進撃の巨人75話のネタバレを掲載しています。75話では、調査兵団とライナーら巨人たちとの戦いが始まっていく。エレン巨人が鎧の巨人と対峙し、格闘能力では鎧の巨人を圧倒していく!?進撃の巨人75話の内容を知りたい方はご覧ください。
進撃の巨人75話のネタバレ
二つの戦局
調査兵団と巨人たちが対峙していく。

鎧の巨人が壁を登り出すと、エルヴィンは「総員、「鎧の巨人」との衝突を回避しろ」「奴に近寄るな」と指示していく。

エレンが「攻撃命令はまだですか!?団長は何を!?」と言うと、ハンジは「敵の動きを見ているんだ」「どうもライナー君達は手の込んだ催しで歓迎してくれるようじゃないか」と返していく。
エルヴィンは四足歩行の巨人を発見し、「あの「四足歩行型」、荷物を運ぶ鞍がある」「先ほど一斉に巨人化したものではないな」「だとすればあれが敵の斥候か?」「我々の接近にいち早く気づき、ライナーらに伝えた、とするなら」と考え、「あの「四足歩行型の巨人」も知性を持った巨人だ」「イヤ、もっといてもおかしくない」「予想よりも敵の規模は大きそうだ」と伝えていく。

獣の巨人が叫ぶと小型の巨人が突っ込んでいく。

エルヴィンは「ウトガルド城の襲撃と同じく、奴がまず狙うのは馬」「敵の主目的はエレンの奪取であるが、そのためにまず我々から撤退の選択肢を奪う」「依然、巨人の領域であるここウォール・マリア領から我々が馬無しで帰還する術は無い」「馬さえ殺してしまえば退路を閉鎖するだけで我々の補給線は断たれる」「1週間でも1か月でも動ける者がいなくなるまでただ待てばいい」「敵は交戦のリスクを冒すこと無く虫の息となったエレンを奪い去ることができるのだから」「まさに今、敵の大型巨人が隊列を組んで動かないあたり、それ自体が檻の役割を担うものだと確信できる」「何より今危惧すべき課題は、「鎧の巨人」と「超大型巨人」に為す術無く馬を殺されることか」「ならば」と考え、「ディルク班並びにマレーネ班は内門のクラース班と共に馬を死守せよ」「リヴァイ班並びにハンジ班は、「鎧の巨人」を仕留めよ」「各班は指揮の下「雷槍」を使用し、何としてでも目的を果たせ」「今この時、この一戦に、人類存続のすべてが懸かっている」「今一度人類に、心臓を捧げよ」と命じていく。さらに、エルヴィンが「リヴァイ、アルミン、待て」「リヴァイ班と言ったが、お前だけはこっちだリヴァイ」「そして隙を見て奴を討ち取れ」「「獣の巨人」はお前にしか託せない」と伝え、リヴァイは「了解した」「さっき鎧のガキ一匹殺せなかった失態は、そいつの首で埋め合わせるとしよう」と返していく。エルヴィンはアルミンに「「鎧の巨人」用に作戦がある」「人類の命運を分ける戦局の一つ、その現場指揮はハンジと君に背負ってもらうぞ」と伝えていく。
エレン巨人VS鎧の巨人
鎧の巨人が壁上まで辿り着く。

ライナーが馬を見つけて「いた、あの1か所に固まっている」「あの馬を殺してここから離れる」「それだけでいい」「リヴァイ兵長がどれだけ強かろうと、俺達の戦士長には到底敵わない」「危なかった」「あの時意識を全身に移すのが一瞬でも遅れておれば、あのまま即死だった」「しかし、何だって「壁の中」なんて調べようと思ったんだ」「アルミン、お前か?」「イヤ、もういい」「長かった俺達の旅もようやくこれで終わる」と考えていた。近くのエルヴィンを見て「エルヴィン・スミス」「イヤ迷うな、先に殺すのは馬だ」と考えるが、巨人となるエレンを発見していく。

ライナーが「なぜ自分から姿を現した!?」「俺達の目的がお前の存在であることは重々承知のはず」「一体何のつもりだ!?」「まさか!?南から壁を越えて逃げる気か!?」「ヤツ一人なら馬が無くても巨人の力でトロスト区まで逃げられる」「そうなっては俺達がここに留まって戦う理由もなくなる」「ここで調査兵団を壊滅させることはできても2か月で硬質化を身につけてきたヤツを再び壁内に戻すのはまずい」「ヤツが、完全な座標の力を身につけた後では手遅れだ」「イヤ待て、おかしい」「本当に逃げるつもりなら立体起動で東か西の壁を伝った後に巨人化するべきだ」「なぜわざわざ壁に囲まれたシガンシナ区の中で巨人化する?」「そうか、ヤツらの狙いは、俺の目標を馬からエレンに移すことか」と考え、「考える時間もくれねぇってわけですか」「ったく団長、せっかく登ったってのによぉ」とエレンを追って壁から降りていく。

作戦前にアルミンが団長からの作戦を伝えると、ハンジは「まさか、馬を守るためにエレンを囮にするハメになるとは」と言う。ミカサが「それでも鎧が馬を先に殺すことを選んだら?」と言うと、ハンジは「イヤ、鎧はエレンを追うはずだ」「鎧が馬を選んだ場合、エレンはそのまま回り込んでトロスト区方向へ行き、「獣の巨人」の背後を追う」「リヴァイらの兵力とエレンで「獣の巨人」を挟み撃ちにして叩く、ここまでがエルヴィンの指示だろ?」「そう上手くいなかなくてもエレンに逃げる動きをされたら敵は混乱して包囲網を崩すしか無い」「鎧がそこまで読めるかどうかだけど」と返し、エレンは「おそらく奴なら、そこに考え至るでしょう」と言う。ハンジが「よし、鎧をシガンシナ区内で迎え撃つぞ」と言うが、アルミンは「あ、待って下さい」「もう一つ危惧すべきことが」「「超大型巨人」がまたどこかに潜んでいます」「前回エレンは鎧をあと一歩のところまで追い詰めましたが、超大型の強力な奇襲を受け連れ去られるのに至ったのです」「単純な対策ですが、壁から離れた位置で戦いましょう」と伝えていく。
エレンが鎧の巨人と対峙し、「まぐれかもしれねぇけど、お前には一度勝ってんだ」「ほとんど勝ってた」「一対一ならオレは勝てる」「単純な格闘能力なら、女型の方がずっと手強かった」と手を硬質化で硬めていく。

エレンは鎧の巨人を思い切り殴りつけ、「お前にはここがどこだかわかるか?」「ここはオレの、オレ達の、故郷があった場所だ」「取り返してやる、お前らをぶっ殺して、お前らに奪われたすべてを」と考えていく。

