奴らに見捨てられ、この大陸に取り残された」「本来なら我々はマーレによって根絶やしにされてもおかしくない立場だ」「だが、その発想こそが我々が悪魔の末裔である由縁であろう」「寛大なマーレは我々を殺さずに生きる土地を与えて下さったのだ」と語っていくが、グリシャは「娘を失った直後の父親にしては饒舌だった」「ご主人様の言いつけを守り、嬉々として己の祖先を卑下する姿は犬さながらであった」と手記に記していた。グリシャが「あの男は嘘をついてた」「何か都合の悪いことがあるから嘘をついた」「あの男は何かを知っている」「きっとあの男がフェイを」と言うが、父親は「黙れ」「言っただろ?我々の祖先は大罪人なんだ」「優生思想に走り、民族浄化をやった」「この体にはその悪魔の血が流れているんだよ」と制していく。グリシャが「俺もフェイもそんなことしてない、街を歩いただけだ」と反論すると、父親は「お前は何だ?」「そんなに父さんと母さんと一緒に「楽園」に行きたいのか?」「「イェーガー一家は治安当局を疑い恨みを抱いてる」、そんな噂が流れただけで我々はおしまいだ」「いいかグリシャ?」「我々が直接の加害者じゃなくても、被害を受けた側の長い歴史にとってみれば関係無いことだ」「我々にできることはこの収容区でただ慎ましく、沈黙し、生きることだ」「頼むから、父さんと母さんをフェイと同じ目に遭わせないでくれ」と返す。グリシャは「うん、わかった」と答え、手記には「間違っているのはどちらだろうか」「私かこの世界か、恐らくは両方だろう」「私は無知で愚かで、世界は理不尽で狂っている」「私が己の道を見つけたのは18の時」「何の感慨もなく父の診療所を継ごうとしていた頃だった」と記していた。

グリシャが「この十字の切り傷はどうしました?」と聞くと、患者の男は「これは同胞の証です」「あなたの妹はマーレ当局の男に殺された」「我々にはマーレ政府の内通者がいます、その者がそう言ってました」「我々に協力すれば詳しい話をお聞かせしましょう」「我々「エルディア復権派」に力を貸すなら」と語ってくる。グリシャは「私が医療従事者であること、私がマーレ政府に強い憎しみを抱いていること、その二点に注目した反体制地下組織「エルディア復権派」が私を勧誘しに来た」「そこで妹の事件の真相を知った時、心に誓った」「本当の悪魔はどちらか教えてやる、我々の祖先がやったことは正しかったのだ」「再び世界を正すためには、エルディアを復活させなくてはならない」とエルディア復権派に加わっていく。





密告

グリシャは手記に「マーレ政府の内通者は「フクロウ」と呼ばれ、姿を見せることなく復権派を導いた」「我々に武器や資金を流し、今のエルディア人が知り得ない歴史文献を提供した」を記す。グリシャは復権派メンバーに「見ろ、これが真実だ」「我々の始祖ユミルは巨人の力に目覚め、荒れ地を耕し、道を造り、峠には橋を架けた」「つまり、始祖ユミルが人々にもたらしたものは富だ」「人々を豊かにし、この大陸を発展させたんだ」と伝えていく。

復権派のメンバーが「しかしグリシャ、よくこの古語が読めたな」と言うと、グリシャは「いいや、まだ殆ど解読できてないんだ」と返す。復権派のメンバーが「?」「ではなぜ真実がわかった?」と聞くと、グリシャは「?」「そんなことすぐわかるだろ?」「なぜなら俺は始祖ユミルを信じている」「俺達は選ばれし神の子、ユミルの民だ」と答えていく。

そこにフクロウが遣わした王家の血を引くダイナ・フリッツが現れる。

グリシャは「私は運命に導かれるままにその身を委ねた」巨人大戦末期、島に逃れることを拒み、大陸に留まった王家の一族が存在した」「その末裔は現在彼女一人のみとなっていた」「彼女らの一族はエルディアが再び立ち上がる日を待ち続け、王家の持つ巨人の情報と共に収容区に潜伏していた」「彼女が復権派にもたらした情報は、まさしく勝利への活路だった」と手記に記していた。グリシャは「間違いない」「フクロウが流したマーレ政府の情報と照らし合わせてはっきりした」「フリッツ王が壁の中に持ち去った「始祖の巨人」、これこそがエルディア復活の鍵だ」「「始祖の巨人」は他の巨人すべてを支配し操ることができる」「これさえ手にすれば我々は再びマーレを討ち滅ぼすことができる」と伝え、復権派メンバーが「しかし、フリッツ王はそのような絶対的な力を持っておきながら、なぜ島まで退くことに?」と返すと、ダイナは「それは戦うことを否定したからです」「そもそも「巨人大戦」とは、145代目の王が「始祖の巨人」を継承したことが始まりですが、それまでも八つの巨人を分けた家同士では争いの絶えない時代が永らく続いていました」「それでも王家が「始祖の巨人」を呈することで、エルディアの均衡を保つことができていたのです」「しかし、145代目はその役目を放棄し、辺境の島に都を移しました」「私の家とはそこで折り合わず、決別することになりました」「私達のこの惨めな日々は、王が争いから目を背けたことから始まったのです」と答えていく。

グリシャは「戦おう」「やるべきことは明確だ、我々を見捨て壁の中に逃げた王から「始祖の巨人」を取り戻す」「そして、我々エルディアの民のために大陸に踏み留まった真の王家に、「始祖の巨人」をお納めするのだ」「同志諸君よ、マーレを打倒し、偽りの歴史を正し、エルディアの誇りを取り戻すのだ」「同志諸君よ、我々はエルディアが復活する日まで戦い続けるぞ」と伝え、翌年ダイナと結婚し、男子を授かった。

グリシャは「名はジーク」「時代は移り、人は変わる」「世の中が急速に発展してゆく頃、エルディア復権派は転機を迎える」と手記に記していた。

マーレ政府の人間が「聞けエルディア人よ、我々マーレ政府は貴様らユミルの民から「マーレの戦士」を募る」「この度マーレはパラディ島に逃げた悪の化身フリッツ王から宣告を受けた」「近くエルディアは、世界を支配し再び恐怖でこの大陸の覇者として君臨すると」「我々はその浅ましき野望を打ち砕くべく、これより数年をかけ大陸各地の収容区から戦士を選出し、これに備える」「集いし戦士は5歳から7歳の健康な男子女子とする」「されど、選ばれし戦士は極少数に限られる」「なぜなら戦士は、我々マーレ政府の管理下にある「七つの巨人」を継承するに値する器でなくてはならないからだ」「なお選ばれし戦士となる一族には、「名誉マーレ人」の称号を与え、この国での自由を保証する」「エルディア人よ、今こそマーレに忠誠を示したまえ」と告げていく。

復権派の元にフクロウからの手紙が届き、グリシャが「今回マーレ政府が動き出した理由、それは来る資源争奪の時代にいち早く対応するためである」「知っての通り近年の軍事技術は目覚ましい進歩を遂げている」「今日のマーレを世界の指導者たらしめる力「七つの巨人」が絶対ではなくなる日も近い」「これからは燃料を背景とする軍事力が物を言う時代と移りゆくだろう」「その時代を迎えるにあたり、莫大な化石燃料を埋蔵するとされるパラディ島は決して無視できるものではなくなった」「しかし、パラディ島を征服するのは未だ容易なことではない」「依然フリッツ王は壁に籠もったまま音沙汰ないが、80年前に言い残した言葉がある」「「今後我々に干渉するなら」「壁に潜む幾千万の巨人が地上のすべてを平らにならすだろう」」「この脅威が健在であるうちは、何人たりとも正面から手出しはできない」「つまり、マーレ政府の目的は我々と同じ、フリッツ王を刺激せぬように壁内に侵入し、「始祖の巨人」を奪還することである」と読み上げていく。復権派メンバーが「どうするこのままじゃ」「我々の計画が」「あと数年でマーレに先を越されてしまう」「そうなったらもう」「永久にエルディアは日の目を見れないぞ」と騒いでいると、グリシャは「いや、我々にも手段は残されている」「我々の息子ジークを、「マーレの戦士」にするのだ」と返していく。

グリシャは手記に「こうして私は息子にエルディアの誇りを託しつつも、敵国に忠誠を誓うマーレの戦士になるよう仕向けた」「果たして私は、あの日の愚かな子供のままだったのだろうか」「息子は七つになった頃、私達夫婦をマーレ政府に密告した」「我々エルディア復権派は全員「楽園」に送られた」「パラディ島を永遠に彷徨う人喰い巨人となるべくして」と記していた。

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