進撃の巨人

【進撃の巨人】111話のネタバレ【ワインにジークの脊髄液が入っていたことが明らかに!?】

進撃の巨人111話のネタバレを掲載しています。111話では、兵団がイェーガー派に対して今後どのような対策を取っていくのが明らかになる。そして、ニコロの口から兵団に振る舞われていたワインにとんでもないものが混入していたことが明かされる!?進撃の巨人111話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人111話のネタバレ

兵団の決意

ナイルが「フロック・フォルスターを含め、100名余りの兵士が檻の中からそこを監視する看守ごと姿を消した」「そのすべての兵がエレンの脱獄と同時に離反を開始したとみられる」「総統の殺害も奴らの仕業とみて間違いない」「奴らでは困るな」「反兵団破壊工作組織「イェーガー派」と呼称しよう」と話していく。

ナイルが「そしてイェーガー派の目的は、わかるかハンジ」と尋ねると、ハンジは「ジークとエレンの接触を果たすことがすべてだろう」「そしてエレンを中心とした兵団組織への変革」「総統の殺害は彼らの強い意志を示している」と答える。ローグが「しかし、奴ら「イェーガー派」はなぜ短期間のうちにここまで連携できた?」「エレンを担ぐってことは、多くの兵士があのジークの後ろ盾を信用しているってことだぞ?」と言うと、ハンジは「ジークを信じるエレンを信じているんだろう」「何より我々はジークを疑うだけで一歩も前に進まなかった」「しかし、結局のところイェーガー兄弟の「地鳴らし」に頼るしか我々エルディア国民に生きる道は無い、とすれば、貴重な時間を浪費してばかりでエルディア国民の命を脅かしているのは兵団の方だ、そう思う兵士が多数出てきてもおかしくなかった」「何より今回の引き金となったのは兵団がエレンから他の兵士へと「始祖の巨人」を移そうと画策していたからだ、調査兵団に何の知らせもなく」と答えるが、ナイルは「知らせていれば、どうなるかぐらい見当がついたさ」と返す。ローグが「何より「イェーガー派」の多くは調査兵団からだぞ」「どう責任を取るつもりだ?ハンジ団長?」と言うと、ハンジは「いくらでも処分は受ける」「しかし、今私が兵団を退くより無責任なことは無い」「それに「イェーガー派」はまだどの兵団にどれほど潜んでいるかわからないだろ?」と返し、ローグも「そうだ、俺の目の間にいるかもしれないし、今お前らが自爆したってちっとも不思議じゃない」と返していく。そこに、「よさぬか、客人の前であるぞ」とピクシスが入ってくる。

ピクシスが「仲間同士でいがみ合うより先にやるべきことがあろう」「ハンジ、ジークの拘留場所を知る者は何人おる?」と聞くと、ハンジは「現地で監視にあたるリヴァイと30名の兵士」「そして補給と連絡を受け持つ3名とあとは私だけです」と答える。さらに、ピクシスが「ならばその3名をここへ」「ナイル、女王の住処は安全か?」と聞くと、ナイルは「限られた者しか知りませんが、今一度確認致します」と答えていく。ピクシスが「エレンらがまず狙うはジークの拘留地を知る者」「そして、ジークの代わりとなり得るヒストリア女王を押さえることじゃろう」「まずはこの二つの守りを万全のものとせよ」「そしてアルミン巨人の力を持つお主もより一層守りを固めねばなるまい」と言うと、アルミンは「承知致しました」「そして、総統を失った今、我々を束ね統率することができるのはピクシス司令あなただけです」「何か、今後の展望はぼざいますか?」と返し、ピクシスは「エレンに降参しよう」「これはもうワシらの負けじゃ」と答えていく。

ピクシスが「兵団内部に敵を抱えておってはどうにもならぬ」「仮に徹底して敵を炙り出すにしてもどれだけの血が流れることか」「考えるにおぞましいばかりか、そんな愚行に費やす時間はどこにも無い」「多くの兵に兵団を見限る決断をさせた、我々の敗因はこれに尽きる」と言うと、「そんな、総統らを殺した連中に!?」「頭を下げるおつもりですか!?」と言われ、ピクシスは「ザックレーとの付き合いは長い」「革命に生き、革命に敗れるのなら奴も本望じゃろう」「何より4名の死者はその弔いの代償にエルディア国の崩壊は望まないではなかろう」と返す。ナイルが「それでは、イェーガー兄弟に服従するおつもりですか?」と聞くと、ピクシスは「服従ではない」「我々はエレンら「イェーガー派」にジークの居場所を教えることを条件にして交渉を図る」「「イェーガー派」とて先々世界とやり合うことを考えておるなら、我々と争ってる場合ではないとわかっておろう」「我々は従来通り「地鳴らし」の実験を見守り、これにエルディア国の存続を委ねる」「ただし、我々の親玉を殺された件をここに不問とする」「これで数百数千の同士が殺し合わずに済むのなら、安かろう」と答えていく。

ピクシスが「それでは各員取りかかれ」と指示を出すと、キヨミに「大変見苦しいものをお見せしましたのぉ」「恥ずかしながらあなた方の安全も絶対とは言えませぬ」「どうか事態の収拾まで港でお過ごし下され」と伝え、キヨミは「そうさせていただきます」「私共はエルディア国の勝利を心より願っております」と返していく。

キヨミはミカサに「何かありましたらすぐに私共の船までお逃げなさい」と伝える。

ミカサが「キヨミ様のお心遣い感謝致します」「しかしながら私はエルディア人ですので、私を抱えてはアズマビトの方々に迷惑をお掛けします」「私は生まれ育ったこの島の行く末を見守りたいと思いますので、どうか私のことはお気になさらず」と返すと、キヨミは「何をおっしゃいますか」「私共がここに来たのはあなた様のために」と返すが、ミカサは「地下資源がなくてもですか?」「この国の主導権を握るのが誰であろうと、「地鳴らし」さえ成功すればというお立場ですよね?」と返す。キヨミが「えぇ、「地鳴らし」の力が本物でなければ我々アズマビトはおしまいです」「ヒィズル本国からは私共が勝手にやったことにされ、梯子を外されることでしょう」「これまでの投資も水泡と帰し、抱えた負債によりアズマビト家も最期を迎えましょう」と言うと、ミカサは「でしたら、尚更頼るわけにはいきません」と返すが、キヨミは「激動の時代の中でアズマビト家は変じてきましたが、今や銭勘定に浅ましい女狐の汚名が轟く始末と成り果てました」「ただ、ミカサ様の母君が遺された一族の誇りまで失ったわけではございません」「この国がどうなろうとあなた様だけはお守り致します」と返していく。

ミカサたちが話をしていた。

ハンジが「ピクシス司令の言う通り、仲間内での争いは自滅でしか無い」と言うと、ジャンは「ではハンジさん、すべてをエレンとジークに委ねることに問題はないとお考えですか?」と尋ねると、ハンジは「いいや、それはよくない」「ジークやイェレナは計画が上手くいっても自身への嫌疑が晴れないことは予測済みだったんだ」「この状況を踏まえた上で事前に仕掛けられた「保険」が効果を発揮してきている」「それはきっとフロックを懐柔したことのみに留まらない」「万全を期すとするのなら、他にも「保険」があると考えるべきだ」「私達はこれ以上無様に翻弄される前に、ジークの思惑を明らかにしよう」「もちろんそれが私の早とちりなら、それでいいんだけどね」と答えていく。アルミンが「何か、当てがあるんですか?」と聞くと、ハンジは「彼女が守ったマーレ人捕虜の労働環境が怪しい」「例えば、レストランとか」と馬に乗りレストランを目指していく。





脊髄液入りのワイン

レストランにブラウス家がやって来る。

ガビが「カヤ?本当にこんなところでマーレの捕虜が働いてるの?」と聞くと、カヤは「本当だから堂々としてよ」「兵士もよく利用するところなの」と答えていく。ブラウス家をニコロが出迎えていく。

カヤが「あの人がブラウスさんを招いたマーレ人のニコロさん、あの人を頼ってみて」と伝えていく。ガビが「ブラウスさんは兵士でもないのに何でここに招待されたの?」と聞くと、カヤは「言ってなかったっけ?」「お姉ちゃんはブラウスさんの娘で兵士だったの」「葬儀に来てくれたニコロさんがお姉ちゃんに食べてもらうはずだった料理を振る舞わせてほしいって」「私は、二人は恋人同士だったと思ってるけどね」と答える。が、ガビが「マーレ人とエルディア人が!?」「そんなのダメに決まってんでしょ」と騒いでいると、ファルコは「アレ?」「何か引っ掛かってた気がするけど」という想いを抱えながら美味しい料理を堪能していく。

ニコロが「まだまだ肉料理をこんなもんじゃないぞ」と意気込んでいると、ウェイターに「ニコロお前に客だぞ」「調査兵団だ」と伝えられる。

ニコロが「お前らか、どうしてこんな時間に?」「今俺は大事なお客さんの相手で忙しいんだが」と言うと、ハンジは「あぁ、もちろん仕事に戻って構わないよ」「ただ、後で話でもさせてもらいたいだけなんだ」と答える。ニコロが「話ですか?一体何の?」と聞くと、オニャンコポンは「義勇兵が拘束された件だ、聞き取り調査に協力してくれ」と答えていく。

ニコロがハンジたちを憲兵団御用達の部屋に案内する。

ジャンが「ん?これは」「兵団内で噂のワインか」「何でも上官達しか飲めねぇって話らしいけど」とワインを飲もうとすると、「勝手に触るな」とニコロが奪い去る。

ジャンが「何だよ、ちょっとふざけたぐらいで大ゲサだなぁ」と言うと、ニコロは「これは、エルディア人にはもったいない代物なんだよ」と返す。ジャンが「ニコロお前、まだ言ってんのか」「何人だとかどうとか関係ねぇだろ酒に」と言うと、ニコロは「触んなエルディア人、馴れ馴れしいんだよ、ちょっと親しくしたぐらいで」と返す。ジャンが「そういうテメェは何様なんだよ、お前の立場は」と言うと、ニコロは「「捕虜の分際」でってか?」「これでおあいこだな「エルディア人」」と返し、ワインを持って部屋を出ていく。ニコロが調理場に戻っていくのを確認すると、ファルコが「おなかが痛い」と叫び出し、ガビと共にトイレに行くふりをしてニコロの元に向かっていく。

ファルコが「この島にはもう直世界中の軍隊からなる大攻勢が仕掛けられると思われます」と言い、ガビも「それまでどうか耐えて下さい」「そして、このことを仲間のマーレ人に伝えて下さい」と伝えていく。ニコロが「ちょっと待ってくれ」「どうして、戦士候補生がここにいるんだ?」と返すと、ガビは「1か月前にマーレのレベリオ区が島の悪魔共に奇襲を受けたんです」「信じられないかもしれませんが、私達は退却する敵の飛行船に飛び乗ったままこの島に上陸しました」と答えていく。ニコロが「誰か、殺したか?」「女の兵士を」と尋ねると、ガビは「はい、仕留めました」「ですがまだ数匹駆除した程度」「私達の故郷を蹂躙した憎悪はこれからです」「私達は卑怯な悪魔共に負けません」と答え、ニコロは「お前がサシャを殺したんだな!?」とワインで殴りつけていく。

ニコロがガビとファルコをブラウス家の前に連れていく。

ニコロが「サシャを殺したのはこいつです」「あなた方の娘さんの命を奪いました」「まだガキですが、厳しく訓練されたマーレの兵士です」「気を付けて下さい、人を殺す術に長けています」「調査兵団が退却する飛行船の中でこいつがサシャを撃ったんです」と伝え、サシャの父に包丁を渡し、「あなた方が殺さないなら、俺が殺しますが、構いませんね?」と言う。

騒ぎにアルミンが気づき、ハンジたちも集まってくる。

ジャンが「どういうことだニコロ!?」「この二人は逃亡していると聞いてたが、お前、何しようとしてんだよ!?」と聞くと、ニコロは「寄るな、退がれ、そこから動くな」「ただサシャの仇を討つだけだ」とファルコに包丁を突き立てていく。

ガビが「やめて、ファルコは違う」と言うと、ニコロは「このボウズはお前の何だ!?」「お前を庇ってこうなったよな!?」「お前の大事な人か!?」「俺にも大事な人がいた」「たしかにエルディア人だ、悪魔の末裔だ」「だが、彼女は誰よりも俺の料理を美味そうに食った」「このクソみてぇな戦争から俺を救ってくれたんだ」「人を喜ばせる料理を作るのが本当の俺なんだと教えてくれた」「それがサシャ・ブラウス、お前に奪われた彼女の名前だ」と言う。

ガビが「私だって大事な人達を殺された」「そのサシャ・ブラウスに撃ち殺された」「だから報復してやった、先に殺したのはそっちだ」と言うと、ニコロは「知るかよ、どっちが先とか」と返す。ガビが「目を覚まして、あなたはマーレの兵士でしょ!?」「あなたはきっとその悪魔の女に惑わされてる」「悪魔なんかに負けないで」と言うと、サシャの父親が「ニコロ君、包丁を渡しなさい」と伝える。

サシャの父親が包丁を受け取ると、「サシャは狩人やった」「こめぇ頃から弓を教えて森ん獣を射て殺して食ってきた、それがおれらの生き方やったからや」「けど同じ生き方が続けられん時代が来ることはわかっとったからサシャを森から外に行かした」「んで、世界は繋がり、兵士んなったサシャは、他所ん土地に攻め入り人を撃ち、人に撃たれた」「結局、森を出たつもりが世界は命ん奪い合いを続ける巨大な森ん中やったんや」「サシャが殺されたんは、森を彷徨ったからやと思っとる」「せめて子供達はこの森から出してやらんといかん」「そうやないとまた同じところをぐるぐる回るだけやろう」「だから過去の罪や憎しみを背負うのは、我々大人の責任や」と言い、ファルコを放させる。

ガビが「本当に、私が憎くないの?」と言うと、背後からカヤが包丁を持って襲いかかり、「よくもお姉ちゃんを」「人殺し、友達だと思ってたのに」と言う。

ニコロは「ハンジさん、そのガキの口をゆすいでやってくれ、あのワインが入っちまった」「もう、手遅れだと思うけどと伝える。ハンジが「あのワインには何が入ってるの?」と聞くと、ニコロは「多分、ジークの脊髄液だ」と答えていく。

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