進撃の巨人

【進撃の巨人】110話のネタバレ【ザックレー死亡でエレンが脱走する展開に】

進撃の巨人110話のネタバレを掲載しています。110話では、イェーガー派の策略でザックレーが殺されてしまう展開に。そして、エレンは巨人の力を使って牢獄から脱走し、ジークとの合流を目指していく。進撃の巨人110話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人110話のネタバレ

イェレナの思惑

ジークは「ガス兵器というものだ」「そいつは風上から霧のように広がり、その村を覆い尽くした」「俺の脊髄液を含んだガスだ」「そのガスをわずかでも吸った「ユミルの民」はその直後に体が硬直し、体の自由は奪われ意識を失う」「詳しい仕組みは教えられていないが、ほんのわずかでも俺の脊髄液が体内に侵入した「ユミルの民」には、巨人の力の送り先となる座標が刻み込まれる」「後は俺が命令を下すだけで「道」を通じて巨人の力が座標に送り込まれる」「その巨人は俺の「獣の巨人」を介した道で繋がっている」「だから俺の意志が介入し、俺の命令通りに動く巨人となる」とリヴァイに説明していく。

リヴァイが「「その村」じゃない、「ラガコ村」だ」「お前が皆殺しにしたエルディア人の村の名前だ、覚えておけクソ髭」と言うと、ジークは「あぁ、俺だってできることなら避けたかった」「だがやらなければ、俺の真意はエルディア復権にあるとマーレにバレて、この島に希望をもたらすことは叶わなかっただろう」「って同じ話をこの島に上陸してすぐに話したよな?」「なぜ同じ話を何度も聞き返す?」と返す。

リヴァイが「お前が耳カスほどの罪悪感も覚えちゃいねぇことがよくわかる」「本当にエルディアを救うつもりなのか知らねぇが、当の人命に興味がねぇことは確かだ」と言うと、ジークは「お前モテねぇだろ、勝手に人の気持ちをわかった気になるなよ」と返し、リヴァイは「わかるさ、モテたことくらい、ある」と答える。ジークが「あぁそうかい」「それで、俺とエレンが会って実験を開始するのはいつだ?」と聞くと、リヴァイは「決めるのは俺じゃねぇ」「本部の命令を待っている」と返し、ジークが「いつまでも時間があると思っているならそれは間違いだと伝えろ」と言うと、リヴァイは「それだけは同じ意見だ」と返していく。

イェレナがピクシスに真実を白状していく。

イェレナが「私はあの日、エレンに会いに行きました」「今まで隠していたことを謝ります」「これでは義勇兵が拘束されるのも無理ありません」と言うと、ピクシスは「またえらくしおらしいのお」「して、エレンと忍び会い、ジークの計画に打ちなびくよう説得しあっというわけかの?」と聞く。イェレナが「そのようなことはしていませんが、私は焦っていた」「仕方のないことですが、あなた方は世界を知らない」「このまま結論を先送りにする日々を続けていけば、エルディアは手遅れになると」「その危機感を覚えていたのはエレンも同じでした」「私達が問題解決に向け想いを共にするまでそう時間は掛からなかった」と言うと、ピクシスは「それでエレン自らマーレの中枢に潜伏し、兵団を動かすよう助言なさったか?」と聞き、イェレナは「そんなことは言ってません」「ただ、兵政権にはっぱをかける必要があるとは申しました」と答える。ピクシスが「そのようなことなら兵団に直接怒鳴り込めばよろしかろう」「危険を冒してまで密会するからには具体性のある取り決めを交わすものじゃろ?」と聞くと、イェレナは「仰る通り敵国の「元マーレ兵」と「始祖」を会わせることは危険を伴う行為です」「公の場であっても我々は彼との面会を申し出ることすら叶わない立場でした」と答える。ピクシスが「なるほど、義勇兵の不信を恐れたが、それでも密談に踏み切ったか甲斐もあり、エレンの誘導に成功しジークが望んだ通りの結末を得たわけじゃな?」と言うと、イェレナは「そんなことでは意味がありません」「私はただエレン・イェーガーに私を知ってほしかっただけで」と返す。

イェレナが「いえ、我々にとってエレンの持つ「始祖」はマーレを打ち砕く望みなのです」「ジークが我々にその希望を見せてくれたように、エレン・イェーガー自身に主体的な思想があることを私は求めました」「彼は我々が望んだ通りマーレに大損害を与えました」「いえ、彼は想像以上です」「マーレ市民に多数の被害が出たことは残念ですが、醜悪なるマーレ軍高官は一掃された」「彼はたった一人で我々を先導してやり遂げました」「我々を長年苦しめてきたマーレに天罰を下したのです」「それほどの器の持ち主である彼が、「始祖の巨人」を宿しているという事実」「ピクシス司令、今我々が目にしているものが何かおわかりですか?」「ここにいる我々は歴史が変わる瞬間に立ち会っているのです」「二人の兄弟によって世界は生まれ変わります」「私はそれらを彼らの近くで見ていたいだけなのです」と言うと、ピクシスは「つまり、エレンと密会した真の目的は好奇心にあると?」と聞く。イェレナが「そうなります」「他の義勇兵は私が密会したことを誰も知りません」「フロックを仲介役に引き込んだのは、私が彼の危機意識を煽ったからです」「すべては私の軽率な行為に他なりません」「私があなた方を欺いたのは紛れもない事実」「首をくくられても自業自得です」「ですが私の行動のすべては、エルディアを想ってのことです」と言うと、ピクシスは「ワシもそう信じたい」「エレンと交わした会話のすべてをお聞かせ願おう」「上手い嘘のつき方を知っとるか?」「時折事実を混ぜて喋ることじゃ」と返していく。

オニャンコポンが「この期に及んで我々を疑うなんて、正直失望しましたよ」「ハンジさん、俺達は共に命を懸けてマーレと戦ったんですよ!?」「今さらジークさんがマーレの二重スパイであるとでも言うつもりですか!?」「それに今こんな所に兵を割く余裕なんてあるんですか?」「俺達は仲間でしょう?」「この3年間共に汗を流して培った鉄道も貿易も、この島を豊かにしたはずです」「我々はエルディアに尽くしてその結果が人質とは」と言う。

ハンジが「弁明の余地も無いよ」「すまないけどもう少しの間耐えてほしい」と言うと、オニャンコポンは「はぁ、これからって時に」と返す。ハンジが「そうだよねオニャンコポン、10か月前の鉄道開通式からこんなことになるとは」と言うと、オニャンコポンが「まったくですよ」「皆でエルディアの未来を誓い合ったのに」と返し、ハンジはオニャンコポンに思い切り顔を近づけていく。

オニャンコポンが「え?イェレナが」「エレンと密会したことを認めた?」「本当ですか?」と言うと、ハンジは「本当だよ、本当に知らなかった?」と聞く。オニャンコポンが「し、知りませんでしたよ本当に」と答えると、ハンジは「うん、本当に知らなかったように見える、私にはね」と返す。オニャンコポンが「イェレナが」とつぶやくと、ハンジは「イェレナがそんなことをするわけ無いとは言わないんだね」「彼女ならやりかねないと思っているから?」「順序は正しくないが君達義勇兵を拘束しなくてはならない理由ができた」「イェレナについて知ってることはすべて話すんだ、我々の今後のためにも」と言う。オニャンコポンが「知っての通り我々義勇兵を組織したのはイェレナです」「ジークさんの「秘策」を旗印にしてマーレ兵の中から反マーレ派を集めたわけですから、最初は互いに疑心暗鬼になり上手くまとまらなかった」「その度にイェレナはマーレに銃を向け、自ら手を汚すことでジークや組織への忠義を俺達に示してきました」「寝食を共にした友であっても、こちらを疑ったマーレ人はすべて事故死として葬った」「俺達もそれがマーレに奪われた祖国のためだと信じることで乗り切ったんです」「俺には彼女が密会した理由はわかりません」「俺達は最初から底の知れないイェレナの背中を追いかけるのみでしたから」と説明していく。

ハンジが「変だな」「そこまでマーレ人に容赦の無かったイェレナが、この島ではマーレ人を捕虜にして極力殺さないように務めた」「むしろ捕虜に仕事をさせたりしてある程度の自由を与えている」と言うと、オニャンコポンは「ええ、確かに以前の彼女からすれば寛大ですが、俺達は彼女なりのマーレ人への贖罪意識の表れだと理解しました」「ここはマーレ本土ではなく島ですし」と返す。ハンジが「んん、でもイェレナは兵政権に反発してまでマーレ兵の人権を譲らなかった」「あれほど義勇兵が疑われないように神経を使った彼女が」「そこだけは」と言い、「よし、私について来てくれオニャンコポン」と伝える。





ザックレーが死亡

アルミンが水晶体のアニに触れようとすると、ヒッチが「コラァアアア」「お客さんその子はお触り厳禁なんですけど」と制していく。

アルミンが「違うんだヒッチ、これは」「巨人の記憶っていうのは接触がきっかけになることが多くあって、本当に実際にそうなんだ」「何か重大な情報が手に入るかもしれなくて、疾しいことを考えてたわけじゃ、ないんだよ」と言うと、ヒッチは「そりゃあ男の子だもん」「アニの重大な情報が気になるのもわかるわ」と返す。アルミンが「僕が悪かったから、入場禁止だけはどうか」と言うと、ヒッチは「そんなことしないっての」「アニも話し相手が私だけじゃ退屈でしょ?」「まったくあんたは、寝てるだけなのに何でモテるのさ」と返していく。

ヒッチが「あの子に熱を上げるのもいいけど、世間がどうなってんのかわかってる?」「これ読んで」と言うと、アルミンは「「兵団が権力に固執するあまりエレン・イェーガーを不当に拘束」「義勇兵を裏切り利益を独占か」」「兵団への疑念が過熱していってる」と言う。ヒッチが「兵団は民衆が満足いく回答を何も言ってくれないしね、そりゃあ無理もないわ」と言うと、アルミンは「かと言ってジークの存在や「地鳴らし」の件を明かすわけにはいかない」「早く、僕らでエレンの真意を確かめないと」と返す。

兵団本部の前で「エレンを解放しろぉ」と民衆が騒ぎ立てていた。

そこにミカサが現れ、「行こうアルミン」「ようやくもらった時間を無駄にできない」と言う。

ミカサとアルミンはザックレーのいる部屋に入る。

ザックレーは「君達とエレンを面会させることはできない」と伝えていく。アルミンが「どうしてでしょうか?」と聞くと、ザックレーは「義勇兵とエレンの接触が明らかになったからだ」「エレンは10か月前から義勇兵と密会していたことをひた隠しにして今回のマーレ強襲劇に及んだ」「現在は密会を企てた首謀者や関わった者への調査が続いている」「少し前なら君達の提案を受け入れられたかもしれないが、エレンは今回の発覚を受けて以降黙秘したままだ」「彼が単独で過ごしたマーレでの時間についても依然として空白のまま」「当然今の状態のまま「実験」を行うわけにはいかない」「これは義勇兵から我々兵政権に対する重大な主権の侵害だ」「恐らく、エレンはジークに操られていると我々は見ている」「他ならぬ君達だから話したが、くれぐれも内密に頼む」と答えていく。ミカサが「エレンはどうなりますか?」と聞くと、ザックレーは拷問用の椅子をチラッと見る。アルミンが「しかし総統、エレンが黙秘するのでしたら尚のこと彼を幼少期から知る僕達二人がお役に立てるのではないでしょうか!?」「確実にエレンから真意を聞き出せるとは申しませんが、試して損はしないはずです」と言うが、ザックレーに「事態はより慎重を期す、話は以上だ」と話を終わらせられてしまう。

ミカサが「なぜ?」「アルミンの言う通り損は無いはずなのに、どうしてダメなの!?」と聞くと、アルミンは「考えられるとしたら、兵政権は既にエレンを見限っているのかもしれない」と答える。新兵たちがザックレーの部屋に入っていく。

アルミンが「もしそうだとしたら、「始祖」の継承者選びも始まってる」と言うと、ミカサは「あの部屋の会話を聞いてくる」と返す。アルミンが「まだそうだと決まったわけじゃないだろ?」「今兵規違反を犯しちゃまずいよ」と言うと、ミカサは「いいえ、状況がこうなった以上は兵団の方針をいち早く知る必要がある」「何があっても私はエレンを」と返すと、危険を察知しザックレーの部屋で起こった爆破をなんとか回避していく。

ザックレーの死体が外に飛んでくる。

ザックレーの死を受け、「俺達の怒りが届いたんだ」と民衆が騒ぎ立てる。

コスロが「ザックレー総統の私物である「特注の椅子」、これにん爆弾が仕掛けられたとみている」「総統を含む4名の兵士が犠牲になった」「犯人も、その目的も不明」と報告していく。

ハンジが「彼なら一日中私といたし、義勇兵は全員軟禁中だ」と言うと、コスロが「では他に考えられる勢力は?」と聞き、アルミンは「あの椅子は、新兵に運ばせたと総統を申しておりました」と答える。ナイルが「どこの新兵だ?」と聞くと、アルミンは「総統は新兵とだけ仰っていましたが、しかし、僕とミカサは総統の部屋を訪れる数分前に、本部から走り去る新兵を見ました」「調査兵団です」と答える。ナイルが「調査兵団と言えば、エレンの情報を外に漏らして懲罰を受ける物共がいると聞いたが、まさか」と言うと、「緊急事態です」「エレン・イェーガーが、地下牢から脱走しました」「巨人の力を発動させ一瞬で抜け穴を穿ち、そこから逃走した後、穴を塞ぎ追跡から逃れました」と報告が入る。

エレンはフロックたちと合流していく。

エレンが「多いな、何人いる?」と聞くと、フロックは「ここにいる者以外にも俺達の味方はもっといる」「俺達を懲罰房から逃がし、今日ここで落ち合うようお前に伝えた看守も皆兵団内に潜んでいる」「ダリス・ザックレーを爆弾で吹き飛ばした者もいる」「兵政権がお前の「始祖」を都合のいい奴に継承させるよう進めたからだ」「このエルディア帝国を救える奴はお前しかいないのにな、エレン・イェーガー」と答えていく。エレンは「ジークの居場所を特定する、それだけだ」と言う。

街にはピークが潜伏していた。

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