進撃の巨人

【進撃の巨人】70話のネタバレ【獣の巨人の正体が明らかに】

進撃の巨人70話のネタバレを掲載しています。70話では、エレンが父親の記憶で見た、壁が破壊された日にグリシャが会っていた謎の男がキースであることに気づいていく。そして、鎧の巨人が獣の巨人に倒され、獣の巨人の正体が明らかになっていく。進撃の巨人70話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人70話のネタバレ

ウォール・マリア奪還へ

エレンらは厩舎に来ていた。

子供たちと戯れるヒストリアを見て、ジャンが「何か、思ってた女王と違うなぁ」「王冠被ったのが2か月前か」「今じゃ孤児院の院長の方が板についてきてる」と言うと、アルミンは「実質この壁を統治してるのは兵団だからお飾りの王政は隠しようがないんだけど、ヒストリアが巷で何て言われてるか知ってる?」「牛飼いの女神様だって、もちろん親しみを込めてね」と言う。ジャンが「そりゃそうだ」「民衆に襲いかかる巨人を葬った英雄がこれだけ慎ましく健気だときてる」「いよいよ神様になっちまったな」「これじゃトロスト区を塞いだ奴のことなんて誰も覚えてねぇよ」と言うと、エレンは「ヒストリアが女王になるって決意した理由の一つは、これをやるためだ」と言う。アルミンが「これって?」と聞くと、エレンは「地下街から壁の端まで調べ上げ、孤児や困窮者をこの牧場に集めて面倒を見る」「王室の公費や没収した議員の資金をここの運営に回したり、貧困層の支援にあてる」「これには兵長の後押しもあったらしい」「最初は貴族勢の反発を恐れたもんだけど、結果的に民衆の支持をより固めることになった」「そこまであいつが考えてたわけじゃないと思うけど、困っている人がいたらどこにいたって見つけ出し、助けに行くって言ってた、これがヒストリアのやりたいことなんだ」と説明していく。すると、ヒストリアに「あー、またサボってる」と言われ、荷物運びを再開していく。

ヒストリアが「硬質化の実験は上手く行ってるんだってね」と言うと、エレンは「あぁ、洞窟を塞げるようになったが、まだ作戦には準備がいる」「急がねぇと、また奴らが来ちまう」と返していく。ヒストリアが「どうしたいの?」「ライナーとベルトルトともう一度会うことになるとしたら」と聞くと、エレンは「奴らは殺さなきゃならない」と答える。ヒストリアが「殺したいの?」と聞くと、エレンは「殺さなきゃ、いけないんだ」と答えていく。ヒストリアが「早くわかるといいね」「この世界が何でこうなっているのか」「私達が初代王の力を否定したこと、後悔するわけにはいかないから」「最近は地下街にいた子達も笑うようになったの」「これが間違ってるはずなんてないよ」とエレンと話していると、ミカサが「貸して、エレンは実験で疲れてる」と乱入してくる。

個々の利益を優先し、人類の存続を脅かした罪。大義名分を得た兵団は、内乱に敗れた旧体制に容赦のない粛清を行った。議員一族及び関係者は爵位を剥奪され、各地方の収容所に送り込まれた。残された貴族階級には、兵団に協力的な者と反する者の間で税率の格差をつけ、団結を阻害したい。内乱による死者以上に人類の中枢にあたる人材を失うことになったが、得た物も大きかった。これまで中央憲兵によって抹消されてきたとされる技術革新の芽は、一部の中央憲兵により秘密裏に保持されていたことが判明し、兵器改良の余地へと繋がった。巨人が生み出したとされるレイス家領地の広大な地下空間の光る鉱石は、エネルギーを消費しない資源として利用され住民に還元され、工業地を日夜照らし生産性を向上させた。そして、エレンが得た硬質化の能力は、シガンシナ区の破壊された門を塞ぐことに期待されるばかりではなく、とある対巨人兵器を誕生させた。

兵士がこの兵器に巨人をおびき寄せ、上から槌を落下させていくと、12m級の巨人の討伐に成功する。

ハンジが「思った通りだ」「これなら兵士が戦わなくても巨人を倒していける」「それも大砲や資源も消費せずに日中フル稼働で巨人伐採しまくりの地獄の処刑人の誕生だ」「さぁ、新聞屋さん方、またまた人類に朗報だ」「飛ばせ、飛ばせ、早いもん勝ちだ」「やったなエレン、これを大量に造って他の城塞都市にも」と喜ぶが、エレンは鼻から血を流していた。

リヴァイが「おそらく巨人の力を酷使しすぎたんだろ」「このところ硬質化の実験ばかりだったからな」「こいつが生み出す岩が無限にあるとは思わない方がいい、こいつの身を含めてな」と言うと、ハンジは「すまないエレン、自分の発想に夢中になってしまって」と謝るが、エレンは「謝らないで下さいよハンジさん」「オレがちょっと疲れたくらい何だって言うんですか、こんなすごい武器ができたんですよ?」「もっと増やしましょう、誰も食われずに巨人を殺せるなんて」「後はウォール・マリアさせ塞げば、こいつで巨人を減らし続けてウォール・マリアから巨人を一掃できる」「早く武器を揃えて行きましょう、シガンシナ区に」と返していく。

議会で調査兵団の活躍が報告される。

ザックレーが「ほう、巨人の処刑台か、よくやってくれたな調査兵団」「ウォール・マリア奪還が現実味を増してきたな」「シガンシナ区への夜間順路開拓はどうなっている」と言うと、エルヴィンは「はい、現在で半分を超えた距離まで確保しました」「これもあの光る鉱石が成し得た作業進度です」「これでウォール・マリア奪還作戦を決行する日が見えてきました」「例の新兵器の実用導入を含め、およそ一月以内にすべての準備が完了いたします」と答えていく。別の男が思いの外早いな、しかし失敗は許されんぞ」「何せ我々兵団が重税を課した貴族の反乱を抑えていられるのも、調査兵団への破格の資金投資も、すべては失われた領土の奪還が前提なのだからな、それをしくじればすべてご破算だぞ」と言うと、エルヴィンは「すべてはウォール・マリア奪還の大義の下、我々は壁の外でも壁の中でも血を流し合いました」「我々といたしましては、そのために失われた兵士の魂が報われるよう死力を尽くし挑む所存です」と返し、ザックレーは「あぁ、君もそろそろ報われてよいはずだ」「シガンシナの地下室に君の望む宝が眠っていることを祈っているよ」と伝えていく。

会議が終わり、ピクシスがエルヴィンたちの元を訪れる。

ピクシスが「して、瓶の中身は解明できそうかの?」と聞くと、ハンジは「それがどうも、我々の技術ではこれ以上探ることはできないようです」「エレンとヒストリアから聞いたように、人間の脊髄液由来の成分ではあるようなのです、それだけではないようですが」「この液体は空気に触れるとたちまち気化してしまいます、分析は困難です」「やはり我々とは比較にならないほど高度な代物です、レイス家が作ったのだとしたら一体どうやって」と説明していく。ピクシスが「ならば、下手に扱うよりも当初の目的に使用する他なかろう」と言い、ザックレーが「すると誰に委ねる?」「エルヴィン、君か?」と言うと、エルヴィンは「いえ、私は兵士としては手負いの身です」「この箱は、最も生存確率の高い優れた兵士に委ねるべきかと」「リヴァイ、引き受けてくれるか?」と言う。リヴァイが「任務なら命令すればいい」「なぜそんなことを聞く?」と返すと、エルヴィンは「これを使用する際はどんな状況下かわからない」「つまり、現場の判断も含めて君に託すことになりそうだ」「状況によっては誰に使用するべきか君が決めることになる」「任せてもいいか?」と伝えていく。リヴァイが「お前の夢ってのが叶ったら、その後はどうする」と聞くと、エルヴィンは「それは、わからない」「叶えてみないことにはな」と答えていく。リヴァイは「そうか、わかった、了解だ」と言い、注射器を手にしていく。





キース・シャーディス教官の元へ

食事を取りながらマルロが「勝てる、勝てるぞ」「あの槍の威力があれば巨人なんぞ紙くず同然だ」と騒いでいた。

マルロが「確かにオレは新米の調査兵だ」「だがこの活気は入団直後にもなかったじゃないかっ」「みんなそれだけ新兵器に手応えを感じてるってことだろ?」と言うが、ジャンは「よく見ろよ、マルロ」「ハシャいでんのはお前と同じ実戦経験0の編入の連中だ」「ここには歴戦の猛者なんて殆どいねぇんだよ」と返していく。それを聞いたフロックが「何だとジャン」「そんなに駐屯兵団くずれは頼りにならねぇかよ」「お前らと同じ104期だろ?」と話に入ってくると、ジャンは「お前ら何で今さら調査兵なんかになったんだよ?」と聞く。フロックが「兵員不足で募集をかけたのは調査兵からじゃねぇか」「それもウォール・マリア奪還は目前に迫っている」「今こそ人類復権を、兵士よ集えって煽りまくってな」「何も俺達だけじゃねぇだろ、今や世間全体がそんな雰囲気なんだ」「何だ?お前らすっかり歴戦の猛者か?」と言うと、ジャンは「お前らと比べられちまえばな」と返し、フロックは「ひでぇな」「でも、お前ら本当に変わったよな」「面構えっていうか、一体何があったんだ?」と言う。

ジャンが「聞きたいか?」と聞くと、フロックは「イヤ、また今度にするよ」と離れていく。マルロが「確かに俺も追い風に乗ってきた口だ」「あいつらと同じでハシャいでたみたいだ」と言うと、サシャは「ヒッチに止められたりしなかったんですか?」と聞く。マルロが「ヒッチが?なぜだ?」と聞くと、サシャは「なぜって二人は」とニヤケていき、マルロは「?」「よくわからないが、ヒッチには「お前は向いてない」だとか、「弱っちいくせにイキがるな」だとか散々なじられたよ」「あげく私達は体制転覆の功労者だからこのまま一緒に憲兵にいれば美味い汁が吸えるだとか言うばかりで、少しは見直してたんだがな、再び「見損なった」って言ってやったよ」と返していく。

コニーが「じゃあ、俺先に行くぞ」「明日は朝から俺の村に帰ろうと思って」「また何かわかるかもしれないしな、おやすみ」と言い席を立つと、サシャは「コニーのお母さんを元に戻す方法、決して無いわけじゃないんですよね?」と聞き、アルミンが「これから巨人の解明が進んでいけばいつかは」と返していく。

エレンが「悪夢か」「ユミルが壁の外の巨人だった頃は悪夢みたいだったって言ってたって話だ」「色々あってうやむやになってたけど、オレ達が戦ってる敵は何なんだろうな」「つまり巨人ってのは、悪夢にうなされ続ける人間ってことなのか?」「オレも一時はそんな巨人になってたはずなんだがな、ちっとも思い出せねぇよ」「あるのはオレに食われる親父から見た」と話していると、ミカサに「エレン、まだパンとスープが残ってるでしょ?」「おしゃべりは食べ終わってからにしなさい」と言われる。

アルミンが「悪夢だけじゃないよ」「きっと、壁の向こう側にあるものは」と言うと、ジャンが「ったくよぉ、エレン」「お前は最近そればっかだぞ、一人でブツブツと、思春期特有の精神疾患か?」「お前が思い出さなきゃいけねぇのは「あの男」だろ」「洞窟で記憶を掘り返された時見たんだろ?」「あの日、洞窟から逃げる親父さんと会っていた、調査兵団の男ってやつを」と言う。エレンが「あぁ、あの日あの状況で父さんと会っていたんだ」「必ず何かを知っているはずなんだ」「そもそもあの男、オレもどこかで見たことあるはずなんだ」と言うと、サシャが「頭をどこかにぶつけてみては?」と言い、ジャンが「そうだぞお前、思い出すためだっつってヒストリアの手ばかり握りやがって」「教官の頭突きでも食らえばいいんだよ」と言う。エレンが「それで思い出せるならいくらでも食らってやるさ」とキースのことを思い出し、グリシャが会っていた男がキースであることに気づき、「オイ、明日行くぞ」「キース・シャーディス教官のところに」と言い放つ。

鎧の巨人獣の巨人にやられていた。

獣の巨人の中から人間が現れ、「勝ったぜ、アニちゃん助けるのは後な」「座標の奪取を優先、当然だろ?」「ここで待ってりゃあlっついから来るんだし」と言い放つ。

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