進撃の巨人83話のネタバレを掲載しています。83話では、黒焦げになってしまったアルミンが奇跡的に息を吹き返していく。エレンは注射を使ってアルミンを生き返させるようリヴァイに頼むが、エルヴィンが生きていたことがわかりリヴァイはエルヴィンに注射を使うことに決めていく!?進撃の巨人83話の内容を知りたい方はご覧ください。
進撃の巨人83話のネタバレ
アルミンが息を吹き返す

黒焦げになったアルミンを見て、エレンは「こうなることはわかってたハズなのに」「でも、お前の力に頼るしかなくて、こいつを捕らえることができたのも全部お前の手柄だよ」「アルミン、お前はどうして逃げないんだよ」と呟く。そこに車力の巨人に乗ったジークが接近してくる。

エレンがベルトルトにブレードを突きつけ、「それ以上近付いてみろ」「こいつを奪われるくらいなら、殺すからよ」と言うと、ジークは「お前が、エレン、イェーガーか?」「全然親父と似てないな」「信じてほしい、俺はお前の理解者だ」「俺達はあの父親の被害者、お前は父親に洗脳されている」と伝えていく。

ジークは壁上にリヴァイが来ているのを確認し、「化け物め」と呟く。

リヴァイが迫ってくると、ジークは「あぁ、わかったよリヴァイ」「痛み分けで手を打とう」「ベルトルト、悪いがお前はここまでらしい」「エレン、いつかお前を救い出してやるからな」とその場を離れていく。リヴァイがエレンに「今のでガスが完全に切れた」「奴を追う、ガスと刃をすべてよこせ」と言うと、アルミンが「ゴホッ」と息を吹き返していく。

ハンジが「ライナー、この左胸に入ってた鉄のケースは何だい?」「君が手足を切り落とされる前、最後の力で取り出そうとしたものだぞ、自決用の薬?それとも爆弾か?」と聞くと、ライナーは「てがみ」と答えていく。

ハンジが「手紙?何の手紙?」と聞くと、ライナーは「ユミルの手紙だ」「クリスタに必ず、渡してほしい」と答えていく。ハンジが「中身を改めてからね」「さて、聞きたいことは山ほどある、んだけど君の口も鎧のように堅そうに見える」「君は、私達が知りたいことを教えてくれるかな?」と聞くと、ライナーは「いいや」と答えていく。ハンジが「ありがとう、覚悟ができてて助かるよ」とライナーに止めを刺そうとすると、ジャンが「待って下さい」「いいんですか?その力、奪えるかもしれないのに」と止めていく。
エルヴィンは「この注射を打った人間は巨人になる」「その巨人とは、我々と最も馴染みが深く、最も多くの人類の命を平らげてきた」「あの知性のカケラも無い巨人のことだ」「諸君ら兵士に知らせた通り、巨人の正体は人間であったと考えられている」「今日説明するのはこの注射薬の最も有効な活用方法についてだ」「この薬を使えば、「超大型巨人」や「鎧の巨人」、「獣の巨人」らの力を奪うことができる」「その術とはこの注射を打たれた者が巨人となり、「巨人化できる人間」を食らうこと」「正確には対象の背骨を噛み砕き、脊髄液を体内に摂取することである」「そうすることで一旦は知性の無い巨人となった者も人間に戻り、我々の誇るエレンのように「巨人の力を操る人」となるのだ」「ここにいる全員にそれを担う可能性と覚悟を求める」「今作戦の優先目標が「知性を持つ巨人の死滅」並びに「ウォール・マリアの奪還」であることに変わりはない」「だがもし条件が揃いそれが可能であれば、積極的に「巨人の力」を奪いたい」「それが果たせれば巨人の力や情報を得られるばかりではなく、瀕死に至った人間をも蘇らせることができる」「つまり、注射を打たれる者は重傷者が優先される」「もし巨人の力を持つ敵を捕らえ四肢を切断した後、安全を確保されたならリヴァイ兵士長を呼び求めよ」「この薬の使用権はリヴァイ兵長に託してある」「くれぐれも承知してほしい、注射薬はこの1本限りだ」と事前に伝えていた。

ハンジが「私は条件が揃ったとは思わない」「今はリヴァイやあちらの状況がわからない」「それを確認する時間も余裕も無いと思うね」「なぜならこいつらの底力は我々には到底計り知れないからだ」「首を刎ねてもまだ安心できないよ」と返すと、ジャンは「ハンジさんらしくないですね」「わからないものはわからないと蓋をして、この先どうやったら俺達は巨人に勝てるんですか?」「俺達が敵を計り知れるようになるのはいつですか?」と言う。それを聞いたハンジはミカサのガスの残量を確認し、「すぐにエレン達の状況を見てきてくれ」「そして、ガスを補給しリヴァイから注射薬を貰ってこい」「何らかの理由でそれが叶わない場合には信煙弾を撃て」「それを合図にライナーを絶つ」と告げていく。ジャンが「ハンジさん、俺は」と言うと、ハンジは「私の判断だ、君のは判断材料」「しかし、どうする?」「巨人になるとしたら、命に別状は無いが重傷を負ったサシャか、もっと相応しい誰かか」と返す。ミカサがエレンの元に到着すると、エレンが「やった、やったぞ」「アルミンが息を吹き返した」と叫んでいた。
俺は人類を救える方を生かす
エレンが「がんばれ、もっと息吸え」「兵長、注射を早く」「アルミンを巨人にして、ベルトルトを食わせるんですよ」「早く注射を下さい」と叫ぶと、リヴァイは「あぁ」と注射を渡そうとする。ミカサが信煙弾を撃つと、ハンジたちの元に車力の巨人が接近してくる。

ジャンが立体機動装置でハンジの窮地を救う。

ハンジは助かったが、ライナーは連れていかれてしまう。

コニーが追おうとするが、ハンジが「もうガスはわずかしか無い、返り討ちにされるだけだ」と止める。ジャンが「くそおお、俺のせいです」「俺が、取り返しのつかないことを」と言うと、ハンジは「私の判断だと言ったろ、エレン達と合流しよう」と返していく。
エレンが注射を受け取ろうとした時、「やっと追いついた」「エルヴィン団長が重傷です」「腹がエグれて内臓まで損傷してるため、血が止まりません」「例の注射が役に立てばと思ったんですが、どうでしょうか?」とエルヴィンを連れてくる。

エレンが「え?兵長?」と言うが、リヴァイはエルヴィンがまだ生きていることを確認し、「この注射はエルヴィンに打つ」と言う。

エレンが「さっきアルミンに使うって」と言うが、リヴァイは「俺は人類を救える方を生かす」と返していく。

ミカサもブレードを抜いていた。
ライナーを助けたジークが「ライナー、お前は運が良かったね」と呟いていく。
